Nikon D850がSnapBridgeのWiFi直結モードに対応 ― 2019年05月10日 06時36分
手持ちのD850では、ファームウェアCをVer1.03からVer1.10にアップデートすることで、以下の機能が追加、改善されたようです。
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- • SnapBridge と Wi-Fi で直接接続できるようになりました。
- ※ 詳しくは、本機能の説明が記載された「使用説明書追加記述のご案内」の使用説明書をご覧ください。
本機能を使用する場合、以下のソフトウェアをバージョンアップしてください。 - • SnapBridge:Ver.2.5.4以降
- • 以下の現象を修正しました。
- - 周辺部のフォーカスポイントで合焦しにくい場合がある。
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SnapBridgeは、従来からWi-Fi接続に切り替えるモードを備えていますが、はてこの改良はどんな意味が?
周辺フォーカスポイントの合焦改善は、素直に良いですね。
それではアップデート開始!
SDカードか、XQDカードに新しいファームウェアファイルをコピーして、カメラに入れます。
セットアップメニューの「ファームウェア」を選択すると、「バージョンアップ」と表示されます。
なお、私はSDカードにバージョンアップファイルを入れましたが、普段は撮影データはXQD書き込みにしているため、そのままだと「バージョンアップ」が表示されませんでした。
この場合は、XQDカードを抜いてSDカードだけの状態にすることで、表示されました。
この辺りは少し不親切な設計ですね。
「バージョンアップ」を選択すると、現在のバージョンと、新しく書き込むバージョンが表示されるので、「はい」を選択。
ファームウェアバージョンアップ中は、肩の液晶にも「PG UP」表示されます。
バージョンアップ完了すると、ファームウェアバージョンのCがVer1.10となります。
D850の場合、4種類のバージョンが表示されます。この内「LD」のバージョンは、レンズの歪み補正データとなりますが、下2つは何なのでしょうね?
スマホ側のSnapBridgeは、既にVer2.5.4にアップ済み。
スマホからSnapBridgeを立ち上げたら、右上の「・・・」をタッチすると、Wi-Fi modeの表示となります。
D850は、セットアップメニューの「Wi-Fi」から「Wi-Fi接続を開始」を選択すると、以下のSSIDに接続するように促されます。
後はスマホ側から上記のSSIDにWi-Fi接続することで、SnapBridgeと接続されます。
で、これのメリットはというと、Bluetoothによるペアリングをしなくても、SnapBridgeで画像転送できる、それだけです。
なので、従来から自分のスマホとBluetoothでペアリングしている場合は、特段メリットはありません。
タブレットなど、複数の端末がある際に、メインのスマホとは別に画像転送したい場合など、ペアリングせずに意図的に画像転送したい場合には便利かもしてません。
ちなみに、この機能で接続すると、カメラ側のBluetoothはOFFになってしまうため、普段Bluetoothでカメラとペアリングしている場合は、あとでBluetoothをONに戻す必要があります。
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