最新ナノクリレンズとDタイプレンズの逆光耐性比較2017年05月09日 06時25分

GWの函館帰省で、恵山のホテル恵風に泊まってきたのですが、1泊した朝に撮影した一コマ。

海に向かって撮ったのですが、広角レンズは荷物軽量化のため、AF-S 16-35mm f/4G ED VRではなく、古いAi AF Nikkor 20mm f/2.8Dを持っていきました。何しろ小型軽量なのが美点です。

が、写真のような朝日を極端な逆光で撮った場合、フレアの発生で随分コントラストが落ちるんだなぁと実感。
ファインダーで見て、最初レンズが曇っているのかと思ったくらいです。
ちなみにこのレンズには、保護フィルタは付けていません。

Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D
データ:Nikon D810 + Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D Aモード(f/11 1/500)-1.0

画角は違いますが、ナノクリスタルコートを採用した、最新のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRではどうかというと…。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR Aモード(f/11 1/640)-1.3 26mm

抜けが良い画像が得られました。このレンズは保護フィルタを付けているので、厳密には素の状態よりは若干フレアが発生しやすい状況ですが、今時の保護フィルタはフレアの発生も最小限です。

こんなに違うとは思わなかったです。
やはりAi AF Nikkor 20mm f/2.8Dは設計の古いレンズですね。四半世紀前のものですから、最新レンズとは逆光耐性に関しては比較にならないですね。
もちろん、Ai AF Nikkor 20mm f/2.8Dも順光ではなかなか良いのですが、広角レンズの場合は、どうしても画角が大きい分、光源が入りやすいので、逆光耐性はあるに越したことはないですね。

そろそろ、新しいAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDも検討したいところです。