初めてのPanasonicカメラ DMC-GX7MK2 ― 2017年12月23日 07時09分
カメラより先に作例の紹介になってしまいましたが…。
サブ機のOLYMPUS PEN E-P5の動画画質に不満を感じ、D850で4K動画が撮れるようになったのもあり、サブ機も動画画質は欲しいし、できれば4Kで、となると、動画に強いカメラとして候補になるのがPanasonicでした。
OLYMPUSと同じマイクロフォーサーズなので、レンズの買い替えをしなくて済むのと、既にPanasonicの14-140mmレンズは入手済みで、このレンズとの組み合わせでDual I.Sが使えるのもGX7MK2の選定理由の1つです。
前から狙ってはいたのですが、ここ最近、何故か値上げに転じていて、中古も高止まりでどうしたものかと思っていたところ、Twitterのフォロワーさんが、ちょうど手放すのでいかがでしょうというお誘いがあり、中古相場より安く譲り受けることが出来ました。
▲L.モノクロームで現像
スチルだけで言えば、PEN E-P5は操作性もよく、手ブレ補正も鬼のように効くので、時々AFが抜ける以外、特段不満はなかったんですけどね。やはり、それ以前に使っていた、センサが小さく設計年次も古いNikon 1 V1より動画画質が悪いというのは、ちょっと問題がありました。
サブ機はスチルはそこそこ撮れれば良いですが、子供もいるので動画も気軽に撮りたい、という要求に応えられるものが必要だっただけに、動画に強いPanasonicを導入した次第です。
もちろん、GH5やG9のような、プロも使うような動画までは求めないし、GX8だと普段持ちで大きすぎ、E-P5とほぼ同じ大きさ、となるとGX7MK2になるわけです。
E-P5より、わずかにGX7MK2のほうが大きく重いのですが、許容範囲です。
E-P5ではなぜか欠けていた電子シャッターもgX7MK2は搭載し、あまり出来は良くないと言われていますが、EVFも搭載。
これは感覚的にNikon 1 V1に近いのです。
Nikon 1 V1のような、フル画素での秒60コマ連写、と言うのは無いものの、4K動画での連写ができるので、チャンスに強そうなのもGX7MK2の魅力です。
ただ1点、不満があるとすれば、Nikon 1 V1にはあったマイク端子だけがない、動画を撮る上ではこれが欠点でしょうか。
それを考えると、Nikon 1 V1は操作性は最悪でしたが、割りと動画思考なカメラでもあったかな?
4K動画は、早速子供を撮ってみましたが、画質はよりセンサの大きいNikon D850と遜色ない印象で、むしろセンサが小さい分、撮影中のAFも割と使える印象。
あとはPEN E-P5のように、突然AFが抜けるようなことがなければ良いですね。
PEN E-P5は、スチル機としては本当に不満がないですし、手ブレ補正はGX7MK2よりずっとよく効くので、これはこれで良いのですが、売却ですね。
EVFもあるので、売れば今回のGX7MK2導入費用とトントンになりそうです。
▲SILKYPIXのフィルム調V2で現像
というわけで、暫くはGX7MK2で撮っていこうと思います。
EVFは確かに背面液晶と比較してコントラストがきつく、画質はもう一歩ですが、内蔵なので使いたい時にさっとファインダを使えるのがありがたいです。
PENの外付けファインダは、画質は良いけど大きすぎで、付けたり外したりは面倒でした。
背面ダイヤルが指の吊りそうな位置にあるのだけが、今のところ難点ですが、メニューもOLYMPUSよりはるかにわかりやすいですね。
▲L.モノクロームで現像
Panasonicはフォトスタイルと称す色調コントロール、L.モノクロークが好みです。
なんでもLeicaのモノクロに近いとか。PanasonicはLeicaと提携して、一部カメラを供給しているので、つながりがありますから、こういう色調を出せるのかもしれませんね。
まあLeicaのデジタルは使ったことがないのでわかりませんが…
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