Nikon 1 V1にSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsを取り付けてみた ― 2015年04月01日 23時59分
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsに、FT1経由でNikon 1 V1を取り付けて撮影可能か?
結論から言いますと、AFもOSも作動しますし、ちゃんと撮影可能でした。
このレンズを取り付けることで、135判換算405-1620mmという超望遠レンズとして使用可能です。
さすがにこんなに超望遠だと、ブレはかなりシビアです。三脚も相当丈夫なものでないと、微妙な振動でも簡単にブレます。
昨日と同じ方角を撮影してみました。
なお、マウントアダプタFT1使用時の制約として、シャッタースピードを1秒以上長く設定できません。
これは、1 NIKKORレンズと違い、正確なレンズデータがないため、長時間露光でのノイズ処理に影響があるから、だそうです。何だそりゃですね。
データ:Nikon 1 V1 + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports + FT1 Mモード(f/5 1/1.3) 150mm ISO200 RAW現像
データ:Nikon 1 V1 + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports + FT1 Mモード(f/5.6 1/1.3) 300mm ISO200 RAW現像
データ:Nikon 1 V1 + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports + FT1 Mモード(f/6.3 1/1.3) 600mm ISO200 RAW現像
どうですか! ここまで超望遠は撮れてしまうんです。その代わりブレに相当シビアです。
Nikon 1 V1はこのくらい暗い状況では、AFが怪しいので、MFを使用しています。拡大表示でフォーカスを追い込めるので便利です。
やはり600mm望遠端は少し描写が甘くなりますね。
ただ、これは絞り開放の作例なので、1,2段絞ればもう少し良くなるはず。
150mm時にわずかにゴーストが入ったものの、コントラスト低下など、マウントアダプタ使用による弊害は感じられません。
明るい状況かつあまり動かないものを撮るなら、Nikon 1にこのレンズの組み合わせも結構行けそうです。
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