Nikon ベローズ PB-4を入手!2019年01月11日 06時51分

Nikon BELLOWS FOCUSING ATTACHMENT PB-4

年明け早々、入手できました。
Nikonのベローズ、PB-4です。
元箱付きで、箱には「Nikon BELLOWS FOCUSING ATTACHMENT PB-4」と記載されています。

ここ3年位探していましたが、なかなか値段と状態の折り合いがつくものがなく、しかもここ最近、相場も上がり気味なので、見つかってもなかなか手が出しづらい値段でしたが、今回は納得行く価格でした。

状態はよく、蛇腹も破れやカビなどの汚れもなく、各部動作もウルトラスムーズ! 感動す覚える精密さと剛性感。

PB-4は、70年代の製品と聞いていますので、つまりは40年以上前のものです。
Nikon F2が現役だった頃の製品ですからね。

何をするものかというと、ここで説明するより、HPを観ていただいたほうが早いかな。

http://redbook-jp.com/redbook/rfpc/pc.html
https://www.yaotomi.co.jp/blog/used/2010/04/-nikon-bellows-pb-4.html

ベローズは、超絶マクロ撮影が可能になる他、バックフォーカスの長いレンズであれば無限遠撮影も可能ですし、PB-4は他のNikonベローズにはない、シフトとアオリ撮影が可能です。

これで、EL-NIKKORも更に楽しく使うことが出来ます。
何撮ろうかな?

ベローズPB-4を使って接写してみた2019年01月12日 07時59分

昨日届いたベローズで、早速遊んでみました。

Nikon PB-4 + AIAF Micro 60mm + D810

ボディはD810を装着。
ベローズNikon PB-4は、40年以上前のものですが、現代のデジタル一眼レフにも、おなじFマウントなので問題なく装着可能です。
ベローズ側のボディ装着側マウントは、露出系連動や絞り連動などの機構は一切ないシンプルなものです。

ただし、当時のフィルムカメラの形状に合わせて作られているためか、グリップの大きいデジタル一眼レフでは、ボディ取付時にグリップがPB-4に干渉してしまいます。このため、中間リングをボディとPB-4の間に噛ますことで、干渉を防ぐことが出来ます。

ボディとベローズが鑑賞するのでPK-12を挟んだ

Nikonの中間リングだと、PK-12より長いチューブを挟めばよいかと思います。写真はPK-12を使っています。
まずは、AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dで撮ってみます。

被写体はこちら。

ゴディバのチョコレート

先日妻がアウトレットで買ってきたゴディバのチョコレートです。

AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは、それ単体で等倍撮影が可能です。
最短撮影距離の等倍撮影で撮ると…

AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D等倍撮影

直径3cmくらいのチョコが画面いっぱいに写ります。

これに中間リングPK-13を挟んでみると…


AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D+PK13

さらに寄って撮影できます。これでもだいぶ寄れる感がありますし、使い勝手は中間リングだと、レンズとボディの間に挟むだけなので、悪くはありません。
当然マクロ領域なので、被写界深度は浅く、ピントはシビアです。

なお、Nikonの中間リングは昔からあるものなので、電子接点がないために、レンズのCPUは使用できなくなります。
また、マニュアルフォーカスになりますが、マクロ領域はAFは使い物になりませんので、それはそれで問題ないでしょう。
D810やD850など、Nikonの中級クラス以上の一眼レフには、非CPUレンズもマニュアルで焦点距離情報や最小絞り情報を設定できます。これらはAIレンズであれば、絞りリングの動きと連動して、絞り値をボディ側に機械伝達できます。
上の写真は、Exifではレンズが58mmとなっていますが、これは非CPUレンズで60mmという焦点距離が、Nikonにはなかったからです。
ちなみに、電子接点を備えた中間リングは、KENKOから発売されていますので、D5000系やD3000系のボディやGタイプレンズを使うのであれば、そちらのほうが便利でしょう。


さて、いよいよベローズPB-4を使用した写真です。

AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D+PB-4

おお! ぐっとよれますね。
ただ被写体が平面で変化があまりないのが残念。
埃まで写っていますね(汗

次回はEL-NIKKORを付けてみましょう。

ベローズPB-4を使って接写してみた(その2)2019年01月13日 07時20分

ベローズPB-4に、今度はEL-NIKKOR 50mm f/4を取り付けてみました。

EL-NIKKOR 50mm f/4 + PB-4

EL-NIKKORは引き伸ばし機用ですが、こうした接写撮影にも使用可能です。
EL-NIKKOR自体はL39スクリューマウントで、今回はL39→M42ヘリコイドユニット→Fマウントアダプタを使用して取り付けていますが、ベローズなのでヘリコイドユニット自体はなくてもよく、そのうちL39→Fマウントアダプタは入手したいと思います。

EL-NIKKOR 50mm f/4 + PB-4

絞りはf11に設定していますが、ベローズは、元々撮影用レンズでもないので自動絞りはないEL-NIKKORであろうが、Fマウントレンズであろうが、絞りは実絞りなので、絞るとファインダは暗く、ライブビューでも限界がありますので、まずは絞り開放でピントを合わせてから所望の絞りに設定する必要があります。

EL-NIKKOR 50mm F4 + PB-4で撮影

わかりにくい被写体なので、若干シャープネスは上げていますが、なかなかどうしてMicro 60mmよりよく写りますね。
元々、引き伸ばし機用レンズとしての撮影倍率に近いからなのかな? 中間リングやベローズでの接写に耐えうるレンズですね。
こんなにコンパクトなレンズが、フルサイズのイメージサークルをカバーするのは面白いですね。

せっかくなので、同じEL-NIKKORで、わかりやすい被写体も撮ってみました。

液晶ディスプレイを接写

ハイビジョン以前のブラウン管テレビだと、目を近づければ走査線が見えましたが、最近の液晶ディスプレイは、目を近づけてもなかなか見えないものです。
こうしてRGBのカラーフィルタの色の組み合わせで発色しているのがよくわかりますね。

一万円札を接写

こちらも接写の定番、一万円札のクローズアップ。
「日本銀行」の「銀」の文字は、インクの厚みが感じられます。また紙の繊維質も見えます。

一万円札のクローズアップ

鳳凰像のクローズアップ。
いや本当に細かい! ここまで細かい印刷、よくできるなぁと感心します。

植物なんかも撮ってみたいですね。

中目黒にて2019年01月14日 06時33分

先日土曜日、所要があり中目黒に行ってきました。まあ飲み会ですけどね。

中目黒は何度か行っていますが、駅南側は初めてでした。
でもなかなか雰囲気はいいですね。
変にゴミゴミしていないし、割とオシャレな感じなのに、値段は恵比寿や赤坂あたりと比べても高くないです。
意識高い系でもないし、下町みたいな感じでもないし。
中目黒は、目黒川の桜が有名で、あの時期あちら側はかなり混みますが、南側はどうなんでしょうね?

中目黒にて


あぐー豚の盛り合わせ

あぐー豚の盛り合わせ、これが想像以上に柔らかくてよかった。

もつ鍋

ジンギスカン鍋でのもつ煮。てっぺんで持つ肉を焼きつつ、どんどん汁が減りつつ食べるという。これはこれで。

中目黒にて

さりげなくオシャレ。それでいて妙に意識高い感じもない、こういう雰囲気はいいですね。

中目黒にて

また行きたいなぁ。

夜スナップ2019年01月15日 06時35分

調べて終電になんとか間に合ったと思ったら、乗り継ぎ駅で乗ろうと思った電車が出てしまっていた。
なんで?
ちょっと遅れたんだろうね。
仕方ないので、最寄り駅ではないけど、なんとか歩いて帰れる範囲の駅まで行く電車にぎりぎり乗れたので、そこから歩いて帰った時の写真(前提が長いw)

公園夜スナップ

公園夜スナップ

どちらもGX7MK2のRAWで撮影し、L.モノクローム、軟調、ガンマカーブ調整したものです。そのままでは街灯周辺以外真っ黒に潰れていましたが、案外持ち上がるものです。
このカメラのセンサはSONY製なのかもですが、SONYセンサは暗部の階調は割と強いのかな。NikonのSONYセンサ搭載カメラもそんな感じですが。

メインカメラはフルサイズになりましたが、こうしたスナップにはマイクロフォーサーズがちょうどよいですね。手ぶれ補正も効きますし、暗部の階調も、そりゃフルサイズセンサに比べたら悪いに決まっていますが、ようはセンサの特性を理解して撮って処理すれば良いのですよ。
フルサイズだからいいとか、マイクロフォーサーズや1インチセンサだからダメとか、そういう単純な話ではないのです

ニコンミュージアム企画展 吉田六郎写真展「雪の結晶」を観てきた2019年01月16日 06時36分

昨日は某セミナーを受けに行っていたのですが、そのセミナーが品川のすぐ近くだったので、セミナー終了後、急ぎ品川へ足を運びました。

高さ1.5mの線路下トンネル(品川)

途中、図らずも有名な、品川駅近くの高さ1.5mの線路下トンネルを通ることに。
本当に低い! 通れる車は限られ、セダンとバンくらいです。タクシーのクラウンコンフォートや、プロボックスしか通っていませんでした。
いわゆるタクシーの穴場抜け道として使われてきましたが、クラウンコンフォートも生産完了し、トヨタはJPN TAXI、日産もNV200がタクシー専用車となっていて、ここは通れません。
ちなみの歩行者も、大人だと首をかしげるか腰を曲げないと天井にぶつかります。

貴重な体験でした。

2019年最初のニコンミュージアム企画展は、吉田六郎写真展「雪の結晶」で、3月30日までとなります。

ニコンミュージアム企画展 吉田六郎写真展「雪の結晶」


雪の結晶の撮影方法

ちょうどベローズを手に入れたばかりなので、こうしたマクロ撮影の世界はまさにタイムリーな感じでした。
もちろん、雪の結晶は、ベローズだけで撮影できるものでは決してなく、温度管理はもちろんのこと、ライティングやフィルターの設置など、美しく浮かび上がらせるための様々な工夫がなされていることがわかりました。

展示は説明パネルとドキュメンタリー映画、写真がメインで、ややこじんまりとしており、撮影装置の展示がないのは残念でしたが、こういう困難な撮影はチャレンジしてみたいものですね。

ニコンミュージアムで超望遠レンズを考察する2019年01月17日 06時41分

ニコンミュージアムには、期間限定展示の他に、常設展示ももちろんあります。
今回、超望遠レンズをチェックしてきました。

現行のAF-S 800mm f/5.6E, 600mm f/4E, 500mm f/4E, 400mm f/2.8Eと、一番右にあるのが現行品ではありませんが、かつて受注生産していたン百万円AI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f5.6-8P IF-EDも、触れる状態で展示してあります。
これらをマウントしている三脚ってなんだろうと気になりまして、それもチェックです。

Nikonの超望遠レンズ軍


ロクヨンことAF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VRには…

Manfrotto MVT535AQ+

Manfrottoの三脚、MVT535AQに、雲台がMVH502AHでした。雲台は、型式的にはフラットベースなのですが、三脚は、ビデオ用に水平出しが可能なボール雲台をマウントできる三脚です。
これに、ハーフボールを組み合わせて、フラット雲台を取り付けているようですね。ふむふむ、このビデオ雲台は耐荷重7kgですが、ロクヨンとD4Sの組み合わせができるのですね。
レンズで4kg弱、カメラボディが1kg程度ですから、余裕はないですが、耐荷重的には問題ないですね。

この雲台はオイルフルードでなめらかな操作性を確保している半面、温度によりオイルの硬さが変わって操作性が変わるということで、冬季など寒い場所での撮影にはあまり向かないようです。

DAIWA DSV-77

ゴーヨンにはDAIWA DSV-77が。こちらはもろビデオ三脚ですが、最近は超望遠レンズ搭載のスチルカメラでも、なめらかにレンズを振れて、操作性も良いことから、ビデオ雲台を使うことが多いようですね。
こちらも耐荷重は7kgです。

Nikonロクヨンとゴーヨン

ロクヨンとゴーヨン、長さの差よりも、太さの差が大きいですね。
ゴーヨンが人気なのも、値段が大口径超望遠レンズでは安価(とはいえ100万円近い)なのもありますが、ロクヨンよりは径が細く軽量で、取り回しが良いのもあるのでしょうね。

NIKKOR-P 105mm f/4(for bellows attachment)2019年01月18日 06時52分

Nikon PB-4 + NIKKOR-P 105mm f/4

ニコンミュージアムに常設展示される、ベローズPB-4と、ベローズ用ニッコールレンズ、NIKKOR-P 105mm f/4です。

Nikonのベローズには、Fマウントレンズを装着できますが、ベローズ専用に設計された、フォーカシングのためのヘリコイドを持たない、絞りリングのみのFマウントレンズが、この展示の105mm f/4のレンズです。

これのレンズを使うことで、ベローズPB-3では0.9倍、PB-4では1.3倍の撮影倍率で撮影が可能です。

ベローズを使って、この撮影倍率は、今の水準では物足りないですね。

例えば、現行のレンズであるAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/af-s_vr_micro-nikkor_105mm_f28g_if-ed/spec.html)では、レンズのみで等倍(1.0倍)撮影が可能です。

この当時のMicro-Nikkorレンズは、レンズ単体で0.5倍程度の撮影倍率しかありませんでした。このため、当倍以上でのマクロ撮影は、中間リングやベローズを使うことになりますが、ベローズはかさばるので、屋外での撮影は大掛かりになって不便ですね。

これがベローズが廃れてしまった理由の1つですが、もちろんEL-NIKKORなどの引き伸ばしレンズを使うことで、余裕で等倍を超える撮影が可能だったりしますので、ベローズニッコールの出番は案外少な方のかもしれませんね。

なお、本レンズについては、ニコンカメラの小(古)ネタさんが詳しいです。
http://nikonfan.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/105mmf4_f80b.html

BUFFALO WXR-1900DHP3を導入2019年01月19日 07時50分

これまで使っていた無線LANルータ、BUFFALOのWRZ-1750DHP、最近時々無線通信が不安定だったり、寝室の端だと通信が2.4GHz帯ですら不安定になってきたことから、代替品として、同社のWXR-1900DHP3がお安くなっていたので、導入しました。

BUFFALO WXR-1900DHP3
貧乏くさく保護テープそのまま(笑

スペックとしては至って平凡、11acは1300bpsで、これまで使っていた1750DHPと同じですし、2.4G帯の11nが450bpsから600bpsになった程度です。
WRZ-1750DHPが、購入したのが5年ちょっと前だったので、この5年、あまり進化がないのかなあというのが正直な感想です。
1750DHPは、ちょうど11acが出始めた頃で、この機種はまだ正式版が出る前のDraft版11acでした。あの当時は、スマホを含め、まだ周辺機器に11ac対応のものがなかったですね。

無線LANルータは、最新の11axのDraft版を搭載したものがASUSから発売されていますが、まだまだ高価ですし、周辺機器もこれから対応なので、まだ待ちの状況かな? これを導入するなら、有線LANも10Gbpsが欲しくなるところで、これは向こう数年の課題でしょうね。

WXR-1900DHP3の三面図

今回、ASUSも考えたのですが、あちらも多機能で良いのですが、コスパはBUFFALOのほうが良いかなと思いまして。
BUFFALOの無線LANルータは数台使ってきましたが、割と安定して使えているのと、USBポートを搭載していて簡易NASとしてもプリンタサーバーとしても使えます。
我が家はNASは既に導入しているので、簡易NAS機能はもう使うことはなさそうですし、唯一USBプリンタサーバ機能がこの機種にはあるのが利点ですかね。
実は、BUFFALOにはWSR-2533DHPシリーズという、安価かつもう一歩通信速度の速い機種も存在するのですが、この機種はUSBポートがないのです。
1900DHPシリーズは、外部アンテナなのも、今回の選択の1つで、今までの1750DHPのようなアンテナ内蔵機種は、設置環境によっては、電波を飛ばしづらいのでは、あるいは内部基板と電波干渉しやすいのでは…という気がしておりまして。


設定は、お引越し機能がWXR-1900DHP3に内蔵されているため、取説に従って設定内容を前のルータから移行しました。
ただ、これだけでは取りあえず使えるという程度で、細かい設定は結局ルータの設定画面にログインして設定する必要がありますね。


設定を終えて使ってみた感じ、寝室でも5G帯の電波がよく入るようになりました。
同一SSIDで、2.4Gと5G両方使える機能も新たに追加されたので、これまでのように2.4G帯と5G帯を別々のSSIDで使い分ける必要がないのも楽で良いですね。

人の金でカニ食べた!2019年01月20日 07時48分

ズワイガニ食べ放題

職場のイベントで、タダでカニを食べてきました。

お店は「まるごと北海道」というお店でしたが、世間では"北海道=カニ"なんですかね?

北海道民だってカニはめったに食べないですけどね…。

ズワイガニが、こんな感じでお皿に盛り付けられてきます。
ちなみに、胴体部分、つまりカニ味噌部分は別売りだそうです。よく出来たシステムですね。

食べ放題は、カニのオーダーは1時間までで、このお皿の盛りで3皿分を家族でいただきました。
案外食べられるものですが、子供の分も取り分けて、自分の分も解体して食べてと、結構忙しいですね。

腹いっぱい食べられました。