確定申告をe-Taxで行う2017年03月01日 06時28分

20世紀な表示のe-Taxソフト

本当はCP+の記事を書きたいのですが…

昨日から確定申告の電子申請、e-Taxのソフトに苦戦しておりまして、やっとこさ先程無事?送信いたしました。

Yamaroはサラリーマンですが、栃木にある自宅を貸していますので、毎年確定申告を行っています。

昨年から青色申告に切り替えていますが、今回はマイナンバーカードを取得しているので、ICカードリーダーを購入し、初めてのe-Taxでの申告でした。

帳簿自体はクライドで管理していて、そこでe-Tax用のファイルを出力し、e-Taxソフトで申請するのですが…

画像を見てもらうとわかりますが、何ともまあ20世紀のソフトのような、古臭い表示のソフトです。
ベースを作って、もう何年も更新していないのでしょうかね。Windows98の頃のような懐かしい表示。

さすがお役所のソフト、色々不便過ぎて、よくわからない。
あーだこーだやって、やっと申請できました。

正直、毎年これでいいのかな?とわからないながらやっていて、特に間違いを税務署から指摘されたこともないですが、毎年不安ですね。

かと言って、仕事を休んでまで税務署に相談に行く時間もなく、元々毎年赤字、大した利益は帳簿上出していないので、まあ大目に見られているのでしょうけど。

本当に自営業でちゃんと稼ぐような人は、税理士さんに相談したほうが良さそうですね。

初めてのCP+は中古カメラフェアに過半数を費やす2017年03月02日 06時14分

今更なCP+の記事を。

東京に住んで数年、なかなか行けなかったCP+に今回初めて行ってきましたが、本会場より先に、中古カメラフェアの文字が目に入ってしまい、そちらから見ることにしました。結局、会場にいたうちの過半数の時間を、ここで過ごしてしまいました。

CP+中古カメラフェア

PENTAX使いの友人Nと待ち合わせして、ぐるっとくまなく見てきました。

Noct-Nikkor 58mm

憧れのAi Noct Nikkor 58mm f/1.2Sです。未だ25万円オーバーの値付け。
右奥に、現代のNoct? 最新のAF-S 58mm f/1.4Gもありますが、こちらは現実的なお値段です。
同じく銘玉と言われるAiAF Nikkor 28mm f/1.4Dも置いていましたが、こちらも昔からこんな値段で、決して価値が落ちることがありません。
なかなか手が出ないレンズたちです。

Nocf-Mikkor

さてNoct Nikkorのミスプリント版としておなじみ?の、Noc"f" Nikkorまでもが売られていましたが、ここまで来るともはやコレクターズアイテムです。この1文字のために更に24万円加算されます。

ジャンクカメラたち

中古カメラの醍醐味、ジャンクカメラたち。
ただ、手頃なジャンクで欲しいものは、レンズを中心に結構遊んだので、最近は触手が伸びるものにあまり巡り会えません。
あわよくば、E-P5用にCマウントレンズで遊びたいな、なんて思っていましたが、残念ながらありませんでした。

友人Nは、お値打ちなPENTAXのマニュアルの50mm f1.4を購入しましたが、Yamaroは今回は購入せず。うーんと思う品はいくつかあったのですがね。

午後3時過ぎて、やっと本会場へ移動。と言っても、あまりカメラは見ていなかったりします。

CP+ Nikonブース セミナー"は"よかったが…2017年03月04日 06時36分

なんだかんだでもう1週間経過してしまったCP+の記事。

中古カメラ市から移動した先はNikon。と言っても、ご存知のように今年創業100周年にも関わらず、1000人以上のリストラ、高級コンパクトカメラDLシリーズん販売中止、そして新製品もなく、興味があるのはカメラマンのセミナーのみ。
中井精也氏に続き、阿部秀之氏、中野耕志氏と、好きな写真家さんが3連続!

中井精也氏のセミナー



中井先生の講話は本当に面白かったですし、写真も素晴らしいのはもちろん、撮影スタイルも見られて楽しかったです。
先生が使用しているD500、欲しくなっちゃいました。

D500のAF性能 宇宙一

この写真、Twitterに上げたんですが、携帯でとっさに撮ったので、ピンぼけでしたね(汗
首から下げていたE-P5で撮ればよかったのにね。

それにしても、フルオートでも動く電車にジャスピンなのが素晴らしい。もう少しヒコーキ撮りに行くチャンスが多ければ、買っていたでしょう。D500のAF性能は「宇宙一」ですからね(笑
でも今欲しいのはD810後継機、またはD5ジュニアのD760?です。ぜひ同じAFを積んでほしいです。


阿部秀之氏は、ブログからしてグルメの話題が多いですが、やっぱりグルメの話。ニコン羊羹やニコンせんべいの話題。熱く語っていました。

一方展示はと言うと…

Nikon 100周年展示

Aero-Nikkor
航空撮影用のAero-Nikkor

ぐにゃりNikonでおなじみI型
Nikon初のカメラ Nikon I型 (Nikonロゴが通称"グニャリNikon")

100週年の展示ってこれだけ!?
これはちょっとひどすぎますよ。ただ並べただけじゃないですか。もう少し、工夫が欲しかったです。まあNikonミュージアムに行けって話なんでしょうけど。

続いて機材のお試しコーナー。

機材お試しコーナー

AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR IIを試しました

写真中央のAF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II、試してきました。と言っても、ボディも貸出のものしか使用できず、試写したデータはもらえず、だったらNikonのショールーム行ったほうが良かったです。
対応してくれた方も、あまり詳しくない? 最初単焦点望遠はありませんと言われましたし。いや、貸し出せる機材くらい確認しましょうよ。
300mm、これだけ現時点で望遠単焦点レンズでEタイプ化されておらず、間もなくモデルチェンジでしょう。VRの効きも、新しいEタイプの吸い付くようにピタッと止まる最新VRと比較すると、補正は約3段分と、もう一歩の感じがします。
それにしても、普段SIGMAの150-600mm Sports使っていると、サンニッパ程度は大して重く感じないですね。

KeyMission
画像はこの前のブログの使い回し

KeyMissionについては…もうね、如何に誰も興味が無いかが分かるくらい、あまり人がいない感じがありました。
メディアポート然り、どうしてこう自社のファンすら見向きもしない、もちろん一般ユーザーが見向きもしない製品出すんでしょう?
DLを出して、KeyMissionを販売中止にしたほうが良かったんじゃないかと思います。

ただし、Nikonの100週年は7月なので、そこに合わせて色々出してくるんじゃないかと、今は期待しています。
CP+の後にD810を発表した前歴もありますし、Nikonについては、近年情報統制がしっかりなされているのか、発表直前まで噂が出ないことも多く、特にD500がそうでしたね。もう出ないと思われたD300Sの実質的後継機、D700後継機も有り得そうな気がしています。
D810後継機とD700後継機、もしどちらも出るとしたら、非常に悩ましい選択になるのではないでしょうか。

新製品、とは言えない100周年記念モデルのD5, D500, 大三元レンズも展示されていました。限定販売するようです。
ただ、かつての80周年記念のF5もそうですが、それほど価値があるとは思えないですけどね。

100周年記念D5

100周年記念D500

100周年記念大三元

デジタルのボディは使ってナンボですし。
こういうのは、ぜひNikon SP DIGITALみたいなカメラで実現してほしいです。
10年は売るデジタルカメラ、あるいは中身はマイナーアップデートしても、外観は変えない、そんなカメラです。

とまあ最後はCP+の関係ない話になりましたが、動き物を撮る連写機については、まだまだ一眼レフは強い、と感じたのが今回のCP+でした。
それは、OLYMPUSユーザーでもある私が、E-M1IIを試してみての感想から。
その話はまた後に書きます。

CP+ OLYMPUS E-M1 MarkIIは確かに凄かったが2017年03月05日 06時45分

もはやCP+の忘却録みたいになってきましたが、中古カメラ市やNikonブースののカメラマンのセミナーを見て、夜は予定がありすっかり時間がなくなってしまいました。
OLYMPUSのブースは、やはりユーザーでもあり、E-M1IIも気になっていたので、見てきました。

あれ、ブースの写真撮ってないや(苦笑

E-M1IIの試写コーナーは、ブース内でダンスやバスケットボールなど動きの激しいパフォーマンスをする方々を撮ることが出来、嬉しいことに自分の持ってきたSDカードを展示のE-M1IIに差し込んでデータを持ち帰れるのです。Nikonさんよ、こういうのをやらないとダメだよ。被写体を用意しないと。

E-M1II、確かに噂通り凄いカメラでした。連写だけ見れば、AF追従を含めて、NikonやCanonの上級一眼レフに並びそうとは言わないまでも、届きそうな勢いです。もちろん、センササイズなりに被写界深度が深く、フルサイズ一眼レフよりピントの条件が若干緩いのもあるかと思いますが、これだけ連写が速く、AFも正確なら、より小型なカメラで連写撮影に挑めます。一眼レフでは重くて…というユーザーには良いカメラです。
なにせボディサイズはマイクロフォーサーズでは大きめですが、エントリークラスの一眼レフ程度です。レンズも明るいレンズが比較的コンパクトです。

E-M1II連写1
この写真はフレーム固定で。何気にレンズが最新のM.ZUIKO 25mm F1.2でした。

ただ…んー、正直なところ、やはり動き物を追うのに、EVFでは、若干のズレが生じてしまいます。どうしても、自分の思い描く被写体の軌道と、被写体の位置がズレるんです。
いや、EVFだから、というよりは、表示の問題なんですよね。EVFのタイムラグ自体は、もはや大きな問題ではないかと思います。
それより、連写した際に、静止したコマがパラパラ漫画のように見えてしまう、これが問題です。

現代のCMOSイメージセンサでは、電子シャッターを使うと、ローリングシャッターによる俗に言うこんにゃく現象により、動きモノは像が歪む現象が発生してしまいます。
これがグローバルシャッターになれば、それが解決すると言われていますが、現時点ではこのこんにゃく現象があるため、ミラーレス一眼はエントリーモデルを除き、メカニカルシャッターを備えています。

メカニカルシャッターで連写する場合、必ずシャッターチャージ(シャッター羽を次の撮影に備えて元に戻す)が必要で、このシャッターチャージの一瞬、ミラーレスとは言えシャッターがセンサを遮るために、像がブラック・アウトします。
ブラック・アウトする時間はごく一瞬でも、次に像が写るときには被写体は移動していますし、EVFに表示されるのは動画ではなく「コマ」表示になるので、連写するとパラパラ漫画になります。
一眼レフの場合、確かにミラーの上げ下げで、ミラーがほぼ上がった状態で像が見えなくなる瞬間はあるものの、ミラーが完全に上がり下がりする途中の過程では、不完全ながらも、リアルタイムに動く被写体がファインダで確認できます。また、このミラーが下がる過程でシャッターチャージします。
つまり、ミラーレス機の場合、メカニカルシャッターを使い限り、構造上パラパラ漫画になってしまうのは仕方なく、これが動きモノ撮影でもう一歩と感じる部分です。
もちろん、連写スピードが上がったことで、E-M1 MarkIIはそういった違和感はだいぶ緩和されているのは確かです。

E-M1II連写2

今後、グローバルシャッターが一般的になり、連写時にメカニカルシャッターがなくてもこんにゃく現象が発生しなくなれば、その時が初めて、ミラーレス機の連写撮影が一眼レフを超えると思っています。
個人的には6Kや8K切り出しというのは、動画を撮る以上、動画のシャッタースピードとスチルのシャッタースピードは概念が違うものという認識で、もちろん8K切り出しのためだけに動画を撮る、というのなら、スチルの概念でシャッタースピードを決めればよいのですが、難しいところですね。

E-M1II連写3

もちろん、現時点で十分な性能、という人も多いでしょうから、そこは好みと言わざるを得ませんが、個人的には、E-M1IIは、正確なフレーミングができるかという点で、一眼レフのフラッグシップに追いついたとはまだまだ思えませんでした。
ただ、同じような値段のD500やEOS 7D2とは良い勝負になるかもしれません。動きモノでも余計なブレがピタッと止まる、E-M1IIの手ブレ補正の優秀さは、一眼レフ勢の手ブレ補正レンズ以上のものもあるからです。

D810,E-P5で撮った写真も載せておきます。
D810は、連写は遅いですが、被写体は確実にファインダの中央に入れることが出来ました。
隣の人がかぶっちゃいましたけどね…

D810連写1

D810連写2

ただ、フルサイズ時は絶対的に連写速度が遅いD810なので、連写撮影ならD810よりE-M1 MarkIIでしょうか。

E-P5は…連写しちゃいけないカメラでしたね。そもそもC-AFがダメダメです。
連写もそれほど速くない上に、全コマAFが追従しきれていませんでした。

E-P5連写


そんなわけで、ミラーレス機は確実に進化していて、一眼レフの優位性は確実に失われつつあると感じました。
一眼レフは相変わらず中上位機種では存在しうると思いますが、数年後にはエントリークラスの一眼レフの存在意義が問われる時が来ていると思います。

トヨタC-HRに試乗してきた2017年03月06日 06時29分

だいぶ前になってしまいますが、エスティマの12ヶ月点検でトヨタに行った際に、ちょっと気になる車、C-HRに試乗してきました。
今SUVで売れている車ですね。

C-HRのカタログ

C-HRの試乗車

試乗車はハイブリッドではなく、1.2Lターボモデルでしたが、個人的にターボモデルに乗りたかったので好都合。
6:4でハイブリッドのほうが売れているようですが、ターボも思ったより出ていますね。自動車税も安いですし。
ただ、実売価格は10万円程度の差で、これはハイブリッドがFFモデルしかないのに対し、1.2Lターボは逆に4WDしかないのが、価格差を縮めているようです。

運転席はセンスよくまとまっている

運転席は、ややメーターが見づらいですが、パネル類が運転席を向いていて、パーソナル感が強いです。内装のセンスは今時の感じで、なかなか良いかと思います。

1.2Lターボは、低速からトルクが有り、いかにもターボといったドッカンな感じもなくスムーズ。よく聞くと、踏み込んだときにヒューンというタービンの音が僅かに聞こえる程度で、静粛性も悪くありません。
ハンドリングもよく、CVTもレスポンスが良く、従来のトヨタ車のようなダルな感じも見られません。これはなかなか良いですね。

リアシートはそれほど広くなく、ヘッドクリアランスは平均身長の男性だと、余裕があまりないですね。デザイン優先ですね。

荷室はそれほど広くない

荷室は必要十分といったところですが、写真で見るように、あまり深さがなく、この試乗車はカバーの下に、最近では珍しいスペアタイヤが入っていまして、これはオプションだそうです。
メインカーと考えると、もう少し荷室がほしいです。

見積価格はナビとLEDヘッドライト込みで360万円オーバー。実はこのC-HR、上位モデルでもヘッドライトは標準でハロゲンで、流れるウインカーとセットのLEDヘッドライトのオプション価格が15万円。トヨタのオプション商法ですね。
カタログ上の価格を抑えるためでしょうけど、今や軽自動車ですら上位モデルではLEDヘッドライトは標準、もう少し価格は頑張っていただきたいですね。

CP+ カメラアクセサリは中華勢がじわじわと浸透2017年03月07日 06時18分

CP+は時間がなくて、あまりアクセサリ関係は見れなかったですが、LEDの照明や、中華系メーカーがじわじわ浸透してきているのがわかりました。日本勢、数年後には食われているのでは…。

DJIのドローンカメラ

DJIのドローンカメラのデモフライト。非常に安定して飛んでいました。
中国に本社があるDJIですが、この会社に限らず、今や中国はドローン先進国で、軍事民生分野問わず、世界のトップに君臨しているといえます。日本が今更この分野に力を入れようなんて言っていますが、もはや手遅れです。
良質かつ安価なドローンは、中国が作っているのです。
Nikonはもう下火なアクションカメラを売るんじゃなく、ドローンのような新しい分野にチャレンジするべきでした。もちろん今からドローンやっても無駄ですよ。

すみませんどこのブースだっけ?

K&F CONCEPT

ミラーレス機の普及とともに、マウントアダプタ市場も人気で、最新のカメラに重宝される古いレンズ、という構図ができつつあります。
こちらもやはり中華勢が安価、かつ精度の良い製品を出してきています。
日本製のマウントアダプタももちろんありますが、高価な上に、中華製の中でも高品質なもの比べて大きな優位性があるとも思えず、この先苦しいのではないかと。それだけ中国の加工精度は上がってきています。

ところで下のK&F CONCEPT、マウントアダプタだけでなく、三脚やカメラバッグなど、様々なアクセサリを出しているのですね。

YONGNUOのスピードライト

最後はYONGNUO。今やAmazonで安価なスピードライトの定番。安いのに高性能と評判です。
確かに、TTLを使わないなら、シンプルかつ安価なスピードライトで十分用をなしますからね。
ところでYONGNUOの担当者、自分が首からぶら下げていた、EVF付けたE-P5に興味津々で、「何それ、そのファインダって後付できるの!?」って、貸してあげたらとても興味深そうに見ていました。あちらではこういう外付けEVFってあまりないんでしょうかね?
別に普通のカメラなんですが、もしかしたらそのうち、YONGNUO製EVFなんてのも出てきたりして。


中華勢、良いもの出してきてます。押されるなよニッポン!

低感度でもザワザワする2017年03月08日 05時44分

みなとみらい駅周辺から
データ:OLYMPUS PEN E-P5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 Aモード(f/2.8 1/160)-2.0 ISO200

CP+で触ってきて撮ってきたOM-D E-M1 MarkIIの画像を見比べると、同じ条件でもPEN E-P5は基本感度でも、暗部がざわついてるなぁと思う。

E-M1IIは最新の2000万画素センサで、ローパスフィルタレス、E-P5は世代が古い画像処理エンジンにローパス付き、ここの差は思った以上にありますね。

かと言って、OM-Dシリーズは、普段持ちには大きめ。特にE-M1IIは、実はD5600やEOS Kiss X8iあたりとボディサイズはあまり変わらなかったりするので、本気カメラなんですよね。

PEN-Fは何か違う気がするし、PanasonicのGX7 MarkIIあたりが自分の使い方にはあってるかもしれないかな、4K動画も撮れますし。



写真はCP+の帰り、みなとみらい駅周辺から。
この写真も基本感度のISO200なんですが、暗部は階調がなくて、ディテールが失われてるんですよね。

【大利根酒造】左大臣 八十八2017年03月10日 06時28分

【大利根酒造】左大臣 八十八
結構前になってしまいますが、群馬旅行で買ってきた最後のお酒、左大臣の八十八。

このお酒の面白いところは、純米酒ではあるものの、精米歩合がなんと88%!なのです。

通常、日本酒に使用するお米は、ある程度削ることで、雑味を抑えることができます。
例えば有名な獺祭には、二割三分というのがあるように、精米歩合23%、つまり米の77%を削ることで、雑味を抑えた味になりますが、ここまで削ると雑味がなさすぎて、スッキリしすぎてしまうという弊害もあります。
好みの問題ですけどね。

この八十八は、獺祭のような極限まで米を削ったお酒とは対極に位置します。
削っていないということは、その米の雑味も出ますが、いわゆる昔ながらの日本酒らしい味になるともいえます。
安い日本酒は、削っていない上に、醸造アルコールが多めで、悪酔いのもとですが、こちらは純米酒。醸造アルコールは使っていません。

この八十八は、精米のやり方を「扁平精米」とすることで、効率よく不要な部分を削り、精米歩合が高めでも雑味を抑えることができるということです。


うんちくが長くなりましたが、いわゆる安酒の高い精米歩合とは一線を画します。醸造アルコールがないので、米と浩二本来の味わいが楽しめますし、米の旨味が強く出ています。甘みが出ていて、ふくよかで芳醇な味です。

このお酒は気に入りました。限定酒だそうなので、見かけたら日本酒好きはゲットしておくべきでしょう。

穴子の雑魚の酢和え2017年03月11日 07時56分

穴子の雑魚の酢和え
ちょっと前に行った小料理屋で食べた、穴子の雑魚の酢和え。

しらすのように見えますが、しらすより大きめ。穴子もいろいろ種類があるようで、これは一般的に食べられている穴子のようには、大きくならないとか。
食感はしらすに近いですね。
美味です。

こういったちょっとしたものが最近美味しい。おっさんになってきました。

mobitのCMに出てくるカメラ2017年03月12日 07時41分

http://www.mobit.ne.jp/special/tvcm/

カードローンのmobitのCMで、竹中直人氏扮するカメラマンが使っているカメラ、カメラ好きとしては気になって仕方なく、中判カメラっぽいというのだけはわかったので、調べてみました。
といっても、mobitのサイトにCM動画あるので、それを見ただけです(笑

※画像の著作権は、三井住友銀行mobitにあります
BRONICA用KOMURAレンズ

BRONICA

竹中直人氏扮するカメラマン

なんと! よく見るとBRONICAじゃないですか!

愛用のBRONICA S2

タイムリーなことに、昨日使ってました。

mobitのサイトに、TV版より長いWeb版のCMがあるので、それをキャプチャしてみましたが、まず冒頭、TV版にはないレンズのクローズアップが出てきますが、これが何とZENZANONでもNIKKORレンズでもない、KOMURAのレンズなんですよ。
この時点でなかなか通な組み合わせです。

ボディはS2でしょうか。ダイヤルの形状などを見ると、恐らくS2でしょう。
私の持つS2と比べると、あちらはメッキが見えるので色違いですね。

この手のCMで出て来るカメラは、だいたい見てくれがかっこいい舶来品が多いんですよね。
Leica筆頭に、中判だとHasselbladかRolleiあたり。
これをあえて国産のBRONICAを出してくる辺りが、センスの良さを感じます。
このmobitのCM製作者は、カメラ好きに違いありません。

最後に竹中直人氏扮するカメラマンが、プリントを眺めるシーンも、ちゃんと6X6判のプリントらしく、正方形です。
おしゃれでCMに出てくるカメラの使い方とは一線を画しますね。