2018年中央観閲式予行(その5)2018年10月13日 06時47分

続きです。

●F-2A
F-2A

●F-15J/DJ
F-15J/DJ


いよいよ初めて関東の空を飛ぶライトニングIIです!

●F-35A(69-8702/8704)
F-35A(69-8702/8704)

F-35A(69-8702)

なんと! 予想外の展開! ブレイクした。

F-35A(69-8702)

機首上げのまま…

F-35A(69-8702)

ギアダウンして超低速飛行。ものすごくゆっくり飛べるのです。驚きました。

F-35A(69-8702)

ギアダウンのまま再び会場に低速進入。


F-35A(69-8702)

F-35A(69-8704)

これ本番でもやるのかな? 本番見る方はご参考に。

続いて車両の観閲行進。

●96式装輪装甲車
96式装輪装甲車

●輸送防護車
輸送防護車

●3 1/2トントラック
3 1/2トントラック

こういうときしか見られない、トラックのオープン状態。

●地上レーダ装置1号(改)JTPS-P23
地上レーダ装置1号(改)JTPS-P23

●11式地対空誘導弾
11式地対空誘導弾

不明車両→ネットワーク電子戦システム 電子戦装置II型
?

ウネウネパイプ

1トン半トラックに搭載されたこのウネウネパイプが何だか分からない。コメントに情報お待ちしております。
→ネットワーク電子戦システム(NEWS)の車両の1つ、電子戦装置II型だそうです。
広帯域の周波数に対応するため、4種類の車両がそれぞれ異なる帯域を担当するようです。ウネウネは恐らくアンテナなんでしょうね。


●偵察用オートバイ(KLX250)
偵察用オートバイ(KLX250)

●AAV7
AAV7

AAV7の隊員

●16式機動戦闘車
16式機動戦闘車の隊員

●89式装甲戦闘車
89式装甲戦闘車の隊員

●坑道掘削装置
坑道掘削装置

●NBC偵察車
NBC偵察車

●99式自走榴弾砲
99式自走榴弾砲

●10式戦車
10式戦車

●90式戦車
90式戦車の隊員

●AAV7
AAV7の隊員

以上、観閲式予行でした。

2018年中央観閲式本番(その1)2018年10月15日 10時21分

昨日はブログをお休みしましたが、中央観閲式の本番に行ってきまして。
Twitterのフォロワーさんが、前日にチケットがあると声をかけてくださり、行くことにしました。
元々、F-35Aだけでも撮りに行くつもりでしたが、観閲式の本番は行ったことがなく、せっかくなので妻に許可を得ていくことに。

当日。

雨です。予報より強く降っている…。

観閲式本番当日は雨から

中に入る頃には一度やんだのですが、また降ってきたりと天気がコロコロ変わる…
写真は天気雨になっていて、陽が出たりして止むかなと思ったらまた曇る。

歩哨犬

これは一時的に雨が止んだ時、歩哨犬がいました。
このあとしばらく降り続けましたが…

観閲式の晴れ間

おお、晴れ間が! ただ、この後晴れるかと思ったら、またパラパラ降り出して、不安定な天気には変わりなく。これは本番開始までそんな感じでした。なんだか富士山麓でやる総火演並みにコロコロ天気が変わりましたね。

●EC-225LP(JG-1024)
EC-225LP(JG-1024)

要人輸送機、スーパーピューマが降りてきました。

入場行進開始!

入場行進開始

この辺りの写真は割愛。予行も撮りましたしね。というかGX7MK2で動画を撮っていましたが、動画は難しい…。この写真もGX7MK2で動画を撮りながら。

しかしやはり本番、緊張感が違います。相当回数練習してきたのですから。

●女性自衛官部隊
女性自衛官部隊

●普通科部隊
普通科部隊

●海上自衛隊部隊
海上自衛隊部隊

海外の要人がバスで入場します。

海外の要人

開場の儀

やはり本番は違いますね。

続きはまた。

2018年中央観閲式本番(その2)2018年10月16日 06時32分

やはり本番、もちろん予行もビシッとしていますが、何でしょう? 全体的な緊張感が伝わっってきます。

儀仗隊入場

女性自衛官部隊

空挺部隊と海上自衛隊部隊

ん? 予行にはなかった光景は。

規制線部隊?

よく見ると…ロープを持っていますね。規制線部隊?とでも言うべきでしょうか。

大勢の報道陣

続々と入場する報道陣。緑のジャケットを着ています。さすが、総理大臣が来るだけありますね。

観閲官(安倍総理)入場

報道陣のカメラの先にいる、観閲官である安倍総理大臣が入場。SPが張り付き厳重警戒。手前に手すりが入り込んでいるため、写真のコントラストが落ちているのはご勘弁を。

儀仗隊栄誉礼

儀仗隊栄誉礼を受ける安倍総理大臣。長期政権だけに、この手の行事も慣れているでしょうね。

観閲部隊栄誉礼

続く…

CEATEC JAPANに行ってきました2018年10月17日 06時55分

CEATEC JAPAN  2018
技術動向確認ということで、行ってきました。

トレンドは、AI、画像認識、ディープラーニングですね。

それにしても幕張は遠いなぁ…。満員電車、普段乗らないので疲れました。

2018年中央観閲式本番(その3)2018年10月18日 06時41分

中央観閲式の続き。国旗掲揚が終わると…

観閲式仕様クラウン登場

初日の出仕様…じゃなくて観閲式仕様の180系クラウン登場。もう10年以上前の車両と思いますが、この手の車両はパレード以外では普段走行しないので、消耗も少なく、代替えも遅いのでしょう。

巡閲開始

観閲官である安倍総理大臣が乗り込み、巡閲開始。

巡閲

こういうシーンはなかなか見られません。

敬礼!

報道陣が移動

クラウンが走り去ると、報道陣が大移動(笑
この後戻ってくるので、報道陣も撮影場所が変わります。

安倍総理とSP

安倍総理と、睨みを利かすSP。
天候が迷走気味でしたが、この時は雨が降らななくてよかったです。

安倍総理大臣

安倍総理大臣

クラウンを運転する自衛官の腕時計がG-SHOCKなのが気になっちゃいました。こうしたフォーマルな制服にはちょっと似合わないな。

ローアングルで攻める

観閲官訓示を聞く自衛隊員と、ローアングルで撮影するカメラマン。どんな絵が撮れたかな?


観閲式をパノラマ撮影

パノラマ撮影してみました。これでも半分しか写っていません。右側にはさらに車両部隊も並んでいます。

下がって下がってー

訓示が終わると、観閲行進に向けて自衛隊員と車両部隊が移動開始するため、報道陣は更に下げられます。
大変ですね。

車両乗り込み開始

車両部隊は乗り込んで移動開始。
続きはまた。

2018年中央観閲式本番(その4)2018年10月19日 06時54分

続き。

観閲行進に向けて移動開始。

観閲行進へ

女性自衛官部隊

凛々しいですね。

下2枚はGX7MK2で動画録画中の静止画撮影。こういうのはミラーレスの特権ですね。

MLRS始動!

空挺降下


観閲行進が始まりました。

陸海空合同音楽隊

防衛大学校学生隊

高等工科学校学生隊

普通科部隊

観閲部隊と安倍総理大臣

本番ならではの1コマ。

続く…

2018年中央観閲式本番(その5)2018年10月20日 07時43分

観閲行進は続きますが…

航空自衛隊部隊

女性自衛官部隊

観閲飛行部隊が来ました。
この角度から見ると、地獄の黙示録ですな。

観閲飛行部隊

観閲飛行部隊指揮官機

●CH-47JA(52983)
観閲飛行部隊指揮官機

ヘリの編隊は撮影が難しいですね。全機入れるか1機だけ入れるか。

●OH-6D
OH-6D

●AH-1S
AH-1S

●UH-1J
UH-1J

●UH-60JA(43105)
UH-60JA(43105)

●CH-47JA
CH-47JA

●LR-2
LR-2

LR-2(23056)

●P-3C(5095)
P-3C(5095)

●P-1(5506)
P-1(5506)

航空自衛隊機はまた次回。

2018年中央観閲式本番(その6)2018年10月21日 09時28分

さて、観閲飛行の続きです。航空自衛隊の機体。

●C-2
C-2

C-2(88-1208)

予行で来た機体とシリアルが違う機体ですね。

●F-2A
F-2A

●F-15J/DJ
F-15J/DJ

いよいよF-35Aのお出まし。相変わらず天気が良くないのが残念…

●F-35A
F-35A

F-35A

予行の予習があったので、ベイパー含めバッチリ撮れました。

●F-35A(89-8709)
F-35A(89-8709)

F-35A(89-8709)

F-35A(89-8709)

F-35A(89-8709)

F-35A(89-8709)

つかの間の晴れ間から撮影。本当に一瞬だけの雲の切れ間。
ところで予行に来た機体とシリアルが違い、こちらは2018年度導入のできたてホヤホヤの新造機、709号機。

●F-35A(69-8702)
F-35A(69-8702)

F-35A(69-8702)

702号機は予行にも来た機体でした。

●輸送防護車
輸送防護車


普通科部隊

施設科部隊

普通科部隊

普通科部隊

●ペトリオットPAC-2発射機JM901
ペトリオットPAC-2発射機JM901

D850だと、銘板の型式やシリアルまで読み取れます。
ちなみに、このJM901発射機は、PAC-2までは発射可能ですが、PAC-3の発射には対応していないようです。

●87式自走高射砲
87式自走高射砲

そろそろ旧式化しつつある87式、後継車両はなさそうです。
さてここからは流し撮りに。

電子戦部隊

●ネットワーク電子戦システム 電子戦装置II型
ネットワーク電子戦システム 電子戦装置II型

予行ではわからなかった車両名判明。うねうねパイプは恐らくアンテナなんでしょうね。

●ネットワーク電子戦システム 電子戦装置III型
ネットワーク電子戦システム 電子戦装置III型

●ネットワーク電子戦システム 電子戦装置IV型
ネットワーク電子戦システム 電子戦装置IV型
ブレちゃった…

I型は展示されませんでしたが、トータルでネットワーク電子戦システム(NEWS)と言うそうで、2018年に配備されたばかりのできたてのホヤホヤ。それぞれが異なる周波数帯に対応するそうです。

●AAV7
AAV7

●16式機動戦闘車
16式機動戦闘車

●89式装甲戦闘車
89式装甲戦闘車

普通科部隊

●中距離多目的誘導弾
中距離多目的誘導弾

たたむと発射機はコンパクトですね。

●化学防護車
化学防護車

●衛生科部隊
衛生科部隊

●10式戦車
10式戦車

10式戦車

●90式戦車
90式戦車

続いて祝賀飛行で、米海兵隊のMV-22Bが登場。

●MV-22B
MV-22B

MV-22B

MV-22B

今回感動的だった、日米のAAV7の共同観閲行進。

日米のAAV7

日米のAAV7

日米のAAV7

観閲行進が終わり、国旗降下。

国旗降下

観閲官の安倍総理大臣が退場します。

観閲官(安倍総理)退場

安倍総理大臣が退場

SPが睨みを利かせる中、新型のLEXUS LSで退場しました。ちなみに「わ」ナンバーのレンタカーで、公用車を使わなかったのが興味深いです。要人専用のレンタカーLSなんでしょうね。


観閲式終了後晴れ間が

観閲式が終わってから晴れ間が出てきました。残念、後3時間位ずれていれば…。

観閲式入り口から

開場を後にします。
チケットを譲っていただいたTwitterのフォロワーさんに感謝。
自衛隊の皆様お疲れ様でした。

平原綾香コンサートツアー "Dear MUSIC” を観てきた2018年10月22日 06時32分

3年ぶりのコンサート、21年ぶりの代々木公園、そしてNHKホール。

代々木公園

覚えているものですね。代々木公園は21年ぶりに来たと思うけど、ああ、ここ通ったことあると。
若い時の記憶ってのは凄いです。

NHK

NHKを訪れるのも21年ぶり。高文連のNHK杯放送コンクールの全国大会以来です。

NHKホール

NHKホール、高校生当時に行った時は、大きい所だなと思ったものですが、今見ると小さくはないですが、大きいとも感じなかったですね。

15周年の平原綾香さんへ

平原綾香コンサートツアー ~Dear MUSIC~、デビュー15周年で、楽曲もこの15年で発表した曲を、まんべんなくやってくれました。
今回3年ぶりに見に行きましたが、毎回行くたびに思うのが、どんどん声が出るようになっていること。
山下達郎氏もラジオで、30代の頃より今のほうが声が出て調子もいい、と言っていましたが、初めて見に行ったデビュー3年目くらいのコンサートと比較すると、声量も声の伸びも、格段に良くなっていて、トークも貫禄がありましたね。

DVD化の折には、ぜひ購入したいと思います。最近BDを出していないので、できればBDで。もう4Kの時代なのですから。

ニコンミュージアム企画展「幻の試作レンズたち」(その1)2018年10月23日 05時49分

品川インターシティにやってきました。

品川インターシティにやってきた

もう先週のことになりますが、ニコンミュージアムの企画展「幻の試作レンズたち」ミラーレスZ 7が捉えた魅惑の描写、を観てきました。

ニコンミュージアム企画展「幻の試作レンズたち」
ピント合ってない(汗

Nikon初のフルサイズミラーレス「Z 7」に、Fマウントアダプタ「FTZ」を使用し、撮影した写真と試作レンズの展示となります。
2018年12月27日までとなっております。

試作レンズ10本を使った作品

50年代から80年代にかけて試作されたレンズのうち、10本を使って、Z 7で撮影された写真が展示されています。
なお、作品に自体の撮影は禁止です。上の写真は背景がボケているので、ギリギリセーフということで、実際の作品はニコンミュージアムでお確かめください。

撮影は瀬尾直道氏

撮影者は、元ニコンの社員で、写真家に転向した瀬尾直道氏。ものすごい経歴ですね。

●Nikkor-S Auto 105mm f/2.8
Nikkor-S Auto 105mm f/2.8

Nikkor-S Auto 105mm f/2.8

この当時、まだ非球面レンズは一般的ではなく、写真用レンズとしてはLeicaのノクチルックスが1966年に発売されたものが初だそうです。ニコンでも当時研究していたのは当然ですが、通常非球面レンズを採用するということは、球面収差を抑えるために用いることが多いのですが、このレンズはあえて球面収差を発生させているとのこと。
ただ、どの絞り値でも球面収差を発生させる、というのは商品としては難しかったのだと思います。
ちゃんとそれらしいシリアルナンバーが振られていて、何本か試作されたことを伺わせます。

作例は、柔らかな球面収差が発生しつつも、ピント自体はしっかり出ているよう思いました。

なお、105mmレンズ自体は、1971年にNikkor-P Auto 105mm f/2.5が商品化されています。レンズ構成も違う(Nikkor-Sは7枚、Nikkor-Pは5枚)ので、このレンズから派生したものではないと思われます。


●AI Nikkor 28mm f/1.4S
AI Nikkor 28mm f/1.4S

こちらも非球面レンズを使用した大口径レンズです。1985年に、すでに広角大口径レンズが試作されていたのですね。
Nikonでは、1994年にAI AF Nikkor 28mm f/1.4Dが発売されており、このレンズが後にAF化されて日の目を見たのでしょう。

描写は、Z 7でも何ら不足ない、素晴らしい写りでした。(作例を見ての感想です)


●GN Auto Nikkor 35mm f/2
GN Auto Nikkor 35mm f/2

フラッシュ撮影黎明期のレンズ。GN Nikkorは45mmが発売されましたが、GNはその1本だけだったことから、あまり需要がなかったのかもしれません。
レンズとしての性能は、何ら問題ないと思いますが、GNという特殊機構ゆえ、販売が難しかったのかもしれません。
なお、GN Auto Nikkor 45mm f/2.8は、1969年に発売されています。
ところで、この当時のレンズ名は、Nikkor-● Auto…でしたが、このGNレンズは、Auto NikkorとAutoとNikkorが逆に配されていて、レンズ構成を示す記号がありません。


●Nikkor 58mm f/1.2
Nikkor 58mm f/1.2



なかなか興味深いレンズです。伝説的なレンズとして語り継がれている、1977年に発売されたAI Noct Nikkor 58mm f/1.2(1982年にAI-S化)の試作レンズです。
Zマウントでも、Noct 58mm f/0.95として復活が予告されています。
このレンズの面白いところは、AI化されておらず、絞りリングは旧Nikkor Autoのままです。

描写はさすがNoct Nikkorの試作品だけあります。Z 7でもなかなかの描写でした。3次元ハイファイと呼ぶにふさわしいレンズです。
開放からコントラストが高く、サジタルコマフレアや球面収差を抑えた設計が描写に効いているようです。

Nikkor 58mm f/1.2の絞り羽根は7枚

ところで、このレンズの絞り羽根は7枚で、実際の製品のNoctも、初期型は7枚構成とのこと。
ちなみに、AI Nikkor 50mm f/1.2Sが9枚、Noctも後に9枚構成化されました。

本日はここまで。