入間基地航空祭2019 その72019年11月10日 06時49分

入間基地航空祭、プログラムには帰投までしっかり入っていました。
以前は、帰投自体は航空祭イベントに含まれませんでしたが、帰投目当てにいつまでも客が帰らないので、ここ数年は帰投もプログラムに含まれています。

●F-2B(33-8117)
F-2B(33-8117)

ブルーインパルスの演目中ですが、すでにアプロンでは帰投準備が進められていました。

●RF-4E改(57-6907)
RF-4E改(57-6907)

ファントムはエンジンスタート。排ガスは灯油ストーブの匂いと同じ(笑

RF-4E改(57-6907)

ブルーインパルスの演目終了と同時にタキシング開始。

RF-4E改(57-6907)

RF-4E改(57-6907)

フルパワーで上がり、3テイクしてくれました。

RF-4E改(57-6907)

RF-4E改(57-6907)

この時間になると、雲もだいぶ下がってきて、絵的には最悪ですが(苦笑)、とにかく入間の最後をもり立ててくれました。

RF-4E改(57-6907)

ギア・フラップ・アレスティングフックダウンでローパス。
入間基地航空祭最後の参加となるリコンファントム、今年度いっぱいで、唯一の偵察機部隊501SQも解隊となります。

RF-4E改(57-6907)

これが見納めとなるファンも多かったはず。

RF-4E改(57-6907)

唯一の背中ショット!

RF-4E改(57-6907)

ボケボケですが、最後にA/B全開で百里基地に帰投していきました。


●F-15J(42-8844)
F-15J(42-8844)

イーグルもエンジンスタート。ファントムに比べると静か(もちろんうるさい)。音の周波数がファントムより高めですね。

F-15J(42-8844)

エアブレーキテストしながらタキシング開始。

F-15J(42-8844)

303SQ所属の844号機、1984年生まれの通称SJ型、こちらは近代改修されずに、F-35Aの導入とともに去る予定となっています。
とは言え、もうしばらくは活躍するでしょう。気がつけば、最強のイーグルも35歳なのです。
ファントムがおじいちゃんなら、このイーグルは団塊世代ですかね。

F-15J(42-8844)

F-15J(42-8844)

F-15J(42-8844)

F-15J(42-8844)

天気が悪かった分、A/Bのリングがきれいに見えました。それにしても、ここまで全開で上がるとは!


●F-2B(33-8117)
F-2B(33-8117)

個人的には余り見る機会がない2人乗りのB型。
パイロット的には、後ろにもう1人いるのは、精神的にも楽なのだそうです。

F-2B(33-8117)

後席からゴソゴソとなにか出したと思ったら「自衛官募集」横断幕w

F-2B(33-8117)

F-2B(33-8117)

こちらもA/B全開で帰投していきました。

●C-2(68-1204)
C-2(68-1204)

C-2はこの後離陸滑走途中、コンプレッサーストールがあったようで、途中で離陸中止して、また戻りました。
その後、問題なかったのか無事離陸できました。


●AH-1S(73482)
AH-1S(73482)

パイロットは後席なのでガナーの全席はお手振り。
陸自のコブラも老朽化が進んでいますが、後継機のAH-64Dは13機で導入終了、その後はいまだ決まらず。
陸自の攻撃ヘリ部隊は、今結構危機的状況なわけですが、コスパ的にはAH-1Zの導入になるのかな?


●UH-60J(SP)(08-4590)
UH-60J(SP)(08-4590)


●SH-60K(8412)
SH-60K(8412)

SH-60K(8412)

同じH-60系のヘリコプターも、用途が違えばこうも外装品が変わるという例ですね。
特にSH-60Kは、国内でだいぶ魔改良されたので、オリジナルよりキャビンスペースが広くなっていたりします。


●T-400(71-5059)
T-400(71-5059)

最後はT-400。こちらも美保基地所属なので、関東だとなかなか見る機会がないですね。

他にもいたのですが、時間の関係で、これを見て退散しました。
以上、入間基地航空祭の様子でした。
次は百里基地、晴れるといいなぁ。