Nikon 1 V1 テストスナップ2013年04月27日 20時41分

昨日、某資格講習の合間に、近くで撮影。
香取神社
データ:Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 Aモード(f4 1/1000) RAW現像

このパンケーキレンズ、画面周辺の解像感はそれほどではないですが、もう1段絞ったf5.6あたりが、最も解像感が良好に感じます。
センササイズが小さいカメラゆえ、あまり絞らずに撮影するのがコツです。
ちなみに、JPGとRAWの両方で撮っていますが、色の出方や解像感など、RAWのほうが明らかによく、JPGの改善がほしい所。
この辺りは、さすがにキヤノンが上手でしょう。

親水公園
データ:Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 Aモード(f11 1/5) RAW現像

親水公園にて。
最小絞りはf11まで。目一杯絞ると、解像感は低下しますね。
この撮影は手持ちだけど、さすが27mm相当の広角レンズだけあって、手振れはあまり感じません。

最近発表されたNikon COOLPIX AやRICOH GRのような広角単焦点のカメラが、おしなべて手ブレ補正を内蔵していないのも、この画角では手ブレ補正はそれほど効果はなく、それよりも小型化を優先したためでしょう。

露出はやや明るめに出ます。ハイライト飛びは大きめで、ダイナミックレンジはさほど広くはないのがわかります。最近のコンパクトデジカメ並みでしょうか。

逆光テスト
データ:Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 Aモード(f4 1/1000) -1.0 RAW現像

逆光による、フレア、ゴーストはあまり感じられず、この点は立派。


FT1 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED
データ:Nikon 1 V1 + FT1 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED Aモード(f7.1 1/320) RAW現像

この組合せは、レンズ自体がコンパクト(と言っても30-110mmよりはるかに大きい)なので、扱いやすいですね。さすがに解像感は70-200mm VRIIに負けます。
手ブレ補正も機能するので、FT1、なかなか使えるレンズアダプタになりそう。

FT1 + Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2
データ:Nikon 1 V1 + FT1 + Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2 Aモード(f4 1/1250) RAW現像

このPlanarとの組合せ、ハマりました!
というのも、EVFで見ても明らかにわかる解像感の良さ。f4まで絞ると、カリカリに解像します。
これはD800ではそこまで感じなかったのですが、このレンズ、中心分はかなり解像度が良いんでしょうね。


絞り開放だと甘い
データ:Nikon 1 V1 + FT1 + Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2 Aモード(f1.4 1/8000) RAW現像

こちらは、Planarの絞り開放。このレンズはf2.2あたりから、解像感がなくなって、フレアっぽいふわっとした描写になります。ちょっと古いレンズにある描写です。
さすがに1インチフォーマットであっても、このふわっと感は如実に画面に出ますね。

ちなみに、Nikon 1 V1は、メカニカルシャッターと電子シャッターのハイブリッドで、普段はメカニカルシャッターですが、1/4000秒までの対応。それ以上~1/16000秒までは電子シャッターとなります。
上の写真も、電子シャッターにて撮影。
自動切替だと嬉しいのですが。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策のため、管理人のHN(Yamaro)をひらがな3文字で入力してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamaro.asablo.jp/blog/2013/04/27/6791945/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。