【千葉遺構撮影ツアー】第一ホテルみほし館2019年08月20日 06時39分

千葉遺構撮影ツアー最後に訪れた場所。
本当は、この近くの廃船「東港丸」を見たかったのですが、いざ行ってみると見当たらず。
長らく放置されていて、他の船の邪魔だったようですが、おそらくは撤去解体されたのでしょうね。
放置された廃船は、街中の港では珍しいので、どんなものか見てみたかったのですが…

第一ホテルみほし館

ここは予定に入れていなかったのですが、ふと目についたので行ってみました。
というか、知ってはいたのですが、さほど見るべきものはないかなとスルーしていました。

それにしても見事な蔦です。
他の方のブログなどを見ると、数年前はまだここまで蔦はなかったです。

みほし館正面

ホテル正面。
廃虚歴は十数年とされています。2018年には、侵入者6名が捕まって書類送検されたそうです。
まあ6人もぞろぞろ入ったら、そりゃ目立ちますわ。
それ以来、元々ベニア板だけだった入り口の封は、現在では写真のように鉄板でガードされています。
いやそれにしても見事な蔦が、きれいに生えています。
引きの絵しか撮れず、広角ズームでの撮影となりました。
こういうときにシフトレンズが欲しいのですが、手持ちのPC-Nikkor 35mmだと、ちょっと中途半端なんですよね。
PC NIKKOR 19mmが欲しい。

第一ホテルみほし館

窓柵の一部は崩壊するなど、建物の老朽化が目立っています。
潜入者のブログを見ると、内部も1階は水没、壁や天井の一部が崩壊して、現状はもっとひどいのでしょう。

お向かいも空き物件

みほし館の向かいの建物、まだ新しそうですが、こちらも未入居状態。
不動産の管理地となっています。Googleストリートビューで見ると、数年前にはバーも入っていたようですし、現在と建物の色が違いました。
リフォームして外壁も塗り直したのかもしれませんが、目の前が廃ホテルゆえ、日当たりも悪く、借り手がつくのは難しそうです。
実はこの周辺、廃虚とは言いませんが、管理物件だらけでした。
負の連鎖なのかな…

みほし館裏手

みほし館裏手。
ストリートビューではなかったガードが。
ここ1年で施工されたと思われ、建物の一部が崩落し始めているための措置でしょう。

塞がれた1階の窓

1階の窓は、かなり以前からベニア板で塞がれている様子。ベニア板のされていない箇所からは、破れた障子が見えます。

階段とポールも蔦に

階段やポール?も蔦に覆われています。やがて建物全体を覆い尽くすのではないかという勢い。

みほし館裏手

裏手も蔦に覆われつつあります。写真右手前は駐車場ですが、建物側は雑草が生えて、ここは駐車スペースとして危険なので使われていない様子。
またホテル裏手には、かつてはスロープがあったのですが、侵入者対策なのか、自然崩落なのか、なくなっています。
ストリートビューで変化を見ると面白いでしょう。

ホテル入口

正面入口。右手にある看板は崩壊。
看板が崩壊していない2012年のストリートビューを見ると、1Fがフロント・カフェバー・いけす料理みほし、2Fが和風宴会場・結婚式場、3Fがビジネスホテル(上の写真の入り口左上の看板では小宴会場もあったようです)とあり、ホテルとしての規模はあまり大きくなかったようです。


旧旅館「八幡屋」

向かいの旅館も管理物件に。ここもストリートビューでは、2015年頃までは、営業していたようですが、2017年にはロープが張られ、現在は看板も外されて管理物件になっている様子。
場所は、メインの通りから1本入っただけなのですが、こんなにも寂れてしまうものなのですね…

以上、千葉遺構撮影ツアーでした。

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