考えるところがあって、SIGMA 150-600mm Sportsをメーカー点検に出した ― 2015年06月01日 23時46分
表題の通りなんですけどね。
3月末に買ったSIGMAの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsですが、今ひとつ400~600mm辺りの画質が…。
なんでしょう、ぶれているとか、ピントがずれているとか、そういうのとはちょっと違った画質の劣化があるように思うのです。
先人の方々のレビューを見ると、概ね画質はNikonのAF-S 80-400mmに負けないか上回る、AFはNikonに軍配が上がる、ということで、AF速度が関係ない静止物の撮影テストを何度かやってみました。
どうもすっきりしないんです。偏芯があるというか、どうもボケも変なざわつき方をしています。
ベランダから撮影したものです。被写体の距離は、概ね30m先でしょうか
三脚を使用し、更にブレを防ぐため、レンズ先端はベランダの欄干に載せています。
600mm、絞り開放(f6.3)で、わざと全体の露出は落し気味です。
等倍で切り出してみました。
高倍率望遠ズームだからこんなものと言われればこんなものでしょうか?
ただ、400mmまでの解像感は本当に素晴らしいので、いくらこの手のズームは望遠側の画質が落ちるといっても、もうちょっと健闘していいような。
それでもf13程度まで絞ると、結構改善されるんです。
ここまで絞ると、葉脈も見えてくるようになるんですけどね。ただ、今どきのレンズで、f13まで絞らないと解像度が出ないというのは、うーんどうなんでしょうねと思いまして。
昨日、カメラのキタムラにSIGMAに点検に出すようお願いしてきました。
保障期間内ですから、おかしいと思ったら点検に出したほうが、精神衛生上スッキリしますしね。
さてどうなるやら。
リュックタイプのカメラバッグ VANGUARD SKYBORNE49を買ってみた ― 2015年06月04日 01時30分
届いた箱は結構大きかったけど、中身は意外と普通の大きさなリュックでした。
VANGUARD SKYBORNE49
肩がけタイプのカメラバッグもVANGUARDを愛用しているので、やはり同じメーカーということで、今回このリュックをチョイス。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsを入れて運ぶために購入。
リュックは、普通のタイプも含めて、購入したのは学生以来でしょうか。リュックタイプのカメラバッグは初めてです。
ネットで調べて買ったものの、実際届いた商品を見てみると、もう一回り大きいSKYBORNE53を買っても良かったかな…とちょいと後悔。
ただ、VANGUARDらしく、がっしりとした作りで、比較検討していたLoweproのフリップサイド500AWよりは頑丈そうな印象。
先日のブログに書いたとおり、現在SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsはメーカーに点検に出しているので、70-200mmや24-70mm f/2.8、16-35mmにテレコン、F90X(これを撮っているD300以外で縦グリ付のカメラはこれしかないので)を入れてみました。
上の方は丸くすぼんでいる形状なので、案外ボディが窮屈です。
仕切りを工夫して取り付けないと、綺麗に入らないですね。
印象としては、70-200mmやサンヨン程度のレンズまでなら、このバッグで十分でしょう。
逆に、サンニッパやSIGMA 150-600mm Sports程度の大きさだと、正直ギリギリで、他の収納が制限されそう。
パーティションは、さすがVANGUARD、しっかりしていてペナペナ感は全くありません。
この状態で背負ってみると、意外と肩がけタイプより重量を感じてしまいます。重心が高いせいですかね?
このSKYBORNE49より大きいバッグだと、もっと入るのはいいとしても、バッグ自体が重いし、飛行機にのる場合は機内持ち込みは出来ないし、体力的に自信がないので、SKYBORNE49は、自分にとってはちょうどよい選択肢だったかな、とポジティブに考えなおしてみたり。
その他、12型のノートPCを入れるケースも付属していて、これはちょうど手持ちの11.6型PC、ASUSのU24Aがぴったり収まりそうです。
ベルトなどあらゆる調整機構は充実していて、ベストポジションを探すのに時間がかかりそうです。
SIGMAの150-600mm Sportsが戻ってきたら、改めて収納レビューしてみます。
トルコ海軍フリゲイト「ゲディズ」 in 晴海埠頭 ― 2015年06月05日 23時54分
2015年6月5日(金)、トルコ海軍のミサイルフリゲイト「ゲディズ(Gediz)」(F495)が、晴海埠頭に寄港しましたので、見に行ってきました。
天気は曇りで少し残念でしたが、今回は艦内も見学できるので、初めて乗るトルコのフネ(元はアメリカ海軍OHペリー級ジョン・A・ムーア)なだけに、興味津々。
乗組員はみなさん気さくで対応も丁寧、色々説明してくれました。
トルコは親日国とは聞いていましたが、ここまでみなさん気さくで良い方々ばかりとは。
いろんな艦に乗りましたが、ここまで丁寧かつ色々見せてくれるのは、今まで経験したことがないくらいで、トルコに対する好感度は今日で100倍になりました(笑
色々写真を載せたいところですが、疲れて睡魔に襲われつつあるので、また後日。
天気は曇りで少し残念でしたが、今回は艦内も見学できるので、初めて乗るトルコのフネ(元はアメリカ海軍OHペリー級ジョン・A・ムーア)なだけに、興味津々。
乗組員はみなさん気さくで対応も丁寧、色々説明してくれました。
トルコは親日国とは聞いていましたが、ここまでみなさん気さくで良い方々ばかりとは。
いろんな艦に乗りましたが、ここまで丁寧かつ色々見せてくれるのは、今まで経験したことがないくらいで、トルコに対する好感度は今日で100倍になりました(笑
色々写真を載せたいところですが、疲れて睡魔に襲われつつあるので、また後日。
東京スカイツリーに行ってきた ― 2015年06月06日 23時57分
東京に住んで早3年、地元だと意外と行かない場所、東京スカイツリーに行ってきました。
自分はまだスカイツリーが完成する直前に、外周をグルっと周ったことがあるくらいで、その当時は外周が大盛況といったところでしたが、ソラマチが充実した今、周辺は閑古鳥が鳴いていましたね…。
それはともかくスカイツリー、まあ高いですねぇ(当たり前w)。
高過ぎると高さの感覚がなくなってきますが、そんな感じであります。
600mを超えるともう何だかねぇ。
事前天気予報はずっと雨だったので、上っているときは晴れていてよかったよかった。
例の透明床ですが、ここまで高いと怖いという感覚はあまり無いですね。
どちらかと言うと、茨城県にある竜神大吊橋の透明床のほうがずっと怖いです。
みんな撮る全体像を、帰りがけに撮るという…。
今回は電車移動で軽量化のため、Nikon 1 V1を携行しましたが、もう少し広角レンズが欲しくなってきますね。
換算20mm程度の単焦点の広角が出ないかしら。
トルコ海軍フリゲイト「ゲディズ」(F495)晴海埠頭一般公開レポート ― 2015年06月07日 23時03分
先日金曜日、トルコ海軍のG級ミサイルフリゲイト「ゲディズ」(F495)が、晴海埠頭に寄港しましたので、ちょうど仕事が休みというのもあって、見学してきました。
写真が多めになりますが、めったに見られないトルコ海軍艦艇(と言っても元米OHペリー級ですが)なので、詳細と雰囲気を味わっていただければ。
9時半前に到着すると、ちょうど接岸作業中でした。トルコの国旗が艦首に掲げられていますし、よく見るとマストのところには日本の国旗も掲げられています。
本当はもっと早く来て航行中の撮影もしたかったですが、朝は色々忙しくって。
日本人に馴染みが薄いトルコですが、親日国の1つですから、あとで色々話を聞くと、乗員も日本に寄港することが楽しみのご様子でした。
マストと艦橋の様子。
この艦は元々アメリカ海軍のオリヴァー・ハザード・ペリー級フリゲイト「ジョン・A・ムーア」(FFG-19)で、1981年に就役し、2000年に退役した艦を取得したもので、中古ではありますが、トルコ海軍編入後に一部改装を行っており、その1つとしては、対空レーダーがオリジナルの二次元レーダーAN/SPS-49から、三次元タイプのSMART-Sに改装されています。
これと戦闘式システム等の更新により、オリジナルより対空性能が向上していると思われます。
元々安価な防空艦というコンセプトで二次元レーダーを採用したOHペリー級ですが、アメリカ海軍以外では、現在も第一線級の防空艦ですから、レーダー改装でまだまだ現役を貫き通すのでしょう。
式典中の様子。一般人は入れないので、柵越しに撮影。
入港が押したのか、式典などのスケジュールも後ろ倒しとなり、10時からの一般公開だった予定が、11時からとなってしまいました。
やっとこさ乗り込めます。
と言っても、飛行機のイベントと違い、まだまだ艦艇ファンはそう多くありません。最近ミリタリ物のイベントでも増えつつある若い女の子も殆どいません。最も平日の金曜日ですしね。
混んでいて、10人ずつの案内ということなので、並ぶ前にひと通り艦の様子を撮影。
海外の艦艇は、銘板が立派なフネが多いですね。銘板の上には、最近艦艇に一般的に装備されつつあるLRADの超指向性スピーカーも見えます。
けっこう並んでいるように見えますが、航空機関係のイベントではこれより桁違いに多いので、フネはまあこんなものです。ちなみに午後はもっと少なかったな。
Mk.32短魚雷発射管。これは米海軍時代からそのままかな? だいぶ年季が入っている感があります。
近代改修しているとはいえ、30年以上前の艦艇故、あちこち傷んできていますね。塗装も結構斑ですし、あちこち凹んだり傷ついたり。それに比べると、同じ世代の海上自衛隊のゆき型護衛艦は、手入れが良いのかここまで傷んで見えないですね。
他国の艦艇を見ると、海上自衛隊の整備の良さは特筆するものがあります。
さあもう少しで乗り込めます。あれ、なにやら画家っぽい人が、絵画を手に降りてきましたよ。
この後乗り込みましたが、10人単位のグループに、必ず案内の乗員1名がつくという素晴らしい対応でした。聞く前から色々と説明してくれます。もちろん英語ですが。
トルコは様々な民族から構成されているため、トルコ語だけではなく多数の言語が使用されているようで、皆が皆英語を話せるわけでもないようです。
主兵装である、SM-1MR対空ミサイル発射用のMk.13単装発射機で、これはオリジナルから変更無いようです。SM-2に対応しているかは不明です。
横に立っていた兵士の方は、皆にカメラ目線で撮影に答えていたので、警備のためというよりは、見学のデモンストレーションとしていたようです。
オリジナルにない兵装として、Mk.13発射機の前方に、Mk.41 VLS 8セルが増設されています。これはオーストラリア海軍の、やはりOHペリー級をベースとしたアデレード級の近代改装でも同様に増設されていて、ここにはESSM(発展型シースパローミサイル)が搭載されているようです。
埋め込まれたセルが、下層の元々あった区画配置などにどう影響してくるのか、前方の重量増に伴う凌波性への影響などが気になります。
ESSMは、個艦防空用ミサイルですが、射程距離はSM-1MRを超えると言われており、艦隊防空の一部も担えることが出来るかもしれません。ただ自艦以外に飛翔するミサイルを攻撃できるかは別の話で、そのような射撃管制が近代改修によって出来るようになったかはわかりません。
いずれにしろ、前述の3次元レーダーへ改装も含めて、米海軍時代より相応に防空能力が強化されていると言えます。
この後、艦橋に上がることは出来ましたが、残念ながら艦橋内部は撮影禁止でした。
艦橋の様子としては、ホストシップとして同行している、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」と比較してかなり狭く、レーダースコープなどあらゆる装備が古めかしい感じがしました。四半世紀も世代が違うから、比較してはいけないですが、体格の良い欧米人が、日本の艦艇より狭い艦橋に詰めているのは、なかなか大変そうです。
で、艦橋から出てみたところ、何やら撮影中のご様子。あれ、あの中央の白髪の方、見たことあるぞ!
どう見ても、軍事評論家の岡部いさく氏でしたが、帰って改めて見なおしてみて、やっぱり岡部いさく氏でした。
ビデオカメラも主要放送局と言うよりは、CSとか小さな制作会社っぽい感じでしたので、テレビでもCSとか深夜番組、あるいは雑誌向けの取材かもしれませんね。
横にいる女の子が、素人っぽい薄っぺらい感想(失礼!)を言って、岡部氏が答えるという感じで撮影していました。
こちらは、最近多くの艦艇で搭載されるようになった、LRAD社の超指向性スピーカー。音響兵器だなんて書いているサイトも見かけますが、本来は一定方向のみに大音量を発することが可能な超指向性スピーカーで、海賊対策で、海賊やテロリストなどに向かって警告を発することができます。
これを兵器というなら、包丁も兵器でしょう(笑
Mk.36 SRBOC チャフ・フレア発射装置。これは西側海軍の多くが装備しているもので、チャフ(電波を乱反射させる糸状の金属)やフレア(赤外線探知ミサイル欺瞞用の発熱体)を発射します。
これも米軍時代からのものと思われます。
SM-1MR対空ミサイルを主に管制する(砲の射撃管制も可能)、Mk.92射撃指揮装置用のSTIR(Separate Target Illumination Radar)のアンテナ。
最大2目標の管制が可能ですが、今となっては他目標に対応できない、旧式なものです。これも米軍時代からそのままのようです。
ESSMの管制にも用いるのでしょうか? SMART-Sレーダーが、ESSMに対応できるとされているので、こちらは使用しないのかもしれませんね。
76mm砲は、艦のスペースの制約で、艦橋上部中央付近、STIRの後ろに設置されていて、射界には制約があります。前方に向かって発射できません。よくもまあこんな位置に設置したものだと思います。
ゲディズには、いたる所にこうした機関銃が設置されていて、6基くらいは搭載されていたように思います。
海賊対策なんでしょうね。80年の歴史を持つM2機関銃が設置されていました。他にMG3機関銃も設置されていて、いろいろかき集めて設置したっぽい印象。
カメラを向けると笑ってくれました。まだ夏前とはいえ、これはさすがに暑いでしょうね。
20mm CIWS ファランクスMk.15 Block0、これも米軍時代からのものと思われ、初期型のBlock0でしょう。
搭載ヘリコプターは、S-70Bで、それに合わせて後部甲板もOHペリー級後期型と同様、拡張されています。
ヘリ甲板に降りたら、こんなのを頂きました。Commanding Officerのサイン入りで、その場でたくさんサインしてました。ご苦労さまです。
とにかく乗員の方々は皆さんとてもフレンドリーで、ぜひ記念に写真に写ってくれ、と集めて写真撮影していまして、私も写真に収まりました(笑) 親日国を肌で感じだ次第。
トルコに対する好感度は、この日相当アップしたと思います。
フネを降りて艦尾側から撮影していると、なにやらダイバーがスタンバイし、カメラ目線です(笑
ダイバーが飛び込んで、この後再び海中に消えました。艦底の状態確認でしょうね。
乗り込むとき、画材を持って降りていった画家さんは、ちょうど絵を仕上げているところでした。ところで彼も乗員なんでしょうか?
わざわざポーズをとってくれました。
そしてこの後、何故か岡部いさく氏の撮影スタッフに間違われ、トルコ海軍の隊員に「一緒に写真に入って」と急かされ、岡部いさく氏の後ろに並んで写真を撮られました(笑)
最近撮影スタッフに間違えられることが多々あります(汗
周りはみんな、コイツ誰だって思ってるんでしょうね。
水彩画でしたが、なかなか前衛的な色使いですね。
今回は写真多めでスミマセン。なかなか見る機会のないトルコ海軍艦艇なので、ついつい長居してしまいました。
90式艦対艦誘導弾(B) ― 2015年06月09日 23時58分
Logicool Illuminated Keyboard k740 & M560 ― 2015年06月11日 23時59分
日曜日に注文したLogicoolのマウスとキーボードがやっとこさ届いたので、ご紹介。
Logicool Illuminated Keyboard k740 & M560
Logicoolのオンラインストアのアウトレットコーナーで、相場よりかなり安かったので、ポチってしまいました。
先にマウスの紹介ですが、これまで同じLogicoolのT620を9ヶ月ほど使ってきたのですが…、やはりセンサによる擬似クリックやホイール操作は、思った動きと違う場合が多くストレスになっていたので、これはサブのノートPCに回し、今回オーソドックスなM560を買ってみました。
値段が値段だけに、最近使ってきたマウスの中では安っぽい外装ですが、使い勝手はさすがにLogicoolだけに悪くなく、しっくり手に馴染みます。しばらくはこいつを使うとしますか…。
で、今回のメインは、多分10年ぶりくらいに買い替えたキーボード、Illuminated Keyboard k740でしょう。
こちらは定価1万円もするキーボードですが、何と半額以下で、それもLogicoolの正規オンラインネットショップで買えました。
アウトレットなので、外装に傷があったりするとのことでしたが、マウスもキーボードも、何ら問題ない新品なので、お買い得といえるでしょう。
今までがMicrosoftの古いMultimedia Keyboardで、結構大きくスペースを取っていましたが、新しい Illuminated Keyboard k740はちょうどよい大きさ、かつキーもストロークが絶妙で、とても押し心地が良いです。こんなに心地よいキーボードは久しぶりです。
キータッチ音もうるさくないし、カナ表示がないので表記もシンプルなのがいいです。
更にパームレストは、つや消しで指紋がつきにくい素材なので、長時間打ってもベタつきがないのがまた良いです。
で、このキーボード、名前の通りイルミネーションが付いているので…
暗くすると、綺麗に光っています。
控えめな光り方で、下品な感じもないのがまた良いです。部屋を暗くしてもキータッチしやすいので、外光を嫌った厳密な画像編集にもよいでしょうね。
Illuminated Keyboard k740、久々に自身を持っておすすめできるキーボードです。
Logicoolのオンラインストアのアウトレットで、4千円台で出ています。
SONY α7RII発表から見るD810後継機 ― 2015年06月12日 23時41分
各所でちょっとしたお祭りになっている、SONYのフルサイズミラーレス機、α7RII。
α7Rの3640万画素から4240万画素にアップしました。噂の5000万画素越えではなく、あえて4200万画素に抑えた、というべきでしょうか。
しかしながら、常用感度ISO100~25600、拡張ISO102400まで対応と、これまでのα7Rが最大ISO25600までだったので、画素アップしつつも一気に2段分も高感度を拡張したことに驚きです。
EOS 5Dsが5060万画素と、フルサイズ最高画素数としながらも、常用ISO6400、拡張でISO12800までしか対応しないことを考えると、この高感度対応は大きな武器になるでしょう。
さらにAFも、コントラストAFだけではなく像面位相差AF399点も搭載、こちらは精度と速度がどの程度のものか気になりますが、元々このカメラは速度を求めるような機種でもないので、高画素に対する精度がきちんと出ているかが鍵となるでしょう。
さらに4K 30p XAVC Sとなり、手ブレ補正も5軸で4.5段分と抜かりありませんね。
手持ちのNikon D810が案外そこそこ連写も出来て、思ったよりオールマイティに撮れるカメラだとしたら、α7のRシリーズは、引き続きじっくり撮るカメラになりそうです。
これはまさに高画素機の真打ですね。スペックだけ見れば、なかなか良いカメラだと思います.
連写望遠撮影はNikon D4Sで、スナップや風景などはこのα7RII、なんてのが理想ですが、今回のα7RIIは40万円前後になりそうなので、例えSONYユーザーだったとしても、おいそれと買える値段ではないです。
さて、この4240万画素の裏面照射型CMOSセンサ、果たしてSONY以外にも供給されるのでしょうか?
例えば、Nikon D800は、センサ供給元のSONYに先んじて3630万画素センサを搭載しましたが、今回の新型高画素センサは、先にSONY自身のボディに搭載してきました。
この新しいセンサ、例えば年内にも発表されるであろうPENTAXのフルサイズ機に搭載があり得なくもないですし、Nikon D810の後継機にも採用される可能性は大いにあるでしょう。
一方で、像面位相差AFを搭載していることから、この4240万画素センサをそのままNikonやPENTAXの一眼レフに搭載することはあり得ないはずで、そうなると、像面位相差AFを外したセンサを供給する、あるいは別途5000万画素超えのセンサ供給、なんてのも考えられなくもないですね。
個人的には、D810のセンサは、画素数据置で、より高感度耐性とダイナミックレンジの改善を図っていただければと思いますね。
【懐かしの写真】2007年 国立アメリカ空軍博物館から ― 2015年06月14日 23時26分
ふとしたきっかけで、2007年に行ったアメリカ出張で、休みの日に行った国立アメリカ空軍博物館の写真をまた引っ張りだしてみました。
当時、デジタルカメラはCOOLPIX5400、高感度はオートでISO200までしかなく、手ぶれ補正も搭載していない、暗い博物館内はシャッタースピードが1/3秒前後となり、まあ手ブレのオンパレードですわ(泣)
しかもCOOLPIX5400、AFも暗所に極めて弱く、そもそも明るくてもAFが遅くダメダメだったので、ピントも怪しい写真が多かったです。
よって過半数がブレているという結果になり、あと少しD300が早く出ていたら、持っていったのになぁと。
そんな中、まあまあマシだった蔵出し写真をどうぞ。
●桜花 練習機型
母機から発射し、ロケット燃料に点火して敵に突っ込む、特攻兵器として開発された「桜花」。
こちらは、後に茨城の霞ヶ浦駐屯地にある広報館で説明を聞くことになりましたが、日本国内には現存していないこの機体、アメリカとイギリスの博物館に展示してあるのです。
さすが戦勝国、と言わざるを得ません。
●YF-22
F-22A戦闘機の原型となった、YF-22。当時最新鋭の機体を見られて興奮したものです。
あの当時は、自衛隊もF-22Aを導入すると信じて疑わなかったわけで、オバマ政権になっていなかったとしたら、今の中国の状況を鑑みたら…と今でも思うわけです。
●F-106A
F-106Aデルタダート。こちらはアメリカ本土の防空のために開発された戦闘機で、防空システムと連動した当時のハイテク機。
個人的にこのデルタ翼の戦闘機が結構好きで、プラモも作りました。
プラモで作った機体が目の前にあるって、本当に感動します。
●SR-71A
こちらも、アメリカでしか見られない貴重な機体。
ご存知(?)、マッハ3以上で飛ぶ超音速偵察機、ロッキードSR-71ブラックバードです。
もうね、これも目の前で見られて感動でした。
見てください。これも博物館の全体のごく一部にすぎないのです。
このスケールの大きさが、さすがアメリカです。
●Ju-52
ユンカースJu52、1930年代から40年代に活躍したドイツ空軍の輸送機が、何故かアメリカにあります。
四角くてごっつい機体、この時代のドイツ機って無骨でいいんですよね。
こんな感じですが、もう8年も前野撮影なのです。8年で、デジタルカメラは本当に進化したと思います。
今ならくもなく撮影できる状況ですが、当時はまだまだコンデジでは厳しかったです。
また行きたい場所の1つです。
2007年 国立アメリカ空軍博物館 RAW現像してみた ― 2015年06月15日 23時57分
2007年に行った国立アメリカ空軍博物館。昨日上げた写真は失敗ばかりでしたが、実は1ヶ月のアメリカ滞在で、2度行ってるんです。撮影リベンジですね。
Nikon COOLPIX5400は、高感度ダメダメなので、MAXでもISO200が許容範囲にギリギリ、というカメラ。
とは言え、できるだけブラさないように、2度目の時は、柵や壁などをうまく利用して、カメラをガッチリ固定して撮影し、何とか歩留まりは上がりました。
で、一部はRAWで撮っているんですね。
RAWと言っても、COOLPIX5400のRAW現像は、調整できる項目が限られていて、ホワイトバランスや露出、コントラストと輪郭、後はNRやカラーバランスに関する項目のみで、RAWとは言えできることはかなり限られてしまいます。
ただ「、この当時のNikon、というか今持っているNikon 1 V1もそうですが、RAWデータをただ開くだけで、JPGより全然画質が良いのです。
如何にカメラ内の処理エンジンがダメダメなのかがわかりますが、お陰で、最新のRAW現像で、古い画像も蘇ります。もちろん限度はありますが。
写真はロッキードSR-71A。昨日上げた写真よりブレも少なく、階調表現はRAWならではのもの。
COOLPIX5400のRAW撮影は、1枚撮ると書き込みに10秒以上待たされるので、とても大量撮影には向かないけど、じっくり撮影する分には、現像で得られるものは大きいです。
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