再生して何度も使える! 東洋リビング モバイルドライMD-22019年06月24日 06時23分

東洋リビング モバイルドライMD-2

梅雨時期です。
ジメジメは嫌いですが、保管中のカメラレンズ機材にも良くないので、この時期は防湿庫以外に保管中の機材は、乾燥剤による除湿が欠かせません。
が、使い捨ての乾燥剤ではなく、再生して何度も使える乾燥剤があることを最近知ったので、試しに買ってみました。

防湿庫でお馴染み、東洋リビングのモバイルドライMD-2です。
中央に見える赤いビーズが乾燥剤で、赤い状態は吸湿仕切った状態。
本体を直接コンセントに刺すことで、中にある加熱ヒーターで、乾燥剤の湿気を飛ばして再生するという仕組みで、防湿庫の除湿ユニットのモバイル版と言って良いでしょう。

かなり強力です! 一気に湿度が下がりました。
防湿庫とは別に、あまり使用頻度が多くない機材は簡易型の17Lドライボックス(タッパーの大型版)に保管していますが、定期的に乾燥剤の交換が必要です。
乾燥剤はさほど高価ではないですが、それでも長く使っていればコストが掛かります。
モバイルドライなら、再生して何度でも使用可能、乾燥剤の寿命は半永久らしいので、相当長期間使用できそうです。

Amazonのコメント欄にもあるように、吸湿能力が強力すぎて、乾燥しすぎるきらいがあります。
説明書によると、効きすぎる場合は、乾燥剤の乾燥加熱時間を短くするようにとあります。微調整は必要なようです。

上位版にMD-5もありますが、これだと一般的なドライボックスでは過剰で、大型の衣装ケースや、ちょっとしたクローゼットの除湿に最適ではないかと思います。
クローゼットは湿気が溜まりやすいので、今までは使い捨ての除湿剤を使っていましたが、今度はMD-5も試してみたいですね。

【神亀酒造】神亀 純米活性にごり酒2019年06月25日 06時28分

【神亀酒造】神亀 純米活性にごり酒

やっと神亀を買うことができました。
なんでもここの杜氏は埼玉県の酒蔵でも一目置かれているとか…

古酒のイメージもある神亀ですが、活性にごりとあらば、フレッシュなイメージです。
開栓注意とありますので、注意深くゆっくり開けました。
が、思ったほどシュワシュワではなかったですね。
何でも今シーズンの活性にごりは、例年より発泡が弱いそうです。

混ぜないと下にかなりの澱が貯まるタイプのお酒です。本当は上澄みも楽しむべきなんでしょうけど、どうしても混ぜたくなってしまう性格でして(笑

発泡が思ったより弱かったのもあって、開栓初日にゆっくり澱を混ぜて飲んでみました。

やはり澱を混ぜたからか、少し苦味が多めに感じますが、甘さと辛さも十分出ていて、しっかりとした味わい。
もう少しフレッシュな味をイメージしていたら、どっこいしっかりと日本酒らしい落ち着いた味です。

ネットでの感想を見ると、神亀の中では軽やかで日本酒シャンパン、と評されている感じですが、個人的には今回の活性にごりは、発泡が弱く、日本酒シャンパンとまでは行かないかな、と思いました。
神亀の中では軽いのでしょうけど、この手の活性にごりとしては、ややどっしりなイメージです。
もちろん、これはこれで好きな味ですね。

廃墟における新聞は時代の生き証人2019年06月26日 06時39分

とカッコよくタイトルを書いてしまったけど(笑)、でもホントそうなんですよ。
その廃墟がいつ頃から廃墟となったのか、その当時の時代背景とか、あれこれ想像を巡らせられます。
そしてその中の広告もまた、その当時を知るための貴重なものとなります。

こちらはもう10年以上前の撮影。

1970年3月17日の毎日新聞広告から「マツダファミリアロータリー」

1970年3月17日の毎日新聞東北版。
キューピーコーワ80、俳優はえーっと…名前が思い出せません。
この時代からキューピーコーワってあるんですね。

そして下はマツダファミリアの2代目です。
ファミリアも乗用版がアクセラ→Mazda3となり、なくなって久しいですが(バンのみOEMとして名前は残っていますが)歴代ファミリア唯一のロータリーエンジンを搭載したファミリア。さぞかし燃費が悪かったことでしょう(笑

この時期のマツダはロータリーエンジンに苦心し、それこそファミリーカーのファミリアにも、マイクロバスのパークウェイにも、高級車のルーチェ、スポーツカーのコスモと、なんでもかんでもロータリーエンジンを載せていた時代です。
高回転型で低速トルクが薄かったロータリーエンジン、結局の所最後まで残ったのはスポーツカーのみとなり、それもRX-8を最後に消滅してしまいました。いや正しくは休眠でしょうか?

広告の2代目ファミリアのロータリー、59.8万円という価格は、今の水準だと187万円程度だそうです。今のMazda3が218万円からの価格なので、当時としてもそこそこ安かったのかな?
Mazdaは21世紀初頭までは安売りメーカーだったので、今の欧州思考、高級志向のマツダとはあまり比較できないかもしれませんが。

もう1つ載せようと思いましたが、今日はここまで。

廃墟における新聞は時代の生き証人22019年06月27日 06時08分

新聞は…というより車の広告は…となってしまっていますが(苦笑

トヨタパブリカ(初代)の新聞広告

こちらも昨日掲載の写真と同じ場所、撮影地は東北。
トヨタパブリカ(初代)の新聞広告です。
車のナンバーが800となっているのは、初代パブリカ後期型のエンジン排気量800ccに由来するもので、この時代は排気量が車のヒエラルキーそのものだったことが伺われます。
今はダウンサイジングターボにハイブリッドと、車格と排気量があまりリンクしなくなってきていますね。

パブリカは、トヨタのコンパクトカーの先駆けとして、一般大衆への自動車の普及を目指して販売されたもので、車名もPublic Carを組み合わせた造語。
後のスターレット、現代のヴィッツのご先祖にあたります。

エンジンは水平対向!2気筒OHVです。水平対向と言えば、今は自動車ではスバルやポルシェのイメージですが、トヨタにも水平対向エンジンがあったのですね。
パブリカは、1961年からの初代初期モデルが700ccでしたが、1966年にビッグマイナーチェンジを受け、800ccにアップされています。つまり、この新聞は1966~1969年の新聞広告ということです。

広告価格は387,000円で、昨日掲載したファミリアロータリーより少し古い(1年~4年)のですが、20万円以上お安い価格です。
この時代は、日本の高度経済成長の真っ只中にあり、貨幣価値も目まぐるしく変化しています。
サラリーマンの賃金上昇率も、現代とは比較にならないくらい高かった時代です。
わずか2年で、これだけ貨幣価値が変わっているのです。
とは言え、この価格は、パブリカの孫?とも言えるヴィッツの1.0~1.3Lグレードの価格に相当します。
なので、一般庶民にも手が届きやすかったと思います。

Wikipediaを見ると、初期のパブリカは安価で軽自動車と同じ価格か安いくらいだけど、装備が簡素で、軽自動車に流れる人が多かったとありますので、この流れは現代に通じるものがありますね。
今や軽自動車が、普通車顔負けの重装備で、価格も普通車コンパクトカーと同額か、むしろ高いくらいですから。

トヨタパブリカ仙台、というのも時代を感じさせますね。今のカローラ店に相当するものです。
左下のトヨタレンタカーのマークは、今でも同じものが使われていますね。

自動車が憧れだったものから、頑張れば庶民でも手が届くものへと変わっていった時代の広告、今や都市部では車を持たないという時代ですが、この時代は高度経済成長で、自動車が光り輝いていた時代ですね。

真っ赤な部屋2019年06月28日 05時44分

マネキンと赤い部屋

これも昨日掲載の廃墟と同じ場所…なんだけども、こちらは学校の廃墟から。
誰かがいたずらして赤く塗ってしまったお部屋。

撮影当時、廃墟百戦錬磨だったので(笑)、こんなのに遭遇しても別に驚きはしなかったです。

それにしても、同じ廃墟でもアパート群はこういうのがないのに、学校ともなると荒らされるのは、やった人間の学校に対するトラウマでもあるんでしょうね。

今日は出張に行ってきくるので、早めの更新でした。
最近多いんだよね出張…。

Google Home Miniがタダなので受け取ってみる2019年06月29日 10時55分

Google Home Miniプレゼント
先日、Gmailにこんなメールが届きました。

なんでも2019年6月17日より前にGoogle One(旧称Google Drive)の契約をしている人に、無料でGoogle Home Miniをプレゼントだそうです。

Google Oneは、これまたお試し期間に登録したもので、無料で無制限に使える、写真と動画以外のデータは特にアップロードもしていないので、そろそろ解約するつもりでした。

スマートスピーカー、一時期流行りましたが、そんなに使えないというのがわかってからは、どこも投げ売り状態でしたしね。

お金を払ってまで欲しいと思わないけど、くれるならもらってしまいましょう。ブログのネタにもなるし、妻にキッチンで使ってもらうのも良いかなと。

手のひらに乗るサイズのスピーカー、音質は期待しないけど、音声認識がどの程度のものか、楽しみです。