道南を観光する2014年04月30日 23時40分

函館に来て、まず行きたかった所。

吉田商店「大地の恵みキノコベジタブルカレー

大地の恵みキノコベジタブルカレーに、チキンレッグをトッピング。辛さは10段階の8のKENSHIで。
具だくさんかつ、汗が吹き出しながらも爽快なスパイスの辛さが染み渡ります。
スープカレーといえば札幌のイメージですが、ぜひここのスープカレーもお試しを。


五稜郭公園の桜

五稜郭公園は桜の名所としても有名ですが、惜しい! この日開花宣言だったようで、まだ一部しか咲いていませんでしたが、久々に五稜郭の桜を見れたのでよしとしましょう。


箱館奉行所

五稜郭公園内にできた箱館奉行所は、未だ観覧できず。子供が今度は下痢のようで…早々に帰宅。
翌日は病院にかかることに。
幸い症状は軽く、本人はいたって元気。


重要文化財「旧中村家住宅」

うちの両親とともに江差に1泊。写真は重要文化財旧中村家から。
昔のものは頑丈で、大事に扱われていたのがよく分かります。


大沼公園

大沼公園も久々。天気がこの日は曇りなのが残念。


大沼公園近くの水芭蕉

大沼近くの水芭蕉群は、今年の雨の少なさで、地面が乾いていて、湿地っぽくなかったです。


宿泊地はさらに移動して、洞爺湖からさらに奥に入った北湯沢温泉の「名水亭」へ。

北湯沢温泉「湯元名水亭」

客室から望む

ここは穴場でした。予想以上に良かった。
スタッフは接客も丁寧、ビュッフェも食べ放題にしては毛ガニ(カニミソ付き)やステーキ(ちゃんと厚みがある)など、質もよく、温泉も広くて、特に露天風呂が素晴らしい。
洞爺湖のホテルにありがちな、宿泊客の過半数が中国人で騒がしいといったこともなく、日本人客も多く、落ち着いて過ごせます。
周辺に何もないのが欠点ですが、純粋にホテルと温泉を楽しむなら、こちらがいいですね。

さて、明日は、登別辺りを観光して、苫小牧からさんふらわぁで帰途につきます。
長かった旅行も、結構あっという間です。

NIKKOR 35mm対決! f/1.8G vs f/2D 絞り開放 夜景編2014年02月19日 23時42分

先日予告したNIKKOR 35mm対決ですが…

撮り直ししなければ(汗

というのも、微妙にピントを外している写真、露出のばらつき、場所が簡単に特定されそうな看板が映り込むなどしているためです。
いやぁ、こういうテストは難しいですね。

というわけで、ブログにて簡単なテスト結果のみ掲載しておきます。

ボディはD800、絞り優先、ISO100です。



●AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED 絞り開放
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED 絞り開放

●AiAF Nikkor 35mm f/2D 絞り開放
AiAF Nikkor 35mm f/2D 絞り開放

サイズの関係で、長辺2048ドットに解像度を落としています。
まずパッと見での違いは、同じ公称35mmのレンズですが、f/1.8Gのほうが若干画角が広いですね。

また、このサイズでもすぐわかるのが、f/2Dのフレアの多さと解像度の甘さ。
街灯の強い光が入っている部分では、f/2Dはかなりフレアっぽくなっていますが、f/1.8Gはフレアはほとんど発生していません。

コマフレアはどちらのレンズも発生していますが、f/2Dのほうがより顕著です。


●AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED 絞り開放 中心部等倍切り出し
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED 絞り開放 中心部等倍


●AiAF Nikkor 35mm f/2D 絞り開放 中心部等倍切り出し
AiAF Nikkor 35mm f/2D 絞り開放 中心部等倍

中心部を等倍に切り出したものです。
解像度の違いは一目瞭然。ただ、f/2Dのほうは、ピントが外れている可能性があります。何故か画面周辺の方が解像度が高かったりするので。

フレアの出方の違いも顕著です。ここはf/1.8Gはさすが新しいレンズだけあり、抜けがいいということになります。

パープルフリンジ、と言うよりは軸上色収差でしょうか。光の縁に紫色が出ていますが、これはどちらもそこそこ出ていますが、やはり古いf/2Dのほうが多めです。RAW現像での軸上色収差補正は切ってありますので、素の特性です。

ちなみに、このパープルフリンジ、もしくは軸上色収差は、どちらのレンズもf/4まで絞るとほとんど解消されます。


夜景での絞り開放撮影はまずないでしょうが、これが星の撮影で、絞りを開放にしなければならない条件では、差が出てくるでしょうね。

いずれにしろ、新しいf/1.8Gは、絞り開放からそこそこの解像度が出ています。最近のSIGMAのように開放からカリカリというほどではないですが、ボケ味や階調表現、フレアの少なさは評価できますね。

Hakodate Snap Vol.42013年01月07日 23時57分

何の変哲もない函館の日常風景をただただ紹介するコーナーその4。最終回です。
Vol.3からの続き。

すべてNikon D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G にて撮影。

昔から門がなかった門柱

絞りはほぼ開放のf2.2。
ここまで開けると、浅い被写界深度が立体感を生み出しますね。
この門柱、もう四半世紀前から門は付いていない。何の門柱だったのかは不明。
通学路だったので、毎日ここを通ってたな。

ここは通れなくなったらしい

が、元通学路、現在は柵に閉ざされていた。
ここは通れないが、迂回路が出来ているようです。

立ち並ぶ家も変わったなぁ

ここも昔は左側にも家があったのですが、再開発でなくなってしまったのもだいぶ昔の話。
右側の家も、一部新しくなっているのが時の流れを感じさせます。

昔遊んだ公園

ガキの頃遊んだ公園。ここは昔から変わらない。雪だるま発見!

息を吹き返したアパート

数年前は、アパート群の廃墟だったここ、手前にはマンションが立ち、奥のアパートは建て替えではなく改装されていますね。窓が小さめなのが設計の古さを感じさせるけど、きれいにリフォームされて蘇ったのがちょっと嬉しい。

母校正面の通り

こちらは母校前の通り。
正月時期は人気もなく暗いですね。

校庭から函館山を望む

校庭からの眺めは、昔と変わらない。函館山も見えます。

ここは昔からあったかどうか思い出せない

シューウインドウ。夜のショーウインドウは意味もなく絞りを開けて撮りたくなりますね。
ここは昔からあったようななかったような…。

五稜郭タワー

五稜郭のシンボル、五稜郭タワー。
まだ新しいこのタワー、自分が死ぬまでこのままでいるかな?

Hakodate Snap Vol.32013年01月05日 18時05分

何の変哲もない函館の日常風景をただただ紹介するコーナーその3。
こちらは夜。飲み会に行く前に撮ったものだ。以前住んでいた場所の周辺。
個人的に思い出のある場所で、変わったところもあれば、昔のままのところも。

すべてNikon D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G にて撮影。
絞りを開け気味で撮影、明るいレンズは夜でも手持ち撮影を可能にする。

ホリタ名が入った旧グルメシティ五稜郭店のシャッター

閉店して何年か経つ、旧グルメシティ五稜郭店。グルメシティと呼ばれる前はダイエーで、その前はホリタだった。
シャッターは昔のホリタのままだ。このマークも懐かしい。ホリタと呼ばれていたのは80年代までだったような。
ここは再開発で、早ければ2014年4月から取り壊しし、複合商業施設+集合住宅のビルになるというあんも出ているようです。
参考:http://www.ehako.com/news/news2011a/5013_index_msg.shtml

五稜郭電停と丸井今井

その向かいにある丸井今井。ここの入口は、帰省時期の格好の待ち合わせ場所になっていて、この日も人は入れど買い物している客は少ない。
まだグルメシティがやっていた頃は、そちらで待ち合わせで、入口にあるパーラーで小腹を満たすということもやっていましたね。

ラインナップが素敵なカメラのカナミさん

昔よく行ったカメラのカナミ。
もう最近のデジタルカメラはあまり売る気は無さそうで、何故かアクセサリー類がショーウインドウに並び、反対側にはクラシックカメラが。
このラインナップがなかなかいいです。マミヤのレンジファインダーとかマニアックよね。

某結婚式場から

旧国鉄官舎跡の土地は長らく空き地だったのですが、この結婚式場が出来てもう結構経ちますね。
今風のなかなか立派な式場です。

結婚式場の教会

併設された教会のステンドグラスもこれまた豪華。

昔住んでいた場所の近く

ここはもう昔住んでいた場所に極めて近い場所。ちなみにその住んでいたところは、今は取り壊されて駐車場です。
奥に見えるのが市民プール。

母校

母校です。ここは昔のままです。
昔からボロかったですが、今でも当時のままなので、とても懐かしいですね。

何度も通った道

ここを通ったものです。
冬休み中、夜なので人気はありませんが。

南に戻りました2013年01月04日 12時43分

AIR DOの機上から
データ:Nikon D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G Aモード(f6.3 1/800) RAW現像


早朝の飛行機で帰って参りました。
今日も函館は朝からガンガン雪が積もっていて。到着便も遅れたけど、出発はなんとか定刻通り。

それにしても、日本って同じ国なのにこうも天候が違うのね。
飛行機はちょうど海岸線沿いを飛行していて、福島あたりまでは雲に覆われ、雲の切れ間から雪が積もっているのが見えたけど、栃木に入って一転、すっきり晴れている。

上空からはツインリンクもてぎ、筑波山、常磐道、アクアラインに富士山がバッチリ見えました。今回はナイスな航路と座席でした。

写真は高度を下げつつ羽田へのアプローチ中の写真。富士山もバッチリ見えます。
若干写真が不鮮明なのは、離陸前に機体に散布された除氷剤で、少し窓が曇っているからで。

この時点ではまだ電子機器使用OK。機械式のフィルムカメラなら関係ないけどね。

さてこれから嫁さんを迎えに行って、いよいよ引越して以来、4ヶ月ぶりの一緒の生活です。

このブログも、スマホのテザリングでノートPCから書いてます。
便利になったものですね。

Hakodate Snap Vol.22013年01月03日 22時38分

何の変哲もない函館の日常風景をただただ紹介するコーナーその2。
すべてNikon D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G にて撮影。この組み合わせ、なかなか心地よいですハイ。

1晩で20cm降った?

ここ2,3年、降雪量が増えているそうで、昨晩から強にかけて15~20cmくらい積もった。
除雪もままならないので、道路がボコボコの圧雪。

木も寒そうね

こんもり積もってますね。もっとボカしたかったが、これで1/4000秒。D5000のシャッタースピード上限いっぱい。

一応現役の某ストアー

やってる? まだ現役らしいけど。明日から営業かな? 入ったことはないが、中は鮮魚などが売られていて結構広い。

近所のアパートが崩壊中

ありゃりゃ、3,4年前見たときはまだ大丈夫だったここも、ついに崩壊が始まったか。
函館は廃墟に見えて現役の建物が多いけど、さすがにここは死に物件。
最近の積雪にやられたようだ。

よく見ると奥にも仲間が

別アングルから。今まで気づかなかったけど、奥にも同じようなアパートがあるようで、やはり崩壊が始まっている感じです。
ここは要マーク物件ですね。

ついにここも売り物件か

この近辺は古い建物が多く、以前は現役だった物件も、今ではご覧のとおり。

某荘も人いるの?

大学横にある○○荘。
昔ながらの下宿ですが、最近の学生ってこういうところに入らないですからね。
電気メーターは回っているけど、入り口は雪かきされていないし、誰かが入っていても時期的に実家に戻っていて誰も居ないのでしょうね。

奥の建物も使われてない?

奥には○○荘の別館?があるけど、やはり人影はなく、雪の上に足跡もないし雪かきもされていない。
時期的なものなのか、ずっとなのか。

ラッキーピエロにて

ラッキーピエロにて昼食。窓に迫るつららを見ると、北国だなって実感。

Hakodate Snap Vol.12012年12月30日 20時47分

本日は雨。あまり撮れなかったな。
すべてNikon D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G にて撮影。

五稜郭駅から

ぽつんと1両置かれたクリーム色の車体が懐かしいな。

五稜郭駅から2

五稜郭駅。まだKitacaもSuicaも使えない。券売機で切符を買い、駅員にスタンプを押して貰う。

"汽車"がやってくる

"汽車"がやってくる。
ディーゼル機関車なので、電車ではない。古いバスに乗っているようなエンジン音がする。
古いバスに乗っているようなエンジン音がする。

FURICO Express

特急「スーパー北斗」
FURICOは「振り子」なんです。ええ。

函館駅前

函館駅前。
小奇麗な現在の駅舎なって、もう10年近く経つのね。
棒二森屋とWAKOだけは昔のまま。

WAKO

ん、WAKOに鉄道博物館? 中の店舗が多く撤退して、がらんどうだったので、有効活用できればいいのだが、ちょっと弱いよなぁ。
ハンズも商品は限定されているし。

市電に乗った

もはやバスの系統がよくわからないので、安心の市電に乗る。

スープカリー喰堂 吉田商店

最近帰ってきて外せないのがこのお店。
美味しくいただきました。

裏路地

今でもこういった裏路地が多いのが函館。

元森文化堂

森文化堂も、倒産して8年くらい? テナントは未だ入らずそのまま。函館にまともな本屋って今あるのかな?

元ゲームインバルセロナ

この交差点、いろいろ店舗が変わる一方、ゲームインバルセロナは潰れた時のままですね。ここも10年近くこのまま?


マフラー姿のお嬢さん

棒二前の少女は寒さ対策中でした。

羽田空港でまったり2012年12月29日 23時46分

羽田空港第2ターミナルのワインバー
データ:Nikon D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G Aモード(f3.2 1/30) ISO400


今の仕事をするようになって、ずっと人とズレた休みだったのですが、9年ぶりに人と同じ日程の休み。

東京に住んで初めての帰省。
幸い、隣の駅からリムジンバスで1時間強で空港にいけてしまうアクセスの良さ。これは便利。

早めに着いて、空港のワインバーでまったりしていました。
ただ、おつまみなどは空港価格な上にそれほど品質は良くないです。
ワイングラスが汚れていたのもマイナス。これはワインバーとして致命的。

店員も女の子には試飲サービスなど積極的にやってくれますが、自分のところには来ないばかりか、ワインが空いても注文取りに来ようともせず、接客対応は残念。

でもこの繁忙期にゴミゴミしていないので、まったり時間を過ごすには良いですね。

そんなわけで北海道に戻って来ましたよ!

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G導入2012年12月27日 21時51分

DXフォーマットのレンズはもう買わないと決めていましたが、今年いっぱいで仕事を退職する嫁さんへの退職祝いということで、前から気になっていた、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8Gを購入しました。

実を言うと、人生で初めて、Nikonのレンズを"新品で"購入したわけです。
だって新品高いんだもの…

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

パッケージは立派ですが、このレンズ新品でも2万円程度で売られています。
とてもコストパフォーマンスが高いレンズです。
中古だともう少し安く流れていますが、中古の場合、フードやポートの付属品がないものが殆どで、別途フードを仕入れるくらいなら、新品を買ったほうが良いですね。

AF-S DX 18-55mm f3.5-5.6G VRとのサイズ比較

D5000のレンズキットのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRと並べてみると、コンパクトなズームレンズとはいえ、さすがに35mm単焦点よりは大きいですね。
この焦点距離のレンズはとてもコンパクトですから、1本あってもそんなにかさばらないです。

AiAF Nikkor 35mm f/2Dとのサイズ比較

ところがどうしたことか!
フィルム・FXフォーマット対応の、年代物のAiAF Nikkor 35mm f/2Dを並べると、AiAFのほうが少しコンパクトではないか! 絞りリングもあり、距離指針も表示されていて、わずか1/3段暗いだけ、しかも相手はDXフォーマット用レンズ。やはりレンズ内モーター分スペースを取るのだろうか。
これを見ると、AF-Sではないが、AiAF Nikkor 35mmの方も捨てたものではない。

さて両レンズで撮影比較してみた。
ここはD5000ではなく、使い慣れた、どちらのレンズもAFが動作するD300での撮影。
絞りはどちらもf2で。Web用に画素数は落としています。

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gでの撮影
データ:Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G Aモード(f2 1/30) ISO400

AiAF Nikkor 35mm f/2Dでの撮影
データ:Nikon D300 + AiAF Nikkor 35mm f/2D Aモード(f2 1/30) ISO400

うーん、この作例では大きな差は見出だせないですね。
コマ収差などは、わずかにAF-Sのほうが良いように思います。古いAiAFもなかなか健闘していると言えます。
DX機ユーザーに、広くオススメできる、コストパフォーマンスの高いレンズであることには違いありません。
だからこそ、このクラスとはいえ距離指針の表示は省かないで欲しかったな。
AFの効かない星空の撮影で、この表示がある都内では大違いです。
フルタイムMF可能ではあるけど、AF使用が前提のレンズでしょうね。