ミシュラン X-ICE XI2インプレ2011年01月08日 22時22分

6日は足尾に行ったあと、いろは坂を登って中禅寺湖畔へ。
雪を求めて行ってみました。で、早速雪道テストもしてきました。
圧雪、アイスバーン、坂道発進、今シーズンから装着し始めたミシュランのスタッドレスタイヤ、X-ICE XI2の実力を試すためね。

ミシュラン X-ICE XI2 215/45R17

今まで履いていたのが、ファルケンの1世代前のEP-03。最も買った当時は最新だったもので、当時のインプレとしては、スタッドレスらしからぬ乾燥路面の走行性能、特にスタッドレス特有のヨレを感じさせないのが美点でした。氷上性能はもう一歩かな、でも値段の割にそこそこ良い性能を発揮したタイヤでしたね。
最も4シーズン目以降はかなり硬化してしまって、この辺りが評判の良いブリヂストンとの差ですかね。


1.乾燥路面
雪の殆ど降らない北関東では、ほぼ乾燥路面走行が多いので、ここは重要。
静粛性は新品なのもあるけど、十分静かで快適。やや磨耗してうるさくなってきたヨコハマS.driveよりずっと静かです。
EP-03の新品時もかなり静かだったけど、それ以上かもしれません。

ただ、コーナリングではスタッドレス特有のヨレを感じます。コーナリングで明らかにアウトに。
ここは残念ながら、ファルケンのEP-03より劣る印象です。
ミシュランのスタッドレスは乾燥路面での性能が良いと聞いていただけに、ちょっと前評判とは違いましたね。やっぱり自分で試してみないとわからないことって多いですね。


2.高速走行
前述のヨレを感じさせるため、正直EP-03よりもスピードを出したくないです。
EP-03はぬふわkm/h巡航が普通に出来る感じですが、X-ICE XI2はその速度だとちょっと不安を感じます。
ここも前評判とはちょっとイメージが違いましたね。
ゴムを触った感じは結構固めなんですが。


3.圧雪走行
ここはEP-03と比較してアドバンテージを感じる部分ですね。
EP-03よりも安心して走行できる気がします。安定性が良く、ちゃんとハンドル操作が伝わるので、運転してて楽です。
ごく普通の走行速度なら、滑る感覚もないです。


4.氷上性能
ここもEP-03よりアドバンテージを感じますね。
もちろんアイスバーンなので、全然滑らないなんて事はないですが、急ブレーキを踏んでABSを動作させても、思ったより早く停止できます。滑り出しもマイルドで、滑り初めの感覚がわかるので、リカバリのハンドル操作もしやすいです。EP-03よりコントロールしやすいです。

そんなわけで、前評判の乾燥路面の性能重視、高速走行重視とは裏腹に、雪道・氷上重視のタイヤですね。
以上のインプレは、アコードユーロR装着の215/45R17のタイヤで、思いっきり個人の主観が入っているので悪しからず。

駐車場でクルクル~

コントロール性の良いタイヤなので、思わす無人の駐車場でサイドターンでクルクルてたのはここだけのはなしですw
ちゃんと狙った通りに180度ターン出来るのが素晴らしい。EP-03ではこんなにうまくいかなかったような。