Seagate Momentus XT ST750LX003導入2012年12月18日 23時58分

週末流行の腸炎にかかってしまい、やっと復帰のやまろであります。


前置きはさておき、メモリ増設に続く、ASUS U24Aパワーアップ第2弾。
HDDの交換です。

U24Aは標準で、WDの750GB/5400rpmのHDDを搭載しています。
この価格帯のPCが320~500GB程度のHDDなので、割と多めです。といっても、5400rpmのHDDはやはり遅いです。
試しにそのままの状態で使ったら、起動も遅く、手持ちの古いXPS M1210(SeagateのハイブリッドHDDに改装)よりもあらゆる面で体感速度が遅く感じます。これでは新しいPCを買った意味がないわけで。

さて時代はSSDです。標準でSSDを搭載する機種も増えてきましたし、HDDとは別にマイクロSSDを搭載した、いいとこ取りなPCも出てきました。
ただ、まだまだSSDは容量が不足。256GBも1万円台になってきたけど、これだと少し容量が不足。かと言って512GBだと3万円オーバー。
そんなわけで、今回は、XPS M1210に載せたのと同じように、SeagateのハイブリッドHDDをチョイス。こちらは1万円を切っています。ST750LX003は、750GBと容量は同じですが、7200rpmのHDDとなり、8GBのSSDを内蔵しています。

Seagate Momentus XT ST750LX003

よく読みこまれる領域をSSDに自動保存するため、使うほどにレスポンスが改善される仕組みです。OSの起動は体感的に相当速くなります。HDD以上SSD未満といったところ。

裏ブタを開けてさくっと交換

U24AのHDD交換は簡単で、裏ブタを開けて3本のねじを外す(1本は裏ブタねじと共締め)だけです。
ただ、スポンジが貼られているので、それを剥がさなければなりませんが。

リカバリ中

事前に作ったリカバリディスクでインストール中。USBメモリをブータブルにすれば、USBメモリでもリカバリできるようなので、次はそうしようかな。リカバリ領域は8.5GB程度なので、16GB以上のUSBメモリが必要です。


さて、ベンチマークにて速度差を計測してみました。

●U24A標準搭載のWD7500BPVT(750GB/5400rpm)
WD7500BPVTのベンチ


●Seagate Momentus XT ST750LX003(750GB/7200rpm/SLC8GB)
ST750LX003のベンチ

やってみてなんですが、このベンチマークはあまり意味がないというか、単純なデータの読み書きでは、それほど大きな差は出ません。
どちらかというと、OSやソフトの起動が速くなるような仕組みなので、ベンチマークでは大差なくても、体感上の差は結構あります。
じゃあどのくらい?というと、正確には計っていませんが、OSの起動は40%程度は速くなっています。
もちろんSSDよりは遅いですが。



さて、パソコン全体のベンチマークをCrystakMark2004 R3で行ってみました。

●ASUS U24A(Core i5-3210M/DDR3-1600 16GB/750GB H-HDD)
ASUS U24Aのベンチ


●DELL XPS M1210(Core2 Duo T7200/DDR2-667 4GB/500GB H-HDD)
DELL XPS M1210(C2D T7200/4GB)のベンチ

Core2 Duo T7200に改装したとはいえ、さすがに最新のモバイル用Core i5の半分のスペックですね。そうは言っても、普通にネットする分にはCore2 Duoでもまだ通用はするわけで。こんなに古い6年物のノートPCが、まだまだ通用するとは驚きです。Win98時代では考えられないですね。


参考までに、2年物のデスクトップメインPCは・・・

●ASUS M4A89GDT PRO/USB3(PhenomII X6 1090T/DDR3-1333 16GB/240GB SSD)
ASUS M4A89GDT PRO/USB3(PhenomII X6 1090T/16GB)

CPUスピードはCore i5に何とか勝っていますが、メモリスピードは負けていますね。
メインPCはもう1,2年程度は使用したいところですが、Core i7相手ならこのPC負けちゃいますね。
AMDファンなので、AMDで組みたいのですが、最近のAMDのCPUは魅力がないからなぁ・・・