東北撮影ツアー火曜日その12009年04月30日 00時22分

東北撮影旅行をダイジェストの続き。火曜日です。

実は前日、時間があったので、今回のメインである田老鉱山のロケハンしてきました。
想像以上に道が悪かったのです。
雨で土砂崩れも心配でしたが、火曜日は何とか午前中は晴れまして。

国道から少し山道を入ると、まず見えてくるのが沈殿湖です。



鉱山には必ずありますが、実際に生で見るのは初めてです。毒々しいですね。



道はすこぶる悪いです。情報では未舗装とあったのですが、違いました。
かつては舗装されていたのが、長年整備されていないため、アスファルトはめくれ、土砂が堆積し…といった具合にボコボコの道になっています。
まったく人が来ない場所ではないので、ここまで荒れているのも珍しいです。雨で土砂崩れが心配です。既に写真では崩れてます。
車高の低いアコードには似つかわしくない道です。パンクさせないようゆっくり慎重に進んでいきます。



唯一残っている鉱山住宅です。
先日掲載した航空写真では、まだ多くの住宅が写っていますが、その多くは取り壊されています。
撮影中2台車通過、鉱山は某大学が現在管理していて、宇宙線測定設備があるそうです。
思いっきり見られましたね…



右側に巨大なシックナーがありますね。いよいよ本丸?が姿を現します。



その大きさに圧倒されます。写真では伝わらないですね。



えー、今回、管理者の方がなにやら作業で出入りしてまして、正面切って潜入が出来ませんでした。
なので、このトンネルをくぐっての潜入です。



トンネルを抜けると、ちょっとした廃墟。



キャップランプ(ヘルメットについてる懐中電灯)の充電設備。ずらりとメーターが並んで、蓄電池を充電していたのでしょうね。
足元にはGSやYUASAバッテリーが転がっていました。後に両者が合併してGSユアサになるとは、このとき誰も予想していなかったでしょう。


ではいよいよ本丸に潜入。
作業者のいる建物をいつになくすばやく駆け抜けました!









ため息が出ました。もう言葉もないですね。
あまりの巨大さに、そしてどこを見ても絵になります。もうね、どこをどう撮ったらいいかわからなくなってきます。
漫然と広角レンズで撮影するにしても、巨大すぎます。12mmでも足りないんじゃないかと思えるぐらいに。



地面がぬかるんでます。思いっきり靴を汚す。せっかく廃墟撮影用のホーキンスを持ってきたのに、履き替え忘れた。



続きは次回。