CP+ Nikonブース セミナー"は"よかったが…2017年03月04日 06時36分

なんだかんだでもう1週間経過してしまったCP+の記事。

中古カメラ市から移動した先はNikon。と言っても、ご存知のように今年創業100周年にも関わらず、1000人以上のリストラ、高級コンパクトカメラDLシリーズん販売中止、そして新製品もなく、興味があるのはカメラマンのセミナーのみ。
中井精也氏に続き、阿部秀之氏、中野耕志氏と、好きな写真家さんが3連続!

中井精也氏のセミナー



中井先生の講話は本当に面白かったですし、写真も素晴らしいのはもちろん、撮影スタイルも見られて楽しかったです。
先生が使用しているD500、欲しくなっちゃいました。

D500のAF性能 宇宙一

この写真、Twitterに上げたんですが、携帯でとっさに撮ったので、ピンぼけでしたね(汗
首から下げていたE-P5で撮ればよかったのにね。

それにしても、フルオートでも動く電車にジャスピンなのが素晴らしい。もう少しヒコーキ撮りに行くチャンスが多ければ、買っていたでしょう。D500のAF性能は「宇宙一」ですからね(笑
でも今欲しいのはD810後継機、またはD5ジュニアのD760?です。ぜひ同じAFを積んでほしいです。


阿部秀之氏は、ブログからしてグルメの話題が多いですが、やっぱりグルメの話。ニコン羊羹やニコンせんべいの話題。熱く語っていました。

一方展示はと言うと…

Nikon 100周年展示

Aero-Nikkor
航空撮影用のAero-Nikkor

ぐにゃりNikonでおなじみI型
Nikon初のカメラ Nikon I型 (Nikonロゴが通称"グニャリNikon")

100週年の展示ってこれだけ!?
これはちょっとひどすぎますよ。ただ並べただけじゃないですか。もう少し、工夫が欲しかったです。まあNikonミュージアムに行けって話なんでしょうけど。

続いて機材のお試しコーナー。

機材お試しコーナー

AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR IIを試しました

写真中央のAF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II、試してきました。と言っても、ボディも貸出のものしか使用できず、試写したデータはもらえず、だったらNikonのショールーム行ったほうが良かったです。
対応してくれた方も、あまり詳しくない? 最初単焦点望遠はありませんと言われましたし。いや、貸し出せる機材くらい確認しましょうよ。
300mm、これだけ現時点で望遠単焦点レンズでEタイプ化されておらず、間もなくモデルチェンジでしょう。VRの効きも、新しいEタイプの吸い付くようにピタッと止まる最新VRと比較すると、補正は約3段分と、もう一歩の感じがします。
それにしても、普段SIGMAの150-600mm Sports使っていると、サンニッパ程度は大して重く感じないですね。

KeyMission
画像はこの前のブログの使い回し

KeyMissionについては…もうね、如何に誰も興味が無いかが分かるくらい、あまり人がいない感じがありました。
メディアポート然り、どうしてこう自社のファンすら見向きもしない、もちろん一般ユーザーが見向きもしない製品出すんでしょう?
DLを出して、KeyMissionを販売中止にしたほうが良かったんじゃないかと思います。

ただし、Nikonの100週年は7月なので、そこに合わせて色々出してくるんじゃないかと、今は期待しています。
CP+の後にD810を発表した前歴もありますし、Nikonについては、近年情報統制がしっかりなされているのか、発表直前まで噂が出ないことも多く、特にD500がそうでしたね。もう出ないと思われたD300Sの実質的後継機、D700後継機も有り得そうな気がしています。
D810後継機とD700後継機、もしどちらも出るとしたら、非常に悩ましい選択になるのではないでしょうか。

新製品、とは言えない100周年記念モデルのD5, D500, 大三元レンズも展示されていました。限定販売するようです。
ただ、かつての80周年記念のF5もそうですが、それほど価値があるとは思えないですけどね。

100周年記念D5

100周年記念D500

100周年記念大三元

デジタルのボディは使ってナンボですし。
こういうのは、ぜひNikon SP DIGITALみたいなカメラで実現してほしいです。
10年は売るデジタルカメラ、あるいは中身はマイナーアップデートしても、外観は変えない、そんなカメラです。

とまあ最後はCP+の関係ない話になりましたが、動き物を撮る連写機については、まだまだ一眼レフは強い、と感じたのが今回のCP+でした。
それは、OLYMPUSユーザーでもある私が、E-M1IIを試してみての感想から。
その話はまた後に書きます。