いよいよ今週末! ファントム最後の百里基地航空祭2019年11月26日 06時30分

12月1日(日)は、いよいよ百里基地航空祭です。

今回の百里基地航空祭が航空ファンにとって特別なのは、百里基地最後の、F-4EJ/RF-4Eファントムがメインの航空祭になるからです。

F-4EJ改(97-8416)

既に後継機のF-35Aの配備が始まっており、ファントムは2021年3月をもって退役します。
特にRF-4E/RF-4EJ率いる偵察部隊の第501飛行隊は、今年度いっぱいで解隊、そして2020年は百里基地での航空観閲式の年になるため、航空祭は行われない予定です。

F-4EJ改(77-8399)

F-4EJ改(07-8428)
↑昨年度退役した302SQのスペマファントムは、今年は地上展示が行われます♪


ですから、後1年ちょっと飛ぶ第301飛行隊のファントムも、百里基地航空祭では、今回が見納めとなります。

百里基地航空祭2019パンフレット

パンフレットによれば、今回はブルーインパルスも訪れるため、混雑が予想されます。
ファントムよりブルーインパルス目当てのファンも多いためですが、ブルーが一般的に午後開催なのに対して、珍しくお昼前にスケジューリングされているのは、午後のラストを飾るファントムがメインだぞ~という意気込みの現れ、と個人的には思っています。

が!

RF-4E改(47-6905)
↑去年の午後の撮影

午後は、エプロンエリアからの撮影は、写真的には逆光になってしまうんですよ!
上の写真、つい先日退役したRF-4E改の905号機ですが、この写真もだいぶ暗部を持ち上げていますが、元写真はかなり暗いのです。

以前であれば、基地内に駐車場があった時は、山川門付近の駐車場から撮影できましたが、去年より基地内の駐車場はなくなりパークアンドライドに、そして山川門付近は厳重に柵が設置されて閉鎖されたため、午後のベストポジションでの撮影は厳しいですね。
とは言え、せっかくのファントム祭り、マナーを守ってしっかり楽しみたいですね。

駐機エリア

302SQと501SQの記念塗装機、特別塗装機は、退役機の展示となるため(501SQのは一部現役機と思われる)、もちろん飛びませんが、301SQの記念塗装機は、この駐機の仕方からして、飛ぶことが期待されますので、ケロヨンスペマ、じっくり見られることを期待します!

F-4EJ改(37-8315)とスカイマーク