半分倒壊した日窒鉱山アパート ― 2014年09月01日 23時53分
まもなく登場か? Nikon D750 ― 2014年09月03日 23時12分
型番から見て分かる通り、実質的に既に生産完了となって久しいD700の後継機を思わせる内容のようです。
発表は、来週11日あたりとされています。
出ている噂をまとめると、
・FXフォーマット2400万画素
・秒8コマ連写
・51点AF
・91k RGB測光センサ
と、画素数はD610と同等ながら、連写速度を秒8コマとし(D700+MB-D10の連写速度と同じ)、51点AF(D700も51点AF)、D4SやD810と同じ91k RGBセンサを備えたカメラになるようです。
言わせてもらっていいでしょうか?
もっと早く出してほしかった!!!
D800→D810と、3630万画素の高画素機を使ってきたやまろでありますが、実のところ欲しかったのは、D700の後継機。D800が登場した時点で、なぜかこの機種が後継機とされ(画素数大幅アップの反面、連写速度大幅ダウン)、当時中級クラスのFX機が欲しかった身としては、事実上選択肢がD800しかありませんでした。
D300ユーザーでもありますし、当時はまだ戦闘機やヘリなど動きモノを結構撮っていたので、画素数より連写速度は重要でした。
もっとも、D800の高画素を持て余すと思いきや、トリミング耐性が相当あるため、DXクロップによる連写(D800ではDX時最速秒6コマ)という撮り方を覚えたのも事実ではあります。
何より、D800の画質は、たとえクロップしても、D300を大きく上回るものでしたから。
このD750が予想通りのスペックで登場すれば、D4Sジュニアにふさわしい、バランスのとれた連写機になることは間違いありません。
フィルム時代のF5に対するF100、近年ならD3に対するD700であります。
思えば、D700登場も衝撃的でした。D300を買って、ちょうど1年後のことでした。
D300もよいカメラですが、やはりDXフォーマット機のファインダは、それまでフィルム一眼レフを使ってきた人間からすれば小さすぎる。
D700は連写速度も秒8コマ、51点AFを搭載し、ファインダ視野率こそ100%ではないものの、D3と同じセンサを使用、と言うのが本当にうらやましいカメラでした。当時としては高速連写可能であり、51点AFとD3と同じ高感度耐性、スペックも今の水準で見てもそう色褪せていない。
なるほど、今でもハイアマチュアでD700ユーザーが多いのは、連写だけでなく、D3譲りのゆとりのあるセンサと画質だからですね。
さて、D750、今欲しいかと問われると、ここ2年生活が大きく変わり、連写を求めるような戦闘機などの動きもの撮影は行かなくなり(と言うよりなかなか行けなくなった)、動きモノでも撮る対象が子供、といった具合ですし、廃墟撮影にも連写は必要ないですし、D810の画質には十二分に満足しているので、静観です。
連写撮影については、望遠と連写撮影に強いニコワンに任せてもいいかな、と言う考えも最近はあります。(とはいえ、先日の富士総合火力演習では、結局ニコワンよりD810メインで撮りましたが)
でも、もし2年半前、D800とD750があったとしたら、あの当時であれば確実にD750を選択したでしょう。
D750は、ハイアマチュアのオールラウンド機として、バランスが取れた機種だと思います。
ただ、D700後継機種がなかなか出なくて、D800/D810を買ったユーザーはかなりいます。やっと出てくるのは、うれしい反面、遅すぎた、と言う複雑な心境を抱く人は多いでしょう。
D750が登場するとしたら、D300S後継機種は恐らくないでしょう。
ライバルのCanonから、EOS 7D MarkIIの登場が噂されていますが、Nikonの場合は、FX機でクロップが使える強みがありますし、今更APS-Cの上級機を作るメリットはないと思います。
仮にD750がクロップで秒10コマになるなら、7D MarkIIに対するNikonの回答、と言うことになるでしょう。
写真は、D810をベースとしたフェイク画像と思われます。
可動式液晶なのに、液晶保護カバーの取り付け穴がありますし。
EPSON GT-X980発表 ― 2014年09月04日 23時12分
毎年ドイツで開催される、写真関連イベントのフォトキナ2014の開催日、9月16日が近づくにつれ、カメラや写真用品関連の新製品発表が相次いでいますね。
今回はカメラではなく、スキャナの話題。
EPSONから、フィルムスキャン対応の新型フラットベッドスキャナGT-X980とGT-X830が発表されました。
上級機のGT-X980は、先代X970から実に7年ぶりのモデルチェンジとなります。
民生スキャナ唯一の、4X5や8X10といった大判フィルムスキャンにも対応する本格派モデルです。
X980の大きな変化点としては、以下の通り。
・アンチニュートンリング処理されたアクリル板のフィルムホルダ対応
・バックライトにLED光源採用
このアンチニュートンリング対応のアクリル板フィルムホルダ、ついに来たか!といった感じです。
フィルムは、判が大きくなるほど、平面性を保つのが難しくなります。
平面性を保てないということは、本来あるべき位置よりフィルムが前後することにより、フォーカスが保てず、ぼやけてしまうために解像感が低下します。
これがフラットベッドスキャナ最大の欠点で、フィルム専用スキャナのように構造上AFもついていないので、スキャン解像度はフラットベッド型の方がむしろ高いのに、実際にスキャンすると、解像感はフィルム専用機の方が高いのです。
では、アクリル板などで挟めば平面性を保てるのでは、となるかもしれませんが、アクリル板を挟むことで発生するニュートンリング干渉で、実際には縞模様が映ってしまうため、これまでのフィルムホルダは、フィルムの淵を挟み込むだけの構造でした。
ニュートンリング干渉が発生しないアクリル板を採用したX980では、この平面性の問題が大きく解消されると期待されます。
長年、このフィルムの平面性は、スキャンする上で大きな障害で、苦労するところでしたから。
ただ、このアクリル板への傷、埃や汚れが付くことによる弊害も考えられますが。
LED光源も、すでに下位機では採用されており、かつてのNikonのフィルムスキャナCOOLSCANでは、初期のモデルから使われていました。安定まで時間がかかる蛍光ランプのバックライトと比べて、安定性が高く、すぐにスキャンができるLED採用は、やっとか、という思いです。
X830は、X820の後継機で、今私が使っているX750と同じラインです。
手持ちのX750、古いのでまもなく修理対応不可となります。
フィルムスキャンも、まだしばらくは行いますし、古いフィルムも、そろそろきちんとスキャンし直して保存したい、というのもあり、GT-X970を検討していた矢先の新型発表。
すぐには買いませんが、いずれは欲しい機種です。
別途、フィルムスキャナのNikon COOLSCAN IVもあるものの、専用機なので今でも画質は良いと思う反面、Nikonはすでに販売終了して久しく、ソフトも更新は終わり、壊れたら修理も不可能。
ヤフオクではCOOLSCANは今でも高値取引されており、SUPER COOLSCAN 9000EDを除き、すでに修理も不可能なので、購入ははっきり言ってリスキーです。
私が改変した64bit OS用ドライバで何とか動くものの、純正スキャンソフト自体が10年以上前の設計で、いろいろと限界も見え始めています。
いずれは、35mmフィルムも、フラットベッドスキャナで取り込まなくては、となると、検討するのはX980となります。
ただ、光源の変更、フィルムホルダの変更以外、大きな変化がなく、むしろフィルムの取り込みコマ数は減少しているため、考え方によっては、価格が下がってきているX970を導入するのも手かな、と思っています。
その価格差は2万円。悩ましいですね。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8Gの噂 ― 2014年09月06日 00時22分
http://nikonrumors.com/2014/09/03/rumors-for-a-new-nikon-20mm-f1-8g-lens-with-nano-coating.aspx/
Nikon Rumorsは英語サイトなのに、目ざとく日本語のTweetをネタにしていますね。やるな。
D750の噂より気になるのが、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8Gですね。
最近なにげにf/1.8ラインを充実させ始めたNikon。この焦点距離と明るさのレンズは、かつてSIGMAから発売されていましたが、最近の高性能なSIGMAレンズの前の世代で、いつの間にかディスコンに。
最新設計のレンズで、この広角が出るなら、今持っているAiAF 20mm f/2.8Dの買い替えに調度良い。
やっぱり広角はズームより、単焦点レンズのほうが性に合っている気がします。
この手の廃墟撮影なら、じっくり撮れるので、単焦点で全く問題なし。
AF-S 16-35mm f/4G ED VRの手ぶれ補正も有難いけど、もう一つ解像感があればといった具合なので。
少しずつ秋空になってきましたね ― 2014年09月08日 23時59分
Y水力発電所跡 HPに掲載しました ― 2014年09月10日 23時58分
最近はブログ更新で手一杯で、なかなかHP更新に着手できていませんが、去年のGW撮影の写真をやっとこさアップしました。
埼玉のY水力発電所跡の写真です。
今回は、PicasaのHTML作成で、お手軽に作ってみました。
プラグインもいろいろ適用すれば、結構見られるページに仕上がりそうです。
当ブログには、検索エンジンからいらっしゃる方がほとんどですから、当方未だ飽きずに、弱小で20世紀的なHPを運営していることを知らない方も多いかも(笑
時間があれば、あれこれ手直ししたいですが、当HP、作り始めたのはワタシがまだ学生の頃。時間はいくらでもあったし、向上心もあった(?)
あれから十数年、今や結婚して子供もいるYamaroでありますから、歳は取るものですね(笑)。つまり、時間がないのであります。
書きたいことはそこそこあるのですが…
さて、日窒鉱山廃墟2013と2014の写真もほぼ仕上がっているので、こちらも近日公開したいと思います。
そう宣言して、なかなか出来なかったりしますが。
【2003年の写真】厳ついコンクリアパート ― 2014年09月12日 00時20分
ネタがないので昔の写真を掘り出した。
懐かしのCOOLPIX2500での撮影。何故か+1.0露出補正して、露出オーバーしている。
これは山梨に住んでいた時に撮ったもの。
厳つい古いアパートがあったので、つい撮ってしまった。
エントリに廃墟を入れてしまったが、この当時はもちろん現役。
今でも現役かはわからないけど、名前からして、日本人オーナーじゃなさそうな。
今見ると、この当時のデジカメは本当にダイナミックレンジが低いし、色も変。
この当時のAWBの精度の悪さを加味しても、緑かぶりしすぎているな。
http://www.yamaro.net/mycam/coolpix2500/coolpix2500.html
当時のワタシが書いたレビュー記事を見ると、画質は結構良いみたいに書いてますね。あああの当時としては悪くはなかったと思いますが、この写真のように曇天だと、とたんに変な色に転ぶ傾向にありました。
当時はキャリブレーションもしていないCRTでしたし、今の水準で見てはいけないですね。
本来はD600後継機? Nikon D750発表 ― 2014年09月13日 11時58分
かねてから噂になっていた、D750。
D750、そのネーミングにより、様々な憶測が交錯しました。
Nikonには、かつてD3ジュニアと呼ばれた、D3と同じセンサを搭載し、最大秒8コマ連写が可能だったD700(2008年発売)という名機が存在しました。今でもD700を愛用するハイアマチュアは多く、この機種の後継機をずっと求めていました。
ところが、2012年登場したのは、連写の遅い高画素機のD800、コンセプトがまるっきり変わったカメラであり、D4ジュニアと呼ばれる機種は発売されず。
かつて、20万円台で買えたFX機のD700、DX機のD300/D300sは、いずれも秒8コマ連写可能でしたが、現在秒11コマ連写可能なD4S以外では、D810のDXクロップで秒7コマが速いほう、という現状。
そんな中、D750というネーミングは、D700後継機を髣髴とさせるものであり、Nikonファンは期待したのです。
書く言う私も、D810ベースのボディで、2400万画素の8コマ連写機であれば、かなり理想的な一眼レフになるだろうと思っていました。
ところが、ふたを開けてみると、D750、どちらかというと、D610の後継機ですね。
D610後継機として見ると、Wi-Fiを内蔵しつつ、10gですがD610より軽量化され、AFが新型51点になるなど、バランスのとれたスペックアップと思えるでしょう。
アイピースシャッターのない角型ファインダだったり、シャッターが1/4000秒まで、シンクロ1/200秒、10ピンターミナルやシンクロターミナルがないなど、D810の低画素版、というには、ちょっと厳しい。
もちろんスペックだけで語っても仕方ないのですが、こういうカメラって、"このスペックならこういうのが撮れそう、こういうシステム拡張が出来そう"という夢や憧れを抱かせなければ、商売として厳しいですよ。Nikonのマーケティングは、その辺りどう考えているのでしょう?
元々、D600のダスト騒動で、大した変更もなくD610にモデルチェンジ。これがNikonの想定外の誤算と思われ、仮にD600のまま今まで発売されていれば、時期的にモデルチェンジしてもおかしくないですから、このD750も、本来ならD600後継機の「真のD610」として出ていたかもしれません(あくまで私の推論)。
D6x0にしておけば、ここまでガッカリ感を味わわなかったと思うのですが。
さて、真のミドルクラス連写機は、果たしてNikonから今後出る余地はるのか? 現状では、限りなくなさそうですね…。
CanonからEOS 7D MarkIIが秒10コマ連写とか、全点クロスセンサの65点AFとかの噂が聞こえてくると、Nikonファンとしては羨ましく思えてきますね。
D610、D750、D810の比較表を掲載しておきます。
D610 | D750 | D810 | |
発売年 | 2013年10月 | 2014年9月 | 2014年7月 |
フォーマット | ニコンFXフォーマット(35.9x24.0mm CMOS) | ニコンFXフォーマット(35.9x24.0mm CMOS) | ニコンFXフォーマット(35.9x24.0mm CMOS) |
有効画素数 | 2426万画素 | 2432万画素 | 3635万画素 |
画像処理エンジン | EXPEED3 | EXPEED4 | EXPEED4 |
ファインダ | 視野率約100% 倍率0.7倍 | 視野率約100% 倍率0.7倍 | 視野率約100% 倍率0.7倍 |
アイポイント:21mm | アイポイント:21mm | アイポイント:17mm | |
オートフォーカス | 39点(中央9点クロスセンサ、7点はf/8対応) | 51点(中央15点クロスセンサ、11点はf/8対応) | 51点(中央15点クロスセンサ、11点はf/8対応) |
マルチCAM4800(-1~+19EV) | アドバンストマルチCAM3500II(-3~+19EV) | アドバンストマルチCAM3500FX(-2~+19EV) | |
連写速度 | 約6コマ/秒 | 約6.5コマ/秒 | 約5コマ/秒 (MB-D12使用時:DXクロップ最速約7コマ/秒) |
測光 | 2016分割RGBセンサ | 91kピクセルRGB ハイライト重点測光搭載 |
91kピクセルRGB ハイライト重点測光搭載 |
ISO感度 | ISO100~6400 (拡張:ISO50~25600) |
ISO100~12800 (拡張:ISO50~51200) |
ISO64~12800 (拡張:ISO32~51200) |
ミラーアップ撮影 | 対応 | 対応 | 対応 |
シャッター速度 | 1/4000~30秒(X:1/200) | 1/4000~30秒(X:1/200) | 1/8000~30秒(X:1/250) |
アイピースシャッター | 非内臓(アイピースカバーDK-5付属) | 非内臓(アイピースカバーDK-5付属) | 内臓 |
視度調整 | -3~+1 m-1 | -3~+1 m-1 | -3~+1 m-1 |
対応レンズ | Gタイプ:対応Dタイプ:対応AF-S/AF-I:対応VRレンズ:対応Aiレンズ:対応(開放f値登録でマルチパターン測光可)Auto Nikkor:非対応(Ai改造にて対応) | Gタイプ:対応Dタイプ:対応AF-S/AF-I:対応VRレンズ:対応Aiレンズ:対応(開放f値登録でマルチパターン測光可)Auto Nikkor:非対応(Ai改造にて対応) | Gタイプ:対応Dタイプ:対応AF-S/AF-I:対応VRレンズ:対応Aiレンズ:対応(開放f値登録でマルチパターン測光可)Auto Nikkor:非対応(Ai改造にて対応) |
コマンドダイヤル | 2ダイヤル | 2ダイヤル | 2ダイヤル |
インターバル撮影 | 対応 | 対応 | 対応 |
動画撮影 | 1080/30p (720/60p) | 1080/60p | 1080/60p |
内蔵マイク | モノラル | ステレオ | ステレオ |
オートブラケティング | 対応 | 対応 | 対応 |
多重露出 | 対応 | 対応 | 対応 |
HDR | 対応 | 対応 | 対応 |
スピードライト(フラッシュ) | 内蔵(i-TTL BL調光対応) オートFP発光対応 外部SBにてi-TTL BL調光に対応 |
内蔵(i-TTL BL調光対応) オートFP発光対応 外部SBにてi-TTL BL調光に対応 |
内蔵(i-TTL BL調光対応) オートFP発光対応 外部SBにてi-TTL BL調光に対応 |
シンクロターミナル | 別売のホットシューアダプタAS-15にて対応 | 別売のホットシューアダプタAS-15にて対応 | 内蔵 |
10ピンターミナル | - | - | 内蔵 |
モニタ | 3.2型約92万ドット | 3.2型約122.9万ドット | 3.2型約122.9万ドット |
USB | USB2.0 | USB2.0 | USB3.0 |
記録媒体 | SD(SDHC/SDXC UHS-I)ダブルスロット | SD(SDHC/SDXC UHS-I)ダブルスロット | CF(UDMA7)+SD(SDHC/SDXC UHS-I)ダブルスロット |
Wi-Fi | 別売のワイヤレスモバイルアダプター WU-1bにて対応 | 内蔵 | 別売の通信ユニットUT-1+ワイヤレストランスミッターWT-5にて対応 |
防塵・防水対策 | - | 対応 | 対応 |
バッテリ | EN-EL15 | EN-EL15 | EN-EL15 |
撮影枚数 | 約900コマ(EN-EL15使用) | 約1230コマ(EN-EL15使用) | 約1200コマ(EN-EL15使用) |
重量(バッテリ+カード含む) | 約850g | 約840g | 約980g |
木更津で大渋滞にハマる ― 2014年09月14日 23時58分
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDがなかなか魅力的 ― 2014年09月15日 23時58分
先日金曜日13時のNikonから新製品発表で、どちらかと言うと注目していたのが、新しい広角単焦点レンズ、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G
EDですね。
なにしろ、20mmの広角単焦点の発売は、Dタイプのf/2.8D以来、実に20年ぶりです。
近年、広角ズームレンズも多く発売されるようになり、一般ユーザーには使用頻度の低い超広角レンズは、単焦点での発売は少なくなっていただけに、朗報ですね。
ワタシもAi AF Nikkor 20mm f/2.8Dユーザーだけに、D810のような高画素一眼レフにふさわしい新設計レンズが発売されたのは非常に嬉しく、早速次の購入候補に上がりました(笑
広角はAF-S 16-35mmも所有していますが、やっぱり単焦点のほうが、自分の撮影スタイルに合っている気がします。もちろん、16-35mmはVRが付いていることや、よく使う35mmの画角をカバーしていて、使い勝手の良い広角ズームですから、これはこれでスナップにはちょうどいいです。
Nikonのf/1.8単焦点レンズは、これで20, 28, 35, 50, 85mmが揃いました。値段もそこそこですし、写りは十分よい、f/1.4より安価で軽量(それでもAiAFのDタイプの頃よりは大きく重くなっていますが)、取り揃えたくなってしまいますね。
これで、Nikonの20mmレンズは、最新からマニュアル時代のものまで3本、他メーカーにはできないラインアップです。
例によってスペックを表にまとめてみました。
やはり、新型は大口径かつ、AF-Sモータを搭載する関係上、大きく重くなっていますね。
ちなみに、表を見て分かる通り、AiAF f/2.8DとAi f/2.8Sは光学系は同じで、AFかMFかの違いとなっています。
実売価格はともかく、発売開始年やレンズ口径、レンズ構成を考えると、定価ベースで見ても、新型はそう高くはないと思います。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED | Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D | Ai Nikkor 20mm f/2.8S | |
発売年 | 2014年9月 | 1994年 | 1984年 |
最大口径比 | 1:1.8 | 1:2.8 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 11群13枚 EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚 ナノクリスタルコート |
9群12枚 | 9群12枚 |
撮影距離情報 | 伝達可能 | 伝達可能 | 不可 |
最短撮影距離 | 0.2m | 0.25m | 0.25m |
最大撮影倍率 | 1/4.3倍 | 1/1.83倍 | 1/1.83倍 |
絞り羽枚数 | 7枚(円形絞り) | 7枚 | 7枚 |
絞りリング | なし | あり | あり |
最小絞り | f16 | f22 | f22 |
フィルタサイズ | 77mm | 62mm | 62mm |
寸法 | 82.5(最大径)X80.5mm | 69(最大径)X42.5mm | 65(最大径)X42.5mm |
重量 | 355g | 270g | 260g |
価格 | \100,000(税別) | \78,000(税別) | \98,000(税別) |
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