昭和の風景そのまんまの桐ヶ丘中央商店街を歩く(2)2016年06月26日 23時50分

前回からの続きです。

今度は商店街の中心部に迫ってみます。ただ入ってみただけですけど。

桐ヶ丘中央商店街の中

日曜の午後なのに、この閑散っぷり。たまーに老人が通るくらいです。
なのに、商店街にはスピーカーでずっと音楽が流れていたりします。なんだか無駄ですね。


子育て支援店

現役の米屋さんの前には、子育て支援店の幟が出ていますが、子育て世代はまったくもって見かけません。


ほぼほぼシャッター閉じています

見ての通り、商店街中心部も、ほとんどがシャッターを閉じています。
そんな中、おもちゃ屋が開いていたりしますが…


レトロ遊具

これは動くのか!? 奥のロケット?飛行機?は、料金入れにカバーがついています。というか、よく見たらコンセントがつながっていませんでした。
幼稚園児までと貼り紙されていますが、21世紀も十数年経過した現在、これに乗る奇特な幼稚園児はいないでしょう。
自分が現役幼稚園児だった時代ですら、もう古臭い感じです。現存しているのは奇跡ですね。


レトロゲームとガチャガチャ

裏手にはガチャガチャがありますが、これは現役っぽいです。が、その左側に見えるゲーム機は、もはや昭和の古き良き古典です。昭和40~50年代ですね。奥のゲーム機はコンセントがつながっていませんが、ここに並べているからには、お店の方に言えばコンセント繋いでくれるのかも?
この場所だと雨ざらしなので、晴れている時だけ出してきてる感じですね。


美佳屋

前衛的すぎるフォントの「美佳屋」さんは、もう長いことシャッターを閉じたご様子。自家製和菓子と贈答用洋菓子と書かれていました。
「みかや」ではなく「みよしや」だそうで。


オーム電機

このアングルから見ると、美佳屋の看板には喫茶室とも書かれており、和菓子と洋菓子を売りつつ、喫茶店もやっていたようで、こういうスタイルの洋菓子店は今でもたまに見かけますね。
奥の「オーム電機」は、新し目の軽バンが停まっているので現役っぽく、日曜だったのでお休みなんでしょう。
オーム電機というと、ホームセンターを中心に販売している電機メーカーを思い出しますが、こちらは看板におもいっきり「ナショナルカラーテレビパナカラー/東芝カラーテレビ」と書かれているので、あのオーム電機とは関係ないんでしょうね。
時代は液晶の4Kに突入していますが、ここでは家具調のブラウン管カラーテレビを売っているのかな?


リサイクルショップ裏手

リサイクルショップ裏手。24時間防犯カメラ作動中らしいですが、盗まれるようなものは果たして…。


商品?

これは商品なのか、ゴミなのか。


店舗兼住宅だったっぽい

商店街外側。ここは長屋風に1階は店舗で、2階は住居スタイルのようですが、もはや現役の店舗はほとんどありません。
2階の柵の錆っぷりも半端ないです。


綺麗なお店の三益酒店

現役の店が殆ど無く、あっても古い店が多い中、突如現れた小綺麗なお店。
地酒を扱っているお店のようで、しかも奥にはカウンターがあってお酒が飲めるご様子。昼間から飲む酒の旨さと言ったら!
車で来ていなければ、一杯引っ掛けたいです。こういうお店が近所に欲しいです。


最後にまた共産党ポスター

が、ちょっと行くとまたこんな感じです。
共産党のポスターが、なんとも風景にマッチします。

この昭和な風景も、平成がもう少しで30年を迎える今、いつまで見られるか分かりませんからね。
急に再開発が始まれば、一気に風景が変わりますから。