海上自衛隊横須賀基地見学12014年01月28日 23時58分

さて先日26日は、海上自衛隊横須賀基地の見学に行ってまいりました。
今回はいつものメンバーとその家族や知り合いなど、結構大所帯でした。

横須賀基地は、一昨年の観艦式予行以来久々です。


護衛艦「きりしま」

護衛艦「きりしま」。言わずと知れたイージスシステム搭載艦です。貫禄がありますね。


護衛艦「むらさめ」と「ひゅうが」

護衛艦「むらさめ」(左)と「ひゅうが」。「むらさめ」も、駆逐艦としては割と大きな部類に入りますが、「ひゅうが」はヘリコプター空母と言っても差し支えなく、こうして並べると大人と子供くらい違いますね。


護衛艦「はたかぜ」と退役艦「さわゆき」

でもって、今回見学するのが、護衛艦「はたかぜ」(左)です。右は退役した元護衛艦「さわゆき」。
昨年4月に退役した「さわゆき」。こうして現役艦と並ぶと、メンテナンスされていないために塗装の色が薄くなっているのがわかります。


塗装の痛みが見受けられる

遠目では現役に見えても、近づいてみると塗装もヒビが入っていて、退役艦であることがわかります。
これが諸外国だと、こんな状態でも現役だったりするんですよね。
裏を返すと、海上自衛隊の艦艇は、他国よりもかなり綺麗に手入れされていると言えます。


今回案内していただいた海自隊員さん

今回案内してくれた隊員さんたちです。日曜日なのにご苦労さまです。


さわゆき経由ではたかぜに乗り込む

何班かに分かれて乗艦します。「はたかぜ」に乗るには、退役艦「さわゆき」経由で乗り込みますが、1年近く手入れがされていない艦なので、よく見るとあちこち痛みが見受けられました。


76mm砲の砲身は外されていた

「はたかぜ」の甲板から見た元「さわゆき」。76mm単装砲の砲身は外されています。
それ以外は、レーダーアンテナ類を含めてそのままのように見え、このまま手入れをすれば、現役復帰も難しくはなさそうですが、この後解体されるのでしょうか。


はたかぜのMk13単装発射機

とまあ退役艦が気になってしまいましたが、メインは「はたかぜ」の見学です。

「はたかぜ」は、艦隊防空用のターターシステム、SM-1MRミサイル搭載艦で、イージス艦が就役するまでは、最高の防空性能を誇りました。
手前がSM-1MRの単装発射機Mk13です。
現在はVLS(垂直発射機)が主流となり、このような旧来の発射機は、本艦と2番艦の「しまかぜ」だけになりました。

本艦も今年で艦齢28年、代替としてイージス艦が計画されていていますが、決まったとしても就役には最低数年かかるので、あと6,7年程度は現役でしょう。すでに延命予算も取得しています。


続きはまた。