2016年 長男の口唇裂 術前術後2016年12月31日 07時35分

ぐんと冷え込みましたね。2016年最後のブログです。


あまりその年を振り返る、ということは面倒なのでしないYamaroでありますが、2016年はあまりに家庭でのイベント(良い意味でも悪い意味でも)が多すぎました。家族全員入院を経験するとはね(Yamaroは日帰り入院ですが)。


その中でもハイライトだったのは、4月の長男の誕生であり、その長男が口唇裂だったこと、そして手術を受けたこと、これに尽きます。

出産前に、エコーにて口唇裂の可能性が高い、とは言われていたので、生まれてきて初めて発覚…と言うよりは、心は落ち着いていたかと思います。


●口唇顎裂で生まれた長男

口唇顎裂で生まれた長男

誕生当日。こんなに小さかったのね…。

幸い、口唇裂以外にこれと言った症状はなかったのが救いでしたが、口唇裂でおっぱいがスムーズに飲めず、出産後一度退院したものの、体重が成長曲線に乗らず再入院、これは大変でした。

口唇裂用の哺乳瓶の乳首を買ったり、とにかく生まれてからすぐは色々大変でした。

哺乳瓶でミルクが飲めるようになって、体重が増えてやっと退院、今度は口唇裂の手術のため、都内の昭和大学病院へ。ここで、口唇顎裂と診断されて、手術が決まりました。

そして9月に口唇顎裂の第1回手術。長男にとっては2回目の入院。0歳なのに2回目の入院なんて…。父ちゃんまだ泊まり入院したことないのに。


手術が終わり、あれから3ヶ月。そういえば術後の経過報告をしていないと思い、書いたのが本ブログであります。


●口唇裂の手術後3ヶ月の長男

口唇顎裂の手術後3ヶ月

長男8ヶ月、元気に育っています(*^^*) 不自然になるので、あえて目にモザイクは入れていません。
成長曲線の下の方ですが、元気に育っています。アレルギーで鼻水ジュルジュルですが(これは父母の遺伝?)。


手術した口唇裂の近影(よだれ鼻水ジュルジュルVer)

上の写真から唇付近のクローズアップ。D810の高画素だと、これだけのトリミングに耐えられます…ってのは置いといて。

如何でしょう? 鼻水とよだれジュルジュルですねってそこじゃない(笑
よく見ると、手術でつなぎ合わせた部分が盛り上がっているのがわかりますが、パッと見てもわからないレベルに仕上がっています。

ただ、鼻の穴の形が、左右で違うのがわかるかと思います。写真向かって右側の鼻の穴が小さくなっているのは、手術にて割れている部分をつなぎ合わせるため、どうしても肉が引っ張られるため、潰れたような形になってしまうそうです。

これについては、病院より、鼻の形を整えるためにレティナ(レチナ)を入れるように言われていますが、現在鼻水ジュルジュルの長男、これを入れてしまうと鼻が詰まってしまって、おっぱいも飲めない、眠れない…となってしまって、現在あまり入れていません。
それが今後に同影響するか? 鼻の形が悪いと、ちょっとかわいそうだし。

また、口唇顎裂、と診断されたように、口唇裂の場合、唇の割れだけではなく、口蓋裂などの合併症が多いそうで、「口唇口蓋裂」という症例は多いようですが、我が長男は口唇顎裂で、顎裂とは歯槽堤が裂けた状態です。

これについては、腰の骨を移植するようですが、もう少し大きくなってからの手術になるそうです。こちらのHPが詳しいですね。


●術後2,3ヶ月でほとんど痕がわからなくなる

そんなわけで、長男の口唇顎裂は、今後も成長に合わせた経過観察と手術が必要ですが、病気ではないのが救いです。
そして、現代の技術では、ほとんど手術した痕がわからなくなります。

これから口唇裂で生まれてくる子の親に、少しでも役に立てばと思い、2016年最後のブログを締めさせていただきます。


2017年も良い年でありますように。




※本記事に限りませんが、アフェリエイトサイト、まとめサイト等への画像の無断引用は固くお断りいたします。ほんと酷いんですよ無断引用が…。