NASのHDDを4TBに改装2015年01月29日 23時59分

去年の3月にNETGEARのNASケース、ReadyNAS102と共に、RAID1を組むためにWDのNAS用HDDであるRedシリーズの3TBを2台導入しましたが、早くもHDDの残量が残り10%となってしまいました。
写真データ自体は1.5TB程度ですが、妻のPCのデータのバックアップなど、色々入るとそれなりに容量を食いますね。

というわけで、まだ購入から10ヶ月ですが、早々にHDD改装となりました。

WD Red WD40EFRX

購入したのは、同じWestern DigitalのNAS用HDDであるRedシリーズの、WD40EFRX、4TBのHDDを2台です。
このところの円安で、1台18,500円程度とそこそこいいお値段が2台、結構でかい出費ですが、大切なデータを入れるものですから、仕方のない出費です。

NASware3.0になっていた

今までの3TBのHDDからおよそ1年違いですが、NASwareが3.0にアップデートされています。
NASwareについて、あるいはNAS用HDDがなぜ必要化については、メーカーHPに書かれているとおりです。
もしNASに一般のデスクトップPC用のHDDを使うとしたら、止めはしませんが、デスクトップPC用HDDは、1日8時間程度の想定稼働時間で、振動の影響は考慮していません。
使えないわけではないですが、NASの用途では信頼性の面で劣るということになります。


さて、ReadyNAS102のHDDの改装です。
このNASのに限らず、RAID1を組んでいる最近のNASは、ほぼ間違いなくホットスワップに対応しています。
ホットスワップとは、電源投入状態のままHDDの付け外しが可能なことです。
1台のHDDに障害が出たとしても、障害が出たHDDを外して新しいものに交換することで、もう1台の既存HDDから自動的に新しいHDDにデータをコピーして、RAID1を復元する機能が備わっているからです。

これを利用すれば、HDDの容量アップも容易に可能です。もっとも、この改装と再構築中に、元のHDDに障害が発生した場合は、色々と厄介ですが。

まずは、2台のHDDのうちの片側のみを取り外します。もちろん電源投入のまま取り外せます。

2台のうち1台のHDDのみを取り外す

こちらが外したWD Red 3TB。NASwareは2.0なんですね。


新しい4TBを取り付け

そのまま4TBのHDDに交換して再度NASに取り付けます。
NASは新しいHDDを検出すると、自動で環境構築を開始します。もう1台の3TBのHDDからデータを自動でコピーします。


ブラウザからNASの管理画面を表示させます。

NASが新しいHDDを検出し再構築を開始

ログには、古いHDDが取り外され、新しいHDDを検出して、再構築した旨が記録されていますね。


データをコピー中

新しいHDDへのデータコピーが進行しているのがバーグラフで表示されています。

表示では6時間程度で完了するようでしたが、実際には8時間近くかかりました。
新しい4TBへのデータコピーが完了したら、もう1台の3TB HDDを外して4TBに改装することで、同じようにデータコピーが開始されます。

さて、外した3TBのHDD2台は、まだまだ新しいですし、データ容量もそれなりにありますから、別途使用する予定です。
それはまた後日紹介。