DC-Nikkor 135mmでお仕事&プライベート撮影2019年11月12日 06時39分

先週末は、子供の保育園の卒業アルバム用プロフィール撮影2回目でした。

プロフィール撮影の様子

D810とDC-Nikkor 135mm f/2D

前回に引き続き、D810とAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dが活躍です。
赤外線コマンダーにもなるD810の内蔵フラッシュのおかげで、余計な機材を買わずにワイヤレス増灯できます。
そして、こんなにもDC-Nikkor 135mmが活躍するなんて!
正直な所、135mmって中望遠としては長すぎる印象があったのですが、使ってみたら長いけど、程よい距離感が得られる(というか距離を置かざるを得ない)ため、結構自然な表情が得られる気がします。

ほんの数年前までは50mmレンズも苦手だったのが、今では好きな画角になりつつあるように、135mmもまた、心地よい画角になりつつありますね。

撮影は無事終了しましたが、子どもたちが集まると、自然とどこかで遊ぼうという話になり、ご近所の公園へ。
AF-S 70-200mmも持っていましたが、実はDC-Nikkor、外での撮影はしていなかったので、良い機会ということで、DC1本で撮影してみました。

その中で気がついたこと。
DCリングをR側(Rear側)にセットして撮影すると、被写体の距離(大体10m前後)と光線の向きや強さによって、軸上色収差が目立つことがわかりました。

DX-Nikkor 135mmのDCリングセット時の軸上色収差

トリミングしてわかりやすくしていますが、元々DC-NikkorのDCリングは、リングを調整することで、意図的に球面収差の補正量を、F側(Front側)に回すと過剰補正気味に、R側では補正不足にすることで、ボケ味をコントロールします。
今回のこの作例、R側にセットしていましたが、この状態で強い太陽光が横から入ると、軸上色収差の影響で、輪郭に紫色が出る場合があるようです。
軸上色収差は、光の波長によってピント位置が異なることにより発生する、色ズレで、一般的な撮影用レンズは、これが発生しにくいように低分散ガラスを使用しています。
DCレンズの場合、球面収差不足のR側にセットすると、おおよそ被写体から10m程度の距離では、この軸上色収差が目立つようです。

DC-Nikkorの軸上色収差を補正した作例

上の写真は、Capture NX-Dの軸上色収差補正で、補正後の画像です。色ズレの輪郭が軽減されているのがわかります。


DC-Nikkorの軸上色収差

これはもっとわかり易い例で、すべり台の部分をトリミングしたものです。
軸上色収差が、滑り台手すりの手前と奥で出方が違うのがわかります。
奥側のほうが色ズレが大きいですね。距離が遠くなるほど、色ズレが目立ちますが、更に遠方になると、ボケが強くなるため逆に軸上色収差は目立たなくなります。

ということで、DC-Nikkor、DCリングR側で美味しい部分は、撮影距離最短~5mまでの被写体なのかな?と思います。
今回このテストができてよかったです。レンズの特性を知ることが出来ました。

DC-NikkorのDCリングR側目一杯

DCリングをR側に目一杯回した状態。球面収差によりソフトフォーカス気味に見えますが、ちゃんとピントの芯は出ています。
面白いレンズですよ。

入間基地航空祭2019 ブルーインパルス フェニックス2019年11月13日 06時30分

入間基地航空祭2019のブルーインパルス。天候が悪く、第5区分だったため、航過飛行のみとなりましたが、その時GX7MK2で撮った動画を。

こういう動画撮影には、マイクロフォーサーズ機は便利ですね。
ただ、この撮影で使用しているレンズ、G.VARIO 14-140mm/F3.5-5.6は、どうもズーミングがスムーズではなく、引っ掛かりがあるんですよね。もう少しなめらかにズーミングしたいですね。
ついでにいうと、GX7MK2、外部マイクも付けられるといいな~。

退役の進むC-1輸送機2019年11月14日 06時56分

入間基地航空祭といえば、毎回遠方に退役機が停まっているのが確認できます。

●C-1(78-1025)
C-1(78-1025)

70年代から31機製造されたC-1ですが、初期製造のものから退役が進んでいます。
20番代はまだ現役の期待が多いですね。


●C-1(58-1013)
C-1(58-1013)

エプロンから遠方には、退役したC-1が3機確認できました。
013号機は、1975年製造の機体で、去年(2018年)の航空祭でも、この場所に停まっているのが確認されていて、その時はまだ垂直尾翼は健在でしたが、今回は取り外されていました。
2018年の春頃までは現役だったこの機体、退役して1年以上経過しているはずですが、まだここに残っているのは、部品取りのために維持されているのか、はたまた解体費用がつかずに放置されているのか?
かつて、大雪で格納庫の屋根が崩壊し、整備中だった海上自衛隊のP-3C哨戒機が破損した時も、長いこと機体が置かれていましたが、あれは元々退役予定ではなかったために、解体予算が付けられず、長いことそのままになっていた…と識者より聞いたことがあります。
C-1の場合は、予定された退役でしょうから、部品取りなのかな?

退役したC-1

こちらも垂直尾翼を取られて、機種も向こうを向いていて、機体番号が確認できません。左の機体は、10番台かな?
まだエンジンのカウルは外れていますが、エンジン自体は取り付けられていて、これから取り外すのでしょうか? 最近退役したのかな?
といろいろ妄想しますが、こうして解体されていく様を見るのは、寂しい限りですね。

さらば905号機2019年11月15日 06時49分

先日11月5日、RF-4Eの905号機が、百里基地航空祭を待たずに退役したとのこと。
自分にとっては、10月28日に撮影した写真が、最後の飛んでいる姿となりました。

●RF-4E改(47-6905)
RF-4E改(47-6905)


RF-4E改(47-6905)

スペマなので、恐らく百里基地航空祭では、地上展示となるはずです。洋上迷彩機も、現役で飛べる機体は後1機だけかな?
今年度いっぱいの、唯一の偵察機部隊、第501飛行隊最後の航空祭、楽しみですね。

続々と退役するファントム、後1年ちょっとが勝負です。

こちらは2011年8月に撮影した、まだ洋上迷彩ではなかった頃の905号機。

RF-4E改(47-6905)

緑の迷彩も、日本のリコンファントムらしくてカッコいいですね。

RF-4E改(47-6905)

この当時はまだNikon D300とAF-S 70-200mmに2倍テレコンで撮影していた時代。
ただ、滑走路の改修工事で、手前側で離着陸していた頃なので、DXフォーマットの400mmでなんとか撮れていました。

富士山がきれいに見える季節2019年11月16日 07時44分

初冬の富士山
気温と湿度が下がってきて、景色がきれいに見える季節になってきました。 遠方の富士山も、ベランダからくっきり見えます。 ここ何日か、ベランダにはD810とAF-S 70-200mmを三脚に設置しっぱなし、カメラ電源もコンセントからの供給なので、バッテリ残量を気にせずに、タイムラプス用のインターバル撮影が出来ます。 これがまあなかなかうまく行かないと言うか、こういうスッキリ晴れた天気ばかりではありませんから、日没付近を撮りたいのに、ちょうどその時間だけ曇って何も見えないとか、結構あるわけです。 なので、毎日撮ってみるしかないわけです。 今年はうまく富士山に日没するシーンが撮れるといいな。

鯉のいるうどん屋さん2019年11月17日 07時52分

栃木の妻の実家へ来ています。
移動途中に、お昼を食べに立ち寄ったうどん屋さん。
あの名優、三船敏郎ゆかりの家を移動させて改築したというお店、立派な池もあります。

天下一うどんの庭

天下一うどんの池

この写真の上にも池があって、かなり広い。鯉に餌やりできます。

立派な鯉

立派な鯉ですねぇ。

そろそろ次のタイヤの選定を2019年11月18日 06時26分

週末は妻の実家でした。
関東圏では、まだ路面凍結するほどの気温にはなりませんが、妻の実家にタイヤを置かせてもらっていて、次帰るのは正月ということで、早めのタイヤ交換止まりました。

PRIMACY3からVRXへ

4シーズン目となるBRIDGESTONEのVRXですが、少し硬くなってきている気はしますが、昔のスタッドレスと比べると、硬くなりづらくなっていますね。溝もまだ十分あります。
交換後も、一般道ならノーマルタイヤと遜色なく走れてしまうのも、今時のスタッドレスらしいですね。

それより、外したMICHELINのPRIMACY3、こちらがそろそろ限界かも。

溝が残り少ないPRIMACY3

正確に測っていませんが、溝の残量が4mmくらいでしょうか。
FFのミニバンだから、フロントの減りが早いと思いきや、割と全輪均等に減っています。
スリップサインには、まだ到達していませんが、スリップサインギリギリまで使うのは危険です。
学生の頃、雨の日にギューンと空転して、タイヤを見たら溝がスリップサイン到達…というハイドロプレーニングを経験をしているので、あそこまで放置しちゃダメってのを痛感してます。

ということで、次のタイヤ選びをしなければですね。
候補としては同じMICHELINの新モデルのPRIMACY4、BRIDGESTONEならPlayz PX-RV辺りかな。
一度REGNOやADVAN dB辺りのコンフォート最上位系も履いてみたいのですが、オーバースペックかな?

ドスパラ×ENERMAX共同開発電源ユニット EXR750AWT-DPを買ってみた2019年11月19日 05時48分

今年の5月に、PCの買い替えを行い、マザボがASUS X470-PRO、CPUはRyzen 7 2700X(このあと出た第3世代はかなり評判が良くて…)となりましたが、ここのところ電源ON時に、BIOS画面(正確にはUEFI画面)でフリーズして、何度かリセットしないと起動しない症状が出てきました。

大昔買った、BIOSTARのマザボで、寒い時期に同様に起動しない事象があって、あの当時は安マザボのコンデンサの品質がよくなかったのもあったと思いますが、近年は自作PCパーツも、コンデンサの品質などかなり向上してまして、昔ほどこういった不具合は出づらくはなりました。
が、こうして今まで何ともなかったのに不具合が出るということは、何かしらのパーツに問題があるということになります。

さすがに、まだ半年程度の仕様で、マザボ側に不具合が出るとは考えにくく、まずは根っこから改善しましょう、ということで、今回は前のPCから引き続き使用している6年モノのATX電源ユニットを新調することにしました。

それまで使用していたのは、ENERMAXの700W電源、ETA700AWT-Mでした。
うちはグラボも外部電源が必要なものは使用していないので、この程度で十分です。ある程度余裕を見て700Wとしていました。

今回選んだのは、同じENERMAXですが、ドスパラとコラボしたという750Wの「ERX750AWT-DP」を選択してみました。

ENERMAXブランドでも、750Wかつ80PLUS GOLD認証のものは、1.5万円程度ですが、こちらは1万円強と、3割ほど安い。
ちなみに、型式から見ると、ベースとなった電源は「EXR750AWT」のようで、入っている中身も一緒。
共同開発と言っても、実際にドスパラが開発できるわけもなく、実質専用に安く卸しています、といったところでしょうね。

●ETA700AWT-MとERX750AWT-DPの比較
これまでのETA700AWT-MとERX750AWT-DPとの比較

お手頃価格、それでいて、これまで使っていた電源は80PLUS BRONZE認証でしたが、今回のものは80PLUS GOLDと上位認証となっています。
数年前と違い、今ではGOLD認証のものが主流のようです。
ランクが上になるほど変換効率が高いということですが、一般にはGOLDで十分な品質の電源と言えるようです。
PLATINUMやTITANIUMというのもありますが、よほど大出力の電源が必要とか、オーバークロックマニアでもない限りは、そこまで必要なさそうです。

というわけで、物が届きました。
箱、大きいですねぇ。

EXR750AWT-DP

中身は脱着式の周辺機器用電源コード類や、今まではなかった電源コードの抜けどめも付属。
ただ、相応にコストダウンされていて、これまでの電源が、マザボ側やCPUに供給する電源コードが、太めの網目シースで覆われていたのに対し、ドスパラコラボのこの製品は、そういったシース類はありません。
また、周辺機器電源出力も、5系統から3系統に減っています。もっとも、光学ドライブも今は必需品ではなく、SSDもM.2タイプが主流で、別途電源供給が必要な機器も減っているので、それほど問題はないでしょう。
一番上の写真で前の電源と比較していますが、電源の筐体が少し大きくなっているのがわかります。

で、早速交換。

ERX750AWT-DP取り付け完了

電源ON! お、BIOS画面で止まらず一発起動できました。やはり電源?
しかし問題が…

「カラカラカラカラ…」

おお、ファンから異音が。
最初、ケースファンにケーブルが接触でもしていたかと思い、開けてみたけど問題なし。
この異音は電源ユニットから聞こえてきます。まじかー! ってことで初期不良ですね。電源ユニットを外して、エアダスターでファンを回して見たところ、同じ用にカラカラ音がしたので、恐らく電源ファンのベアリングが不良品の出る可能性が高いです。とほほ…

もちろん返品交換です。ああめんどくさい。
何が面倒って、ケースの裏のケーブル類の着脱が面倒。

旧電源に戻して、商品を返品。
その間にBIOSのアップデートを行ってみた所、起動不良が解消。どうやらBIOSが原因だったようです。
そういや、ASUS PRIME X470-PROのBIOS Ver.5216にした後から症状が出ていたような…。しかも毎回ではないのが、気づきを遅らせた理由ですね…。
Ver.5220にしたら、起動不良は出なくなりました。

数日後、代替品が届きました。今度はファンも大丈夫なようです。
結果的に、電源不具合ではなかったわけですが、6年ものの電源を交換するきっかけにはなったかなと思います。

何年ぶりかに行った「こもり家」2019年11月20日 06時27分

久しぶりのラーメンカテ発動。
東京に引っ越してから、すっかりラーメンカテゴリが少なくなりました。東京は圧倒的にお店は多いけど、選択肢が多すぎて返ってよくわからない。
地方都市ぐらいが丁度いいんですよ。

というわけで、先週妻の実家に行った際に、栃木に住んでいた頃はちょくちょく行っていた「こもり家」に、何年かぶりに行ってきました。

こもり家

開店当初は、オーナーさんの趣味? ホンダのS800がお店の脇に置いてあったのですが、いつからかなくなってしまいました。


▼こってり味噌黒
こってり味噌黒

こちらは妻が頼んだものですが、味噌はこってりながら、焦がしにんにくと、味噌の甘味のバランスが良く絶品。

▼つけめん黒
つけめん黒

自分は、このお店では初めてな、つけめんの黒。
こちらもなかなか。やはり焦がしにんにくが良いアクセントになっていて、よくある豚骨魚介系のスープとまた一味違った感じです。
ベースのスープにパンチとまろやかさが両立した感じですね。

久々に行きましたが、長く続くお店はやっぱりそれだけのものがあるようですね。

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒2019年11月22日 06時46分

1日開けてしまいましたが、水曜日は、行きつけの日本酒の美味しいお店での定例会でした。

色々飲みましたが、感動の1本はこちら。

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒

最近我が家でもブームの濁酒ですが、これがまたすごかった!
大倉本家の金鼓(きんこ) 水酛仕込み 濁酒です。

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒

水酛仕込という、生酛づくりなどのベースとなったとされる酵母で、なんと600年も前に作られた酵母が蔵に住み着き野生化したとあります。現代の日本酒の起源のようなお酒なわけですね。
日本酒度はなんと-41!
-30までは飲んだことがありますが、-41なんてのは始めて見ました!
でもこれが酸味もあってか、全然甘すぎないんですよ。もっと甘い濁酒はたくさんありますが、これは口当たりのよう甘さで、酸味もあるので、口に甘さが残らない感じです。そしてちゃんと辛さもあります。すごいです。

いつも酒ばかり載せていますが、ここのお店は食事も美味しいです。

鮭の白子

鮭の白子! 鍋以外で初めて食べました。ンマイ~

ハツ!

お店の名前も「串●●」なので、串焼きも美味しいのであります。ハツ美味かったなぁ。