Nikon 1 J5 路線変更?2015年04月03日 23時59分

Nikon 1 J5
Nikon 1 J5が正式発表されました。

外観を見てびっくり! コンセプトが大きく変わったと言えます。

1.PASMモードダイヤルの設定
これまで、Jシリーズは一貫して、PASMモードダイヤルはなく、簡単に撮影できるのがコンセプトでした(逆に言うとマニュアルで設定するのが面倒)が、ついにVシリーズに続きPASMモードダイヤルが搭載されました。
これまでの簡単カメラ路線からの脱却を図り、中級者以上のユーザーの使い勝手も考慮した形になります。

2.シボ革付きのシックなデザイン
J4までのフラットな外観から、グリップに厚みを持たせ、さらにシボ革が付いたクラシックなイメージになりました。
またNikon 1のシンボルともいえた大きな「1」表示がなくなりました。

3.自撮り対応可動液晶搭載
タッチパネル対応の可動液晶が搭載されました。


機能的な面でも、大きく変更されています。

1.20Mピクセルの裏面照射CMOSセンサ
Nikon 1初の裏面照射CMOSセンサを搭載。これまでのNikon 1はAptina製のセンサといわれてきましたが、裏面照射CMOSといえば、元祖はSONYだけに、どのメーカーが携わったかが気になります。

2.EXPEED5A搭載
画像処理エンジンEXPEEDの第5世代を初めて搭載。ただし、いつも通りAが後に付くのは、主にCOOLPIXとNikon 1で、一眼レフ用よりもスペックダウンされている?
もちろん最新には違いなく、後述の4K動画や、動画撮影中のアクティブDライティング対応といった部分にも寄与していると思われます。

3.4K動画(ただし15p)対応
何とも中途半端な15fpsの4K動画。秒60コマをフル画素で撮れるのがNikon 1の共通点ですが、高速連写はコマ数が制限されるのに対し、動画は連続して撮影するので、センサの熱の問題があるのでしょうか?

4.動画時の電子VR
画角は狭まるものの、レンズ側のVRとの相乗効果で、更に効きが良くなっているようです。


シャッター押すだけで簡単志向だったJシリーズも、今回の変更でより普通のカメラらしくなりました。
こうなると、まだ噂も出ていないVシリーズも楽しみです。
マイクロフォーサーズも少し考えているけど、コンパクトさはやはり魅力なので、V4待ちですね。

簡単志向のカメラは、Sシリーズに集約でしょうか。

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