ニコンファンミーティング2018東京 初日に参加してきた12018年09月02日 12時35分

昨年のニコンファンミーティング、記念すべき100周年開催には行けませんでしたが、ついに発表されたNikonのフルサイズミラーレスと共に、101周年記念の2018年のファンミーティング初日に初参加してきました。

ベルサール渋谷ファースト

8時過ぎに会場のベルサール渋谷ファーストへ到着。
既に30人程度待っていました。その中にはTwitterのフォロワーさんの姿も。

カタログの入った紙袋とお水

待ち列に入ると、スタッフの方から紙袋とお水をいただきました。水はありがたい。

分厚い冊子

MIRRORLESS REINVENTEDという分厚い冊子が入っていました。並々ならぬ意気込みを感じます。
この後、会場入口手前まで誘導され、入場パス代わりのカメラのプロフィールシールを渡され、カメラバッグに貼り付け。
予定の10時より少し早く開場しました。

開場直後ニコンのみなさんがお出迎え

Mr.ニコンこと後藤フェローの姿も

ニコンのスタッフが出迎えてくれました。中にはお偉いさんの姿も。
そしてMr.ニコンこと、後藤フェローの姿も!

とりあえずは、10時10分からの北岡部長の講演の席を取りました。

ニコンファンミーティング2018東京

UX企画部部長の北岡氏

北岡部長のお話は、現代のプレゼンテーションの見本みたいなもので、いきなりカメラの話ではなく、まずは関係ない話から入っていくと思いきや、カメラの話につなげていくという、さすがブッチョさん。勉強になります。

UX企画部部長の北岡氏

外からのFマウントを超えるマウントへの期待に答えたという、Zマウント。
f/0.95のレンズを使えるがための大きさにしたとのこと。
そして、マウント径55mmやフランジバック16mmも、ただ闇雲に大きくしたわけではなく、耐久性や使い勝手も考慮した最適値がZマウントとのことでした。

Z 7で撮影中

よく見ると、プレスの腕章の方が、Z 7?に小型ジンバルで撮影していました。

NikonもついにLogに対応

他社に遅れること、Nikonもついにプロ仕様のLog記録「N-Log」に対応したとのこと。しかもHDMIから外部レコーダに10bit出力できます。
動画撮影に相当力を入れているようです。

講演を聞き終えて、個人的にはZ 7, Z 6より興味があった、AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRを試すべく、超望遠レンズ試写コーナーへ並びました。

望遠レンズのデモ

阿部秀之先生の講演を聞きながら望遠レンズ待ち

並びながら、Nikonのイベントではおなじみ、写真家のあべちゃんこと阿部秀之氏の公演を遠巻きに聞きました。
ただ、個人的にはあべちゃんの言う、XQDカードスロット1つでも問題ない、今までXQDでトラブル起きたことがない、というお話には賛同しかねましたが。
なぜなら、つい先日D850でも1度だけ、XQDの書き込みエラーが出て、サブスロットのSDに記録された経験があるからです。

やっと自分の番が来ました。
D500と共に、500mm PFがセットされていました。残念ながら、自分のカメラでは試せませんでしたが、持参したXQDかSDカードをD500に挿入して、データの持ち帰りは可能でした。

AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRとD500

AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRとD500

どうです? 500mmの超望遠レンズとはいえ、f/4Eと比較して全長も重量も半分近く、70-200mm f/2.8クラスの望遠レンズより、一回り大きい程度です。何より手持ち撮影しやすいです。小さすぎないほどほどの大きさなのが良いです。

実際にD500+AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRで撮った写真がこちら。
いずれもこのレンズで多く使うと思われる、絞り開放での作例です。

阿部秀之先生

我らが阿部ちゃんをパチリ。会場は暗いので、感度が上がっているのはご容赦を。
D500なので、フルサイズ換算750mm相当の超望遠レンズになりますが、手ぶれ補正がよく効き、ファインダ内の像は安定しています。

ニッコールレンズを500mmで切り取る

展示しているレンズを。
手ぶれ補正モードは、NomalとSportsを切り替えられ、Nomalが補正量重視のために、ショットによってはやや被写体の位置が安定しない感がありましたが、Sportsモードでは、被写体の位置優先となるため、動き物の撮影はSportsモード一択でしょう。
私は、常時Sportsモードでも良いかなと思いました。

ガラスの原材料

こちらはレンズの原材料の展示。背景ボケは、被写体によっては少し二線ボケ傾向がなくはないですが、概ね良好です。
f/5.6と開放f値の暗いレンズですが、日中屋外撮影ならそれほど気にならないと思うし、AFもD500との組み合わせではスパッと素早く決まっていました。

このレンズは、次の購入第一候補ですね。
同日、新宿のニコンプラザにも展示機が導入されたそうなので、また機会があれば試しに行きたいと思います。


続いてZシステムの展示。

Nikon Z 7とZ 6の展示

Z 7とZ 6ボディ、エンブレム以外は全く同じです。

Zマウントレンズ群

まず発売されるこのZマウントレンズ、外観はFマウントレンズよりシンプル。

Z 7の内部構造展示

Z 7の内部構造。かなり薄く作っているのがわかります。
また、センサ基板周辺は、銅のヒートシンクがあり、発熱が厳しい現代のデジタルカメラでは必須なのでしょう。

Zシリーズ用バッテリパックMB-N10のモックアップ

こちらは、現時点でまだモックアップの、バッテリパックMB-N10。
シャッターボタンやダイヤルがないとの指摘をどこかで見かけましたが、材質を見て分かる通り、3Dプリンタで出力したプラスチックのモックアップ(木製じゃないけど)で、まだ形状確認のみといったところです。
ですから、シャッターボタンやダイヤルは付く可能性が高いと思います。

Zシステム

もちろん当日は、Z 7やZ 6に各種レンズなどの試写ができたのですが、かなりの客が並んでいて、Yamaroの時間的制約上、並ぶのは諦めました。

が、この跡偶然にも手にすることができました。
続く…

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