ブルームーンを2つのカメラで撮る ― 2015年08月01日 00時21分
本日…まあ日付が変わってしまいましたが、7月は満月が2度あり、これをブルームーンと呼ぶのだそうです。
早速、SIGMA 150-600mm Sportsを使って、600mm目いっぱいで撮ってみました。
●Nikon 1 V1 + FT1 ノートリミング
●Nikon D810 トリミング
どちらもブログ用に解像度を落としているのと、RAW現像でホワイトバランスは晴天に固定しています。ブルームーンと言いつつ、全然青くないです(笑
さすがに3600万画素超えのD810とは言え、トリミングしたものと、135判換算1620mmのNikon 1 V1では、解像感ではV1に軍配が上がります。
SIGMA 150-600mm SportsとNikon 1 V1 + FT1の相性は、なかなかよろしいです。
1/16000秒は必要か? ― 2015年08月02日 02時29分
データ:Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10-30mm f/3.5-5.6 Sモード(f/4 1/16000)14.5mm -0.3 ISO2000 RAW現像
先月行ってきた栃木の緑地公園(場所は写真のジオタグからどうぞ)から。
この公園は、園内に人工の川があって子供が水遊び出来るようになっていますが、水は鬼怒川から直接取り入れているようなので、とても冷たいです。
このあたり、東京の公園の人口川だと、水が循環しているのであまり綺麗ではないし、水温も生ぬるいので、やっぱり地方のほうがいいなぁと思う次第。
写真は、その人工川の水の出口、滝のようになっているところを1/16000秒で撮影。
水滴1つ1つがよくわかりますね。
正直、1/16000秒ともなると、高速シャッター過ぎてそこまで使う機会は稀ですが、今回使ったくらいズームではなく、明るい単焦点レンズでピーカンの中絞り開放、ともなると、1/6400~1/8000秒は使いますからね、無意味ではないです。
Nikon 1 V1はメカニカルシャッターは1/4000秒までですが、電子シャッターに切り替えれば1/16000秒まで使えるのが有難いです。
ミラーレス機も、機種によっては1/32000秒なんて電子シャッターが使えますからね。
肉眼では捉えられない絵が撮れるわけです。最もその瞬間を撮ることが難しいのですけどね。
先月行ってきた栃木の緑地公園(場所は写真のジオタグからどうぞ)から。
この公園は、園内に人工の川があって子供が水遊び出来るようになっていますが、水は鬼怒川から直接取り入れているようなので、とても冷たいです。
このあたり、東京の公園の人口川だと、水が循環しているのであまり綺麗ではないし、水温も生ぬるいので、やっぱり地方のほうがいいなぁと思う次第。
写真は、その人工川の水の出口、滝のようになっているところを1/16000秒で撮影。
水滴1つ1つがよくわかりますね。
正直、1/16000秒ともなると、高速シャッター過ぎてそこまで使う機会は稀ですが、今回使ったくらいズームではなく、明るい単焦点レンズでピーカンの中絞り開放、ともなると、1/6400~1/8000秒は使いますからね、無意味ではないです。
Nikon 1 V1はメカニカルシャッターは1/4000秒までですが、電子シャッターに切り替えれば1/16000秒まで使えるのが有難いです。
ミラーレス機も、機種によっては1/32000秒なんて電子シャッターが使えますからね。
肉眼では捉えられない絵が撮れるわけです。最もその瞬間を撮ることが難しいのですけどね。
やっとエアバンドが聞ける! STANDARD VR-160を導入 ― 2015年08月03日 01時37分
かれこれ飛行機を撮って十数年、どうせライトな撮影しかしないしと頑なに導入していなかったレシーバーを、やっとこさ入手しました。
やまろにしては珍しく(笑)新品で購入。
VERTEX STANDARD VR-160(航空祭バージョン)と周波数メモリ編集ソフト+ケーブルADMS-5
買ったのは、VR-160に予め自衛隊の基地の主要周波数がプリセットされた、航空祭バージョンなるもの。
自分で調べて入力するのが面倒なので、こんなインチキバージョンにしてみました。
その割に、ちゃっかりPCでメモリ編集できるケーブルとソフトも買ってたりしますが。
周波数バイブルは、購入店からのオマケです。
さて、VARTEX STANDARDといえば、昔はSTANDARD無線はオーディオでお馴染みマランツの無線部門でしたが、八重洲無線に無線部門を買収され、その八重洲無線が一時期社名をバーテックススタンダードに変更、でもってまた八重洲無線に戻るという、わけわかんねー感じであります。
八重洲無線は、うちの親父が昔からアマチュア無線をやっているので、古いトリオの無線機とともに、ン十万円する八重洲無線の無線機も自宅に鎮座しております。そんなわけで、元々この分野は知らないわけではないであります。
最も自分はアマ無線は興味なしなので、免許も持っていませんが。
というわけで、このレシーバー、STANDARDと書かれているものの、今は八重洲無線という、よくわからんことになっていますが、今後発売する機種は、YAESUに変更されるのかな?
とまあどうでもいい話しはともかく、エアバンドを楽しむレシーバーで定番といえば、アイコムのIC-R6のようです。色々見ると、受信感度や音質、サーチ速度などは、概ねIC-R6が優れているようですが、あえて定番ではなくSTANDARD VR-160を選択したのは、このクラスでは最も小型であること(開けてびっくりホントウに小さい!)、そして何より気に入ったのが、イヤホン端子がステレオ対応、かつFMラジオをステレオで聞ける(もちろんイヤホン使用時)という、ただそれだけでVR-160にしました。デザインもかっこいですし。
もともと八重洲無線は無線機のトップのイメージですし、オーディオはマランツユーザーなので、マランツに縁のあるSTANDARDブランドも好きでしたので。
早速開けてみましょう。
ほんとうに小さい! この手のハンディ無線といえば、実家の親父が持っている送信も可能なタイプのイメージしかなかったので、受信専用機だと、今はこんなに小さいのですね。これなら携帯も苦になりません。
バッテリも薄型のLi-ionで、ガラケーのバッテリのように薄いです。
前述のとおり、航空祭バージョン(エアショーVer)を購入したので、予め空自の基地の周波数がプリセットされていて、周波数の冊子も付いています。
あ、写真に写っていませんが、ちゃっかりエアバンド用のアンテナ、DIAMOND ANTENNA SRH1230も購入済みです。
付属のアンテナに比べると大幅に長いです。
まずは取説とにらめっこです。
機能が多いのにボタンが少なく、説明書を読まないと操作もままなりませんね。
携帯に説明書のPDFダウンロードしておかないとね。
今のところ、夜中なのかラジオしか受信できていません…。
加茂錦酒造 無濾過吟醸酒 ― 2015年08月04日 01時12分
前回購入した加茂錦の微濾過(http://yamaro.asablo.jp/blog/2015/07/12/7705806)が結構気に入ったので、同じ加茂錦の無濾過吟醸酒も買っていることにしました。
こちらも、前回の微濾過同様、光が入らないようにパッケージされていますが、微濾過が米袋なのに対し、こちらは銀色のアルミ包装です。
生酒ではないので、酵母の風味こそないものの、なめらかな風合いと、バランスの良い辛さ(日本酒度+1.0でそんなに辛くはない)、値段もそこそこなので良いですね。
米の甘みもよく感じられますし、ガツンと来るタイプではないので、スイスイ飲めてしまいます。
全体的に優しい口当たりですね。
無濾過酒は、少し特別な感じがして、あまり普段飲みって感じではない物が多いですが、これはスーパーにおいてあるくらいですから、まさに普段飲みに最適なお酒です。気を張らずに飲めます。
こちらも、前回の微濾過同様、光が入らないようにパッケージされていますが、微濾過が米袋なのに対し、こちらは銀色のアルミ包装です。
生酒ではないので、酵母の風味こそないものの、なめらかな風合いと、バランスの良い辛さ(日本酒度+1.0でそんなに辛くはない)、値段もそこそこなので良いですね。
米の甘みもよく感じられますし、ガツンと来るタイプではないので、スイスイ飲めてしまいます。
全体的に優しい口当たりですね。
無濾過酒は、少し特別な感じがして、あまり普段飲みって感じではない物が多いですが、これはスーパーにおいてあるくらいですから、まさに普段飲みに最適なお酒です。気を張らずに飲めます。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR発表! 新旧スペック比較 ― 2015年08月05日 00時48分
ちょっと前から噂が出ていたNikonのレンズ3本が4日に発表されました。
木曜日あたりかなぁと思ったら、火曜日発表でしたね。
今回発表された3本は、どれも興味があるレンズなので、旧レンズやライバルレンズとスペックをじっくり比較するとしましょう。
今回は、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRを取り上げてみます。
Gタイプは2007年にD3/D300と同時期の発表です。
D3はNikon初のFX(フルサイズ)一眼レフで、レンズもそれに合わせて、フィルム時代からのAF-S 28-70mm f/2.8Dから更新されました。
D3の画素数は1200万画素。その5年後の2012年には3600万画素超えのD800が発売されましたが、今後もまだまだ増えるであろう画素数に対応するため、今回の新しいレンズの発表と思われます。
●Eタイプ化されVRも搭載
Nikonは近年、望遠レンズを中心に、絞り機構を従来のボディからの絞りレバーによるメカニカル制御から、レンズ側に絞り制御用のモータを内蔵したEタイプ化を進めています。
先に発表されたAF-S DX 16-80mm f/2.8-4Eは、標準ズームでは初めて電磁絞り化されましたが、本レンズもGタイプからEタイプへと変更になりました。
EタイプはD2Xs以前の古い機種では使用できませんが、FXフォーマット機であれば使用可能です。Nikonもどんどんレンズ側での制御にシフトしていきそうです。
フィルムカメラは古い一眼レフでは使用できませんが、この手のレンズは実質新しい機種で使用されることがほとんどなので、実害はあまり無いでしょう。
VR搭載は、個人的には動画撮影での手ぶれ補正に期待します。
というのもD300で使用しているTamron SP 17-50mm F2.8 VCで、VCの恩恵は一般撮影ではあまりないからです。
もっとも画素数が大きくなるほど、ブレにシビアになるのも事実で、D810の後継は、恐らくSONY α7RIIと同じ4200万がそのセンサが搭載されるでしょうから、よりブレ対策は必要でしょうね。
●MTF曲線比較
▼WIDE側(f/2.8E VR)
▼WIDE側(f/2.8G)
WIDE側(広角端)を比較すると、中心部は新旧大差なさそうですが(解像度は新型が若干高そう)、新型のEタイプのほうが、画像周辺までコントラスト、解像度ともに上回りそうです。
▼TELE側(f/2.8E VR)
▼TELE側(f/2.8G)
TELE側(望遠端)も同様に、新型のEタイプのほうが、画像周辺までコントラストと解像度が安定していると言えそうです。
個人的には、従来のGタイプをD800やD810で使用していて、解像度が低いと感じたことはありませんが、新型はさらに周辺も解像度やコントラストを高めたほか、ボケ味を改善、AFのアルゴリズムも変更して、より高速化と高精度化を図ったようなので、俄然興味がわきます。
すぐに買い換える予定はないですが、Gタイプの値がつくうちに下取りでリプレイスしようと思います。
どうせなら、販促キャンペーンがありそうな春先辺りまで待って買おうかな。
最後に、新型のEタイプと、従来のGタイプのスペック比較表を掲載しておきましょう。
●新旧スペック比較
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR | AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED | |
発売年 | 2015年8月27日 | 2007年11月30日 |
レンズ構成 | 16群20枚 (EDレンズ2枚 ED非球面レンズ1枚) | 11群15枚 (EDレンズ3枚) |
最小絞り | f22 | f22 |
絞りバネ枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 0.38m | 0.38m |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り | 機械連結による自動絞り |
最大撮影倍率 | 0.28倍 | 0.26倍 |
フィルターサイズ | 82mm | 77mm |
AF動作方式 | レンズ内蔵超音波モーター | レンズ内蔵超音波モーター |
手ブレ補正機構 | VRII(4.0段 CIPA規格) | なし |
質量 | 1070g | 900g |
寸法 | 88.0mm(最大径)x154.5mm | 83.0mm(最大径)x133.0mm |
フード | HB-74(花型) | HB-40(花型) |
Gタイプも標準ズームとしてはバカでかく、DXフォーマットの望遠レンズより大きいわけですが、Eタイプは更に輪をかけて大きく重くなっています。VR搭載とEタイプ化による影響でしょうか? Nikonには現行Eタイプのサンヨンのように、旧型より大幅に小型軽量化したレンズもあるので、大三元とは言え、そのあたり頑張って欲しいですね。
新型の売り出し価格は25万円強のようなので、おいそれと買える値段ではないですが、Gタイプの下取り買い替えなら何とか買えそうですね。
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR発表! SIGMAの150-600mm Sportsとスペック比較 ― 2015年08月06日 01時53分
Nikonの超望遠レンズとしては信じられないほど安い、まさに戦略的価格のレンズ、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRが発表されました。
ナノクリスタルコートは非採用とし、価格を抑えた設計のようで、これまでのNikonにはない流れの望遠レンズです。
200-500mmという焦点距離のレンズは、かつてTamronから発売されていましたが、このレンズはf/5.6通しで、ズーミングにより開放f値が変動しないのが魅力です。
噂では、NikonとTamronの共同開発とも言われており、今回発表のレンズとは光学系や開放f値が違うものの、エンジニアの嗜みでもNikonとTamronが共同で特許を出願した200-500mmが紹介されているので、あながちない話ではなさそうですね。
さてこのレンズ、定価189,000円で、既に販売価格が15万円代前半となっています。
いくらf値の暗い望遠ズームとはいえ、この価格は従来のNikonでは考えられないくらい安く、モータースポーツ、鳥やヒコーキ撮りな方から相当人気が出るでしょう。
このレンズのライバルは、価格的にTamron SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USDやSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryが当てはまると思いますが、ここは今自分が所有しているSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsとのスペック比較をしてみましょう。
価格的には、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sporstは実売20万円弱と高価になり、かつて安物レンズメーカーだったSIGMAも、今や純正と肩を並べるどころか、場合によっては超えるメーカーとなりましたね。
●MTF曲線比較 (SIGMAは波動光学的MTFを掲載)
▼WIDE側(Nikon 200-500mm)
▼WIDE側(SIGMA 150-600mm Sports)
メーカーが違うので、表も異なり(SIGMAは波動光学的MTFを掲載しましたが、SIGMAのHP内の幾何光学的MTFはまた違ったグラフになります)、一概に比較できませんが、ここは明らかにNikonのほうがコントラスト、解像度ともに勝りそうな印象です。特にNikonは、10本/mmのラインがほぼ”1”に引かれていて、安価ながら性能面は良さそうです。30本/mm線も0.9以上の数値がNikonでは出ており、ズーム倍率がSIGMAより欲張っていない分、良好な性能が得られているのかもしれませんね。
ちなみに、SIGMAの150mmでの実写性能は解像度は申し分なく、MTF曲線はあくまで目安でしかありませんので念のため。
前述のとおり、SIGMAのHPにある幾何光学的MTFを見ると、もう少しグラフの数値は良くなります。
前述のとおり、SIGMAのHPにある幾何光学的MTFを見ると、もう少しグラフの数値は良くなります。
▼TELE側(Nikon 200-500mm)
▼TELE側(SIGMA 150-600mm Sports)
面白いことに、NikonもSIGMAも、TELE側のほうがMTF曲線が良好です。この手の望遠ズームは、望遠端側の使用頻度が多いため、このようにTELE側に性能を振った設計は納得がいきます。
Nikonは、安価なレンズにもかかわらず、TELE側でも10本/mmは"1"に近く、30本/mmも良好です。SIGMAも、この手の600mmレンズとしては良好ですが、それにも増してNikonが頑張っています。
SIGMAの150-600mmはなかなか評判の良いレンズで、品薄が続いていますが、Nikonのこの200-500mmの実写性能がSIGMAを上回ることが出来るか楽しみですね。
個人的に、SIGMAの150-600mm Sportsを使っていて気になるのは、OS(手ブレ補正)やAFスピードが今一歩かな、と思うところ。
Nikonの200-500mmは、VRが4.5段分となっており、最近出たサンヨン(AF-S 300mm f/4E PF ED VR)のVRが吸い付くような素晴らしい効きなので期待してしまいます。Sportsモードも有り、流し撮りにも効果的です。
一方AF速度は、実際に使ってみないと何とも言えませんね。
防塵防滴性能は、そもそもNikonはあまりカタログで謳わないので、このレンズでは未知数ですが、実際の防塵防滴性能は大いに気になるところです。
SIGMA 150-600mm Sportsより軽量コンパクトなAF-S 200-500mm、その性能によっては買い替えも…、いや、やっぱり600mmあると結構違うんですよね。悩ましいところです。ただ、純正レンズはやっぱり信頼性が違いますからね。
●スペック比較
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | |
発売年 | 2015年9月17日 | 2014年10月24日 |
レンズ構成 | 12群19枚 (EDレンズ3枚) | 16群24枚 (EDレンズ3枚) |
開放f値 | f/5.6 | f/5-6.3 |
最小絞り | f32 | f22-29 |
絞りバネ枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 2.2m(ズーム全域) | 2.6m |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り | 機械連結による自動絞り |
最大撮影倍率 | 0.22倍 | 1:5(0.20倍) |
フィルターサイズ | 95mm | 105mm |
AF動作方式 | レンズ内蔵超音波モーター | レンズ内蔵超音波モーター |
手ブレ補正機構 | VRII(4.5段 CIPA規格) | OS(補正段数不明) |
質量 | 2300g(三脚座含む) | 2860g |
寸法 | 108mm(最大径)x267.5mm | 121.0mm(最大径)x290.2mm |
フード | HB-71(バヨネット式) | LH1164-01(かぶせ式) |
こうして比べると、やはりNikonの200-500mmのライバルは、SIGMAならSportsではなくContemporaryですかね。
大きさも重さも一回り違います。
いずれにしろ、Nikonの200-500mmの実写性能とAF性能は楽しみですね。
AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDをf/2.8Dと比較する ― 2015年08月07日 01時36分
Nikonの新しいf/1.8シリーズも、このAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDが発表されたことで、広角から中望遠までひと通り揃いました。
24mmという画角、今となっては標準ズームでもこの画角から始まるものが増えて、単焦点レンズの出番は減ったかに思いますが、シンプルな光学系による素直なボケ味と描写は単焦点レンズの魅力です。
こちらはナノクリスタルコートにEDレンズと、比較的安価でコンパクトなf/1.8シリーズとはいえ、妥協はないですね。
個人的には、昔AiAF Nikkor 24mm f/2.8Dを所有していましたが、私の持っていた個体が片ボケ傾向にあったこと、ボケ味もやや像が流れるようなボケで気に入らず、AF-S 24-70mm f/2.8G ED購入時に、TokinaのAT-X 28-70mmとともに手放した経緯があります。解像感も今ひとつでした。私の持っていた個体は調子が悪かった可能性がありますね。
とは言え、24mmという画角は、大好きな35mmレンズとの組合せで調度よい広角感が得られて良いのです。
売り出し価格は8万円強、やや高めですね。もう1万円出すと、SIGMAの24mm F1.4 DG HSMが買えてしまうのが悩ましいところですが、f/1.8シリーズは圧倒的に軽量コンパクトですね。
Nikonは長い事、24mm単焦点レンズはf/2.8Dのみでした。それが、AF-S 24mm f/1.4G EDが登場し、そして今回のf/1.8です。充実してきました。
ここでは、古いAiAF Nikkor 24mm f/2.8DとMTFを比較してみましょう。
●MTF曲線比較
▼AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
▼AiAF Nikkor 24mm f/2.8D
さすがに新しいレンズは、コントラストもよく出ています。
どちらのレンズも中心部は大差ないのですが、周辺になるほど、新型が有利ですね。Dタイプは、画面隅はかなりボケボケでしたが、このMTFからも裏付けられています。
●スペック比較
AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED | AiAF Nikkor 24mm f/2.8D | |
発売年 | 2015年9月17日 | 1993年12月 |
レンズ構成 | 9群12枚 (EDレンズ2枚) | 9群9枚 |
開放f値 | f/1.8 | f/2.8 |
最小絞り | f16 | f22 |
絞りバネ枚数 | 7枚(円形絞り) | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.23m | 0.3m |
絞り方式 | 機械連結による自動絞り | 機械連結による自動絞り |
最大撮影倍率 | 0.20倍 | 0.11倍 |
フィルターサイズ | 72mm | 52mm |
AF動作方式 | レンズ内蔵超音波モーター | ボディ側モータ駆動 |
手ブレ補正機構 | なし | なし |
質量 | 355g | 260g |
寸法 | 77.5mm(最大径)x83.05mm | 64.5mm(最大径)x462mm |
フード | HB-76(バヨネット式) | NH-1(ねじ込み式別売り) |
こうしてみてみると、Dタイプのメリットは、ただひたすらコンパクト、ということに尽きます。
新型f/1.8Gの半分近い全長ですし、95gも軽量。
ただ、暗いレンズのほうが高解像度、というセオリーは、こと22年の開きがあると、当てはまりませんね。
Dタイプはデジタルではかなり厳しい評価にならざるを得ず、デジタルには新型をおすすめします。
フェリーで函館に帰省 ― 2015年08月09日 22時53分
妻の実家栃木から、午前3時に車で出発し、高速を600km以上ひた走ること青森へ。
そこから津軽海峡フェリ-で函館に帰省しました。
どこかの野球部の高校生が、ウミネコに餌付けしていました。ちゃんと餌が採れるんですね。
函館山が見えてきた頃、ふと窓を見ると、潮で曇った窓越しに、さんふらわあの船体が見えました。
函館に定期航路はないさんふらわあ、急いでカメラを持って甲板に上がると、なんと先日火災を起こした「さんふらわあ だいせつ」が停泊しているではないですか!
びっくりしました。何故函館に!? 知っていたらD810で撮ったんだけどな。
聞いたところによると、炭酸ガス注入の消火作業のため、わざわざ函館湾に曳航したそうです。
現在やっと鎮火したそうなので、現場検証後に、また室蘭か苫小牧に曳航するそうです。
乗員1名が亡くなる残念な結果になったものの、どこかに国の船のように転覆することなく、亡くなった1明以外は無事脱出出来ました。
この船は船齢16年、内部で長時間延焼したことから、熱害による船体への影響があると思われ、恐らく現役復帰は無理しょうね。
ともあれ無事到着しました。久々に長距離走ったなぁ。
4泊5日の函館(道南)滞在も終わりです ― 2015年08月12日 23時00分
ご無沙汰しております。しばらくブログ書けませんでしたね。
気がつけば函館滞在も明日の朝で終わりです。
結構長く居たつもりですが、いろいろイベントがあったのであっという間です。
娘氏、2歳にして初の海水浴デビュー。
怖がるかと思ったら、自分からそ-っと入っていって、肩まで浸かってパシャパシャしてました。我が子ながら逞しいです。
先週プールデビューしたので、水に慣れたかな?
来年は自分も海パン持ってこないとだな。
八雲町の噴火湾パノラマパーク。高速道路のPAとつながっているんですね。
屋内にも子供の広い遊び場があって、外も広い敷地と絶景が楽しめました。
某国民宿舎に1泊旅行し、(昭和から変わらない感じでめっちゃ古かった)で、アワビを堪能。
夜に花火しました。娘は花火も初めてでしたね。
JPG撮って出しですが、RAWで撮ればよかったな。花火撮影って難しい。
今日は函館は涼しいですが、それまでは案外湿度が高く、蒸し暑かったです。昔はこんなに蒸し暑いことはなかったけど、温暖化の影響かな?
明日はフェリーで青森に移動し、平泉に1泊です。
ブログは更新難しそうかな。
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