Xperia 1のボケモードは完璧ではないが簡単 ― 2019年07月28日 08時54分
●従来より簡単に背景ぼかしが撮れるが、完璧ではない
というのが率直な感想。
それまで使ってきたXperia XZや、1つ前のXZ3もそうですが、従来は「ぼけエフェクト」というカメラアプリの機能で、まずは被写体にフォーカスが合っている写真を撮り、次に意図的にフォーカスをずらした撮影を行って、それを合成することで、擬似的に背景ぼけの写真を作り出す機能が搭載されていました。
Xperia 1では、それを1回のシャッターで、ソフトウェアで背景部分を検出してぼかすという手法を取り入れているようです。
上の写真は、SONY mobileのHPのものですが、このようにきれいにボケてくれればいいのですが…ってこれ本当にXperia 1で撮った写真?
で、実際に撮ってみると…
んー、ラガービールの麒麟がボケてしまっている…。
1発撮りできるので、多少動く被写体でもボカしてくれるのはありがたいですが、まだ課題もありますね。
昨日の夏祭りで、珍しくラガービール売っていたので撮ってみたのですが、見事に麒麟のマークの部分がボケています…。
これもソフト処理が失敗した結果です。
ぼけモードにすると、常時画像処理によるコマ落ちも発生するのもマイナスポイントです。
また、ぼけモードの時は、あまり被写体が近いと、「被写体から離れてください」と警告が出ます。
とは言え、この手の処理は今後CPU処理技術が上がることで改善、向上が期待できます。
近い将来には、AIで処理して、より正確性が向上するでしょうね。
現時点では、まだまだオマケモードで、自然なボケはセンサの大きなカメラにはかないませんが、どうしても背景をボカさなければならない状況では、以前のいちいち「ぼけエフェクト」を使わなくて良いので楽ですね。
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