掃除機の回転ブラシの修理2018年06月27日 06時00分

日曜から下の子供が体調不良、昨日も回復しなかったので、仕事を休んで病院に連れて行ったりしていました。
で、せっかくなので掃除もしていたのですが、掃除機の回転ブラシがギュイ~~~ンとけたたましい音をたてるので、分解してみました。

日立の掃除機のヘッドを分解

日立のCV-SK9という機種ですが、このタイプはヘッドの回転ブラシをモータで回転させていて、ベルトを介して伝達していますが、そのプーリー(写真中央の青い部品)の回転がどうも渋い。

プーリーの回転軸にゴミが…

回転が何故渋いのか…。よく見ると、回転軸に髪の毛が挟まっている様子。本来ここにゴミは入らないはずなんですが、長年使っているとあちこちから侵入するんですね。

部品も探してみました。今はネットでこうした細かい部品も探せて便利なんですが、残念ながら該当なし。
もしかしたら、日立のサービスに問い合わせれば分かるかもしれませんが、少なくともネットで探した限りは、この部品単体は見つけられませんでした。ベルトとか回転ブラシとか、部品単体であるようですが。
かと言ってヘッドそのものは1万円弱します。

仕方ないので、カッターナイフを隙間に入れて、削ぎ落とす作戦に。
といっても、回転軸に絡まった髪の毛は、本来プーリーを分解して軸だけにしないと、完全には綺麗にできません。
ただ、この部品は恐らく圧入されていて、分解は不可能な感じだったため、根気よくカッターナイフでほじくり返しながら、挟まったゴミ(主に髪の毛)を取り除きます。

完全には取れませんでしたが、摺動は軽くなったので、復元。
試運転したら、今までの騒音が嘘のように、静かに高速で回転してくれました。作業冥利に尽きる瞬間ですね。
ただ、交換したほうがもっと滑らかに回るはずなので、部品がないか根気よく探すことにしましょう。