Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを導入してみた2014年10月20日 23時27分

スライドコピーアダプタES-1の紹介が先になってしまいましたが、それを取り付けるためのMicroレンズ(Nikonは等倍までのレンズは、MacroではなくMicroと称しています)も導入しました。

Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

今回導入したのは、新型のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDではなく、あえて古いAi AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dです。もちろん中古。
なぜ古いDタイプにしたかは、今後べローズなんかも使ってみたい、中間リングも使ってみたい、と言った時に、絞りリングのあるDタイプの方が、何かと都合がよいと思ったから。もちろん、Gタイプの半額以下で手に入るというのも大きいですが。
スライドコピーもそうですが、室内での物撮りレンズとしても使いたかったのもあります。
とはいえ、新しいGタイプの評判も上々なので、気にはなっていますが。


このレンズ、Dタイプになる前の、AFレンズ初期のSタイプの時代から同じ光学系を使用しています。
四半世紀以上前に設計されたレンズが、未だ新品で買えてしまうのがすごい所ですが、長い期間発売されているため、中古市場でも比較的在庫が豊富で、よく見かけるレンズです。

外装は、90年代までの、高価ではないNikkorレンズに見られた艶消しのエンジニアリングプラスチックで、使い込むとテカるものですが、このレンズはそのテカりもなく、光学系も埃もほとんどなく非常にきれいで、あまり使われなかった個体でしょう。


フォーカス無限遠時

このレンズ、特長は奥に引っ込んだ前玉で、レンズフードいらないじゃん、って思っていましたが…


等倍時

はい、ご覧のように、マクロ域になると、この前玉がかなり出てくるのがわかります。
撮影中は、ここまで前玉が出ていることに気づかず、ふと見たときにレンズが壊れたかと思っちゃいました(汗
ですから、屋外でマクロ撮影する際は、やっぱりレンズフードは必要です。
昔ながらのねじ込み式フードHN-22が適合します。買わないとなぁ。
ちなみに新しいGタイプの方は、インナーフォーカスなので、フォーカシングしてもレンズが伸びません。

使ってみると、久々のボディ駆動AFは案外動作音もうるさくなく、思ったほどAFも遅くはありません。
また、DxOMarkのスコアは、意外にも新しいG型と大差なく、むしろ解像度は勝っています。

Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED


ボケ味は少し硬めで、しかしシャープネスはなかなかよく、いかにも少し古いNikkorらしい描写です。
高画素のD810でも、この描写を余すことなく楽しめます。

まつげにピンを合わせてみました

動き回る子供をこのレンズで撮るのは難しい…ふと静止した瞬間をパチリ

開放ですが、ピントが合った部分のシャープネスはなかなか。
MF操作は、ちょっと面倒なA-MリングをM側にすることで可能。Aのポジションでは、フォーカスリングが動作しない構造。
最近はフルタイムマニュアルフォーカス可能なAF-Sレンズ(一部安価なレンズはフルタイムMF非対応)が主流なので、この古い操作系は久々です。

等倍撮影はこんな感じ

レンズキャップをパチリ。等倍だとここまで寄れます。

中間リングも欲しくなってきました(笑

コメント

_ りー ― 2014年10月24日 17時51分42秒

これは良い買い物をしました。絞りリングもついていて、レンズ単体で等倍までいけますし。いい選択です!

F4がメインの時代に使い倒したレンズです。実はこの時代のマイクロ60mmと105mmはプロの間でも現在でも使用している人が多いんです。物撮りで著名なある写真家も愛用しています。

ひとつ思い出すのは、レンズ鏡胴先端部分と繰り出す部分との間に、時々指を挟んで痛い思いをしたことです。構え方によりますが、ご注意ください。

_ やまろ@管理人 ― 2014年10月24日 23時45分33秒

りーさま

ありがとうございます。
そうですね、まさにうちの親父も、F4にこのレンズ(Sタイプ)を組合せていました。80~90年代の定番でしたね。
絞りリング、これは重要です。接写リングやベローズを使うのに、Gタイプだと何かと不都合が多いので、助かります。

指挟むのですね。注意しないと。
フードも買わなければですね。

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