保育園のお遊戯会の動画画質2017年12月10日 06時45分

昨日の保育園のお遊戯会、保育園の音響機材が不調で、演目中2回も幕が閉まってしまったものの、3回目で何とか娘の演目は無事終了。

スチルメインとは言え、お遊戯会は動画主体なのは言うまでもなく、周りのお父さんたちがコンパクトなビデオカメラで撮る中、一眼レフ2台で動画とスチル撮影しました。

今手持ちの機材で、これだけ動画画質が違う、というのを、動画そのものは顔が出てしまうので載せられませんが、動画から静止画を切り出してみたので、画質を比較してみました。

まずは2015年、娘2歳の初めてのお遊戯会、D810での2K/60p動画です。

Nikon D810の動画切り出し

ちょっと露出アンダーですが、悪くない画質です。


続いて2016年、娘3歳、2歳の時はほとんど動いていなかったのが、ちゃんとダンスできているのが成長を感じさせます。
この時もD810で撮るつもりだったのですが、録画開始ボタンをいくら押しても、動画記録がスタートしないというトラブルに見舞われまして、急遽サブ機のPEN E-P5で撮りました。

OLYMPUS E-P5の動画切り出し

フォーカスは行ったり来たり、そして何より、2K/30pという動画とは思えない、感度が上がっていたとは言え、そもそも解像感もなく、画像処理そのものが良くない印象。
その前に使っていた、さらにセンサが小さく古いNikon 1 V1の動画以下の画質です。
スチルの画質は良いだけに、動画画質の悪さがとても残念。


そして2017年、娘4歳、もう危なげなくしっかりと踊れます。動画はもちろんD850の4K/30pで。60pだとなお良かったですが、それは次期モデルで。

Nikon D850の動画切り出し

さすが4K、もはや写真として切り出しても十分通用します。掲載写真は、4K解像度からフルHDに解像度を落としています。
もはやWeb掲載程度なら、4K動画切り出しで十分通用するようです。
高感度耐性もD810より向上したので、高感度ノイズの影響もあまり感じず撮れるのが良いですね。
そして動画中のAWBも、D810より安定しているように思いました。

Nikonの一眼レフの動画画質、かなり良いですよ。動画というと、SONYやPanasonicのイメージで、Nikonはあまり評価されていないようですが、なかなかどうして良い感じに仕上がりました。

ただ、D810もD850も、未だ動画中のAFは、フォーカスが行ったり来たりの動作なので、基本的に今回の撮影もMFで撮っています。
像面位相差AFや、CanonのようなデュアルピクセルAFを採用しない以上、またレンズ側のAFモータもスチル前提としたAF-Sだと、これ以上の向上は難しいのかもしれませんね。

そういう意味では、Nikonのフルサイズのミラーレス、スチルが良いのは当たり前で、動画AFにも配慮したものになると期待しています。
Nikon 1は事実上失敗しましたが、その経験はフルサイズのミラーレスに活かされるはずです。