護衛艦「ひゅうが」引渡し2009年03月18日 22時27分

護衛艦「ひゅうが」DDH-181
データ:Nikon D300 + AF-S Nikkor ED 80-200mm f2.8D Aモード(f13 1/125) 145mm RAW現像


飛行機が続いたので今回は船。

ってことで、本日海上自衛隊に引き渡されたヘリコプター護衛艦「ひゅうが」(DDH-181)を見てきましたよ。
このために、仕事は休んではるばる横須賀まで出向いてきました。

進水式と違って、ただ単に移動するだけなので、そんなに面白みのあるものではないかも。
それでも自分と同じマニアの方々がそれなりに集まって撮影してましたね。
中で働いてる方もたまたま来ていて、いろいろお話を聞けましたが、ここではあえて言いますまい(笑

一応「護衛艦」ではありますが、事実上のヘリ空母です。もちろんアメリカの空母よりはずっと小さいですが、護衛艦としてはイージス艦を抜いて過去最大級の大きさです。
基準排水量は13,950tで、最新のあたご級イージス護衛艦が7,700tであることを考えると、倍近い排水量を誇ります。

この種のフネをDDH(ヘリコプター駆逐艦に相当)と称するのも、いかにも日本っぽいですね。空母と書くと左な団体が騒ぐから。


横須賀の街の声を聞くと、「大きい船だねぇ」「りっぱだねぇ」という声も聞かれる一方、「戦争しないのにどうして?」「海外派遣も反対だね。そんなのは金を積んで他国に任せればいいのに」なんて声も。
いろんな考えがあるので、ここではどうこう言うつもりはありません。


ちなみに、建造費は1000億円を超え、イージス艦に匹敵するお値段となっています。


そのうち公開されて甲板に上がれる機会もあるでしょう。
早く乗ってみたいですね。
本艦の就役により、護衛艦で最も古い「はるな」(73年就役)が退役となりました。
火災を起こした「しらね」の修理のため、去年から部品取りとなっている「はるな」は、既に部品を剥ぎ取られ、動けない状態のようです。
「しらね」は、現時点で動くことは出来るようですが、まだCICなど内部は修理中のようです。現在ドック入りしています。


写真はまとめてHPにUPする予定です。
今日は他にも話題があるけど、それはまた後ほど。