Nikon D800/D800E FW A/B Ver1.10公開2014年05月13日 23時32分

D800のFW更新中
https://support.nikonimaging.com/app/answers/detail/a_id/11761

通信ユニットUT-1のFW更新に伴う機能追加が主な内容ですが、Fnボタンの機能追加や、128GBを超えるCFカードへの対応や、細かい不具合修正もあります。


【ファームウェア A:Ver.1.01 / B:Ver.1.02から A:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 への変更内容】
・ カスタムメニュー f13 に [動画撮影ボタンの機能] を追加しました。*1
・ カスタムメニュー f13 に [動画撮影ボタンの機能] の追加に伴い、カスタムメニュー f13 [MB-D12 のAF-ON ボタンの機能] がカスタムメニュー f14 [MB-D12 のAF-ON ボタンの機能] に変わりました。
・ カスタムメニュー f15 に [リモコン (WR) の Fn ボタンの機能] を追加しました。*1
・ 通信ユニット UT-1 ファームウェア Ver.2.0 との組み合わせにおいて使用できる機能を次のように追加、名称等を変更しました。これにより、[ネットワーク (UT-1) ] をセットアップメニューに追加し、セットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]は[ワイヤレストランスミッター (WT-4) ] となります。
追加した機能:
- HTTP サーバーモード
パソコンや iPhone の Web ブラウザーからメモリーカードに記録した画像などの閲覧やリモート撮影ができます。
名称等を変更した機能:
- FTP 画像送信モード(旧 画像送信モード-FTP)
メモリーカードに記録した静止画および動画、撮影直後の静止画をFTPサーバーに保存できます。
- PC 画像送信モード(旧 画像送信モード-PC)
メモリーカードに記録した静止画および動画、撮影直後の静止画をパソコンに保存できます。
- カメラコントロールモード(旧 PCモード)
別売の Camera Control Pro 2 で、カメラをコントロールしたり、撮影した静止画および動画をパソコンに保存できます。
※上記機能に対応するには、通信ユニット UT-1 のファームウェアを Ver.2.0 以降に、また Wireless Transmitter Utility をVer.1.5.0 以降にバージョンアップする必要があります。また、カメラのファームウェアをバージョンアップした場合、以前使用していたネットワーク設定と接続設定は使用できなくなりますので、再度接続設定を登録する必要があります。
・ 通信ユニット UT-1 のファームウェアのバージョンアップに対応しました
・ 128GB を超える CF カードに対応しました。
・ ファインダー撮影時にカスタムメニュー a4 [半押し AF レンズ駆動] が [しない] のときに、AF-ON ボタンを押してピント合わせをすると、AF-ON ボタンから指を放してもフォーカスロックの状態を維持し、常にシャッターを切ることができましたが、次の条件を満たしている場合には、ピントが合わないと、シャッターが切れない仕様に変更しました。*1
-AF モードが AF-S
-AF エリアモードがシングルポイント AF
-カスタムメニュー a2 [AF-S モード時の優先] の設定が [フォーカス]
・ セットアップメニューの [AF 微調節] にある [個別レンズの登録] にて、12 本または 18 本のレンズ登録をすると、[個別レンズ登録リスト] に登録したレンズの一部しか表示されない現象を修正しました。
・ カスタムメニュー g4 [シャッターボタンの機能] が [動画撮影] に設定されている状態で、ライブビューセレクターが静止画ライブビューに設定されていると、プリセットマニュアルホワイトバランスデータ取得ができない現象を修正しました。
・ 内蔵フラッシュをコマンダーモードにした場合、リモートスピードライトが発光しない場合がある現象を修正しました。
・ まれに、メモリーカードアクセスランプの点灯時間が通常よりも長くなり、各種操作ができるようになるまでに時間が掛かってしまう現象を修正しました。