チャリンコのローラーブレーキのグリスアップ2015年05月29日 23時38分

通勤チャリンコ(借りてる嫁車ですが…)のメンテナンスその2。

最近のママチャリは、リアブレーキがローラーブレーキとなっている車種が多いようです。
うちのPanasonicの電動アシスト自転車も、ご多分に漏れず、SHIMANOのINTER Mというローラーブレーキが付いているようです。

このローラーブレーキ、内部に専用のグリスが入っていて、通常はドラムとブレーキシューの間にもグリスが入っていて、滑らかにブレーキが掛かるようです。ブレーキ鳴きも発生しません。
ところが、グリスが少なくなってくると、ブレーキの効きが唐突に強くなるものの、ブレーキ鳴きや摩耗が進行するそうで、適度にグリスアップが必要とのこと。
ブレーキにグリスなんて!?と素人考えでは思ってしまいますけどね。そういうシステムなんだそうです。

自転車の説明書にも、2年毎に販売店でグリスアップをするよう書かれていました。
が、そこは簡単なので、DIYでやりましょう。ということで、SHIMANOのローラーブレーキ用グリス100gを通販で購入。

SHIMANO ローラーブレーキグリス

まず注意したいのは、先端のノズルはハサミでカットしなければならないのと、中栓があるので予め外しておきましょう。
やまろは中栓を外し忘れて、アレレグリス出てこないぞ、粘度高すぎ!と10分間苦戦しました(笑

ローラーブレーキの栓を開けて注入

こんな感じで、ローラーブレーキ本体の栓を開けて、ノズルを12mm以上挿入して、タイヤをゆっくり回しながら注入していきます。
1回の注入量は、ブレーキ内のグリスの残量によりますが、数g程度で良いようです。
うちのチャリは、斜めからでないとノズルが入らない…。

その後走ってみてブレーキをかけると、うーんリアブレーキがあまり効かないね(汗
全く効かないわけではなく、じわっと効きますが、昔ながらのシューがワイヤで引っ張られてドラムに巻き付くハンドブレーキよりは、急制動は苦手な印象です。
その分フロントブレーキが頑張る感じです。

ローラーブレーキはきちんとグリスアップすれば、ブレーキシューは10年程度持つようで、一般的な使い方なら、自転車の寿命まで使えそうな感じですね。

あとはフロントブレーキをいつ変えようかな。仕事が忙しく、なかなか時間が取れないです。