ストリップフィルムホルダでスキャンした2019年04月07日 07時36分

コマ間不揃いでも、COOLSCAN Vで多少はスキャンできたわけですが、うまくスキャン時にコマが合わなかったものもあり、フィルムのオートローダーを、ストリップフィルムホルダに切り替えて、1コマずつスキャンしました。

Nikon Photomic FTN + AI Nikkor 50mm f/1.2S Fujifilm NEOPAN ACROS 100

この日は晴れていたので、ISO100のNEOPAN ACROSでは、AI 50mm f/1.2Sの絞り開放では、Nikon Fの最高シャッタースピードである1/1000秒は足りず、f2~4に絞って撮影しています。

Nikon Photomic FTN + AI Nikkor 50mm f/1.2S Fujifilm NEOPAN ACROS 100

不思議なもので、同じレンズをD850に装着して撮ると、カメラが高解像度というのもありますが、とてもピントの山とか細かいことが気になります。

Nikon Photomic FTN + AI Nikkor 50mm f/1.2S Fujifilm NEOPAN ACROS 100

でもフィルムで撮ると、不思議と気になりません。多少ピントが外れていてもいいじゃん、って思います。
フィルムをデシタル化したときの、シャープネスの違いなのかもしれませんが。スキャン時には、ほんの僅かだけアンシャープマスクはかけていますが、基本的にカリカリにはしません。

フィルムだから、デジタルだから、というチープな論議はネット界隈では嫌というほど見てきましたが、どっちが良い悪いじゃないんです。
デジタルは便利でよいのですが、たまにはフィルムで撮るのも楽しい、そんなスタンスです。
実態が残るフィルムってのも、やっぱりいいですね。

デジタルから入った方は、フィルムがある意味新鮮に感じるでしょう。
逆にフィルムからやっていた人は、デジタルの恩恵をたっぷり受けて、もうフィルムに戻らないか、逆にデジタルを受け付けないか、その両極端は多いですが、多様性の時代ですから、どっちも楽しんじゃいましょうよ。


Nikon Photomic FTN + AI Nikkor 50mm f/1.2S Fujifilm NEOPAN ACROS 100