Nikon Photomic FTNファーストショット2018年04月18日 06時29分

新宿エルタワー28階からの眺め
Nikon Photomic FTN + Nikkor-S AUTO 35mm F2.8(後期) Fijifilm NEOPAN ACROS 100



Nikonの旧MFカメラの期間限定オーバーホール上がりのPhotomic FTN、新宿のエルタワー28階にあるサービスセンターから引き取って、早速フィルムを詰めて撮影。

このカメラのファーストショットは1970年だが、オーバーホール後のファーストショットとは、ちょいと感慨深いものがありますね。

エルタワー28階は、エレベーターを降りると、新宿中心部から都内の隅々を見渡せるので、絶景スポットだったりします。新宿のNikonのショールームを訪れた人は、必ずこの景色を堪能し、写真に収めます。

まずシャッターを切って、シャッターボタンのストロークした時の感触、これがまず違った。
すっと押せるのです。
そしてミラーやシャッターの動きもスムーズ。グリスアップされて、シャッタースピードや露出計も調整もされているので、完璧です。


この撮影を行ったのは3月上旬、この時まだこの撮影で使用したフィルム、FujifilmのNEOPAN ACROSの終了は発表されていませんでした。
Fujifilmからモノクロフィルムが年内で消えてしまうわけですが、今は各種モノクロフォルムが発売されていて、もう大手メーカーが手がけるよりは、中小メーカーが様々な個性あるフィルムを手がける時代なのかもしれません。

Fujifilmは大手フィルムメーカーですから、ベンチマーク的存在として、NEOPANは残してほしかった気もしますが、やはり不採算部門は大手メーカーとしても切らざるを得ないのでしょう。

Photomic FTNは、NEOPAN ACROSを販売終了まで使ってみたいと思います。